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【ファシリテーショングラフィック講座 参加報告】(2016.11.28)

【ファシリテーショングラフィック講座 参加報告】(2016.11.28)
2016年11月26日・27日に、広島県民文化センターで開催されたファシリテーショングラフィック講座をスタッフが受講しましたので、報告します。

ファシリテーショングラフィックとは、書いて行うファシリテーションのことで、参加者から出て来た意見を書きとめる技術で、様々な話し合いをより良くくすることが目的の技術です。

講師は、NPO法人グリーンシティ福岡代表の志賀壮史さんです。
県内外から、20名の参加がありました。
基本的なマーカーの持ち方や書き方、立ち振る舞い 、「聞いて書く」トレーニングや、テーマを持っての実習を交え、フィードバックを講師からいただきながら、見た目に上手に記録する、というよりも「話し合いをよりよくするんだ」「話し合いを勇気つけるものにするんだ」という意識をしっかりもち、その中で技術を使っていくことが大切だということがよくわかりました。
小さな会議や打ち合わせでも、これらのことをしっかり活かしていきたいと思います。

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【活動報告】千町原秋の草刈り!〜茅を刈ろう〜(2016.11.20)

千町原秋の草原保全活動も13年目となりました。
昨年から実施している、茅を刈り、茅プロジェクトに参加するプログラムを今年は本格的に開始しました。
茅を刈り、乾かすために茅ボートにしました。
1日の作業、参加者36名(うち中学生3名)で17基できました。

今朝は雨が激しくふりました。
しらかわハカセによる「芸北せどやま再生事業」のお話から「茅プロジェクト」がどう始まったか、の解説をしっかり聞くことで、「なぜ千町原で茅を刈ることが大切なのか」を知ることができました。
室内でのお話タイムを長めにとることで、何とかお天気が回復し一安心。

フィールドに行き、茅を草刈り機で刈る班、鎌で刈る班、運び出す班、束ねる班に分かれ、作業を進めます。
会話も生まれ、協働で汗を流すのは楽しいですね。

八幡の坂井健作さんは小さなころから茅を刈ったり、茅葺きのお手伝いもしていたという経験から、束ね方や茅ボートの建て方の講師をしていただきました。
稲わらで束ねる姿は、長年の知恵や技が光っていました。

このように、茅刈りでは交流の楽しみの要素あり、文化の継承あり、環境保全の視点もあります。
遠くは山口県、島根県からも参加いただきました。
私たちが目指していることは「草原保全を安全に続けていくこと」です。
13年間の間に、様々な課題があり、クリアしたこともあればまだまだ解決していないこともたくさんあります。

地域住民、ボランティア、行政、NPO、応援してくださる方々の声を合わせて、よりよい活動に高めていきたいと考えています。

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【活動報告】千町原の草刈り隊!(2016.11.17)

今日も千町原の草刈り隊の5名のみなさまが、活動してくださいました。

1班はオオハンゴンソウの駆除の実験を、1班は今週の茅刈りの下準備を1日かけて作業を進めました。
秋晴れのもと、さわやかな作業だったと、隊員のみなさまが報告にきてくださいました。
本日もありがとうございました!

現在、高原の自然館の隣にある古民家「山麓庵」では茅の葺替えが行われています。
この茅は、昨年茅プロジェクトでの茅金市場にて集められものだそうで、とても感慨深いです。
今年刈る茅もこのように、町内の茅葺き屋根に使われる予定です。
楽しみですね。

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【活動報告】千町原の草刈り隊!

2016月10月20日(木)
千町原草原保全ボランティアの中から生まれた「草刈り隊」が、10月の活動を行いましたのでレポートします。
少人数のグループで6月に発足し、月に数度、千町原で草刈りをしてくださっています。
きっかけは、特定外来種に指定されているオオハンゴンソウでした。
各地で問題となり駆除には苦心している中、いまだに簡単で決定的な方法は見つかっていないようです。
草刈り隊のメンバーから様々な提案をいただき、ゾーンごとにテストを繰り返し少しずつでも駆除にトライしてくださっています。
この日は秋晴れの中、根を抜いたり、いろいろな草刈り刃を試しながらの作業となったようです。
いつもありがとうございます。

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【活動報告】霧ヶ谷湿原のいきもの観察とデジタルカメラ教室(2016.10.4)

【活動報告】(2016.10.4)

2016年10月1日(土)に実施した「霧ヶ谷湿原のいきもの観察とデジタルカメラ教室」についてレポートします。

お天気の心配をしながらの開催となりました。初めての試みである「霧ヶ谷湿原のいきもの観察とデジタルカメラ教室」は、募集から大人気でプログラムで、小学生も含めた19名のみなさんの参加をいただきました。
このプログラムは、「未来につなぐふるさとプロジェクト」にご支援いただきました。このプロジェクトはCANONグループによる「生物多様性を育む社会づくりの貢献」を実現するために、国内7箇所で実施されています。

まず、地域の自然を知るために、高原の自然館のしらかわハカセによる自然観察会からスタートです。
西中国山地の自然や歴史的な背景を学ぶことで、午後からの写真撮影の時間のヒントにもなります。
雨が降るため、予定を変更して、高原の自然館からこうら池までのルートとしました。
一本のコナラの木をみるだけで、萌芽について、ヤドリギやナメクジ、コケなど生物多様性に富んだお話を聞くことができ、参加者も引き込まれていました。
ぶなの里近辺の林の川ではクロカワゴケや小さなキノコを見たり、こうら池ではカンボクの実やトリカブトなどを観察しました。
山麓庵でのお弁当タイムを挟み、いよいよカメラを使っての撮影です。
講師の中島先生より、レクチャーがあり、「カメラの構え方」「持ち方」「ズームの使い方」「再生の仕方」など、基本的なことから教えていただきました。先生からのお題は「大きく写すこと」で、バディになった二人組でフィールドを周り、思い思いの写真を撮りました。雨が降るおかげで撮ることのできたものもあり、約1時間の撮影を終え、印刷タイムです。各自「今日のイチバン!」を選びA4サイズにプリントしてもらいました。なんと今日の撮影したデータが入っているSDカードもプレゼントしていただきました。
各自の写真が揃ったところで先生からの講評です。「クモの姿がしっかり撮れている」「トンボが片手にとまらせ、片手で撮ったいい写真!」「ローアングルでコケを狙ったトトロの世界観の写真」など、写真ごとの視点で褒めていただき参加者も満足そうでした。
自然観察をすることで、より対象物を知り、写真の背景まで考えることができ、写真の基本的な技術も身につけることができたプログラムでした。
アンケートには「カメラが欲しくなりました」というものもあり、自然好き、写真好きな人が増え、生物多様性が高まる活動に結びついていくことができればいいなぁと感じました。

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来年も開催の予定です。