投稿者「staff」のアーカイブ

【おしらせ】東八幡原 観測点 気温計の更新(2025.10.29)

広島工業大学と、高原の自然館の共同により、「東八幡原 観測点」として設置された気温計。
高原の自然館周辺の気温がわかるだけでなく、他の地点との比較などが出来るようになりました。

下記のQRコードを読み込むと、高原の自然館周辺の最新の情報が確認できます。
高原の自然館来館者にも気軽に温度を確認してもらえるよう、自然館掲示板にもQRコードを掲示しています。

・八幡って夏は涼しいと聞くけれど、実際どれくらいの温度なの?
・八幡の冬はどれくらいまで気温が下がるの…?
・他の地域と比べて、どれくらい寒いんだろう…?

そんな疑問を気軽に解決出来る気温計。
ぜひ、QRコードで実際に温度を確認してもらえればと思います。
https://measure-hub.cc.it-hiroshima.ac.jp/yawata/

足元の秋(2025.10.29)

秋晴れ!の八幡からこんにちは。
今朝は、霜が降りるほど冷えました。
着々と周りの木々も彩り始め、いかにも秋本番というお天気です。
足元にも、秋を感じられる景色が広がっていました。

ついに霜が降りました!
葉についた霜や水滴がキラキラ綺麗。

ドングリころころ。
高原の自然館の駐車場には、大量のドングリが。

紅葉と赤い実いろいろ(2025.10.26.)

曇り空の八幡からこんにちは!
八幡の朝夕は10度前後となる日も多くなり、少しずつ「秋本番」を感じるような時期となりました。
高原の自然館周辺の木々も着々と色を変え始めてきてます。
カンボクをはじめ、いろいろな赤い実も成っており、それぞれの違いをじっくり観察してみるのも面白いかも?
また、高原の自然館の中にも秋が来ましたので、ぜひお立ち寄りくださいね。

駐車場のコナラをよく見ると、上の方から少しずつ、黄色く染まってきています。
こうやって「どこから色が変わってくるのか?」を見てみるのも面白いかも?
この時期ならではのグラデーションも綺麗!

コナラの幹に巻きついて紅葉しているのは「ツタウルシ」。葉っぱが3つなのが特徴です。
漆成分の「ラッコール」という物質を含んでいるのでかぶれます。ご注意を!!


少しずつ、周りの景色にも赤が目立ってきています。

千町原や霧ヶ谷湿原など、八幡周辺でこの時期よく見かける真っ赤な実は「カンボク」。
ツヤツヤしていて、柔らかそうで美味しそうですが、地域では「トリハマズ(鳥食まず)」=鳥も食べない実とも。

こちらの真っ赤な実は「ナナカマド」。
カンボクと比べると少し硬そうかな。

実が握りこぶしのように見えるから、「コブシ」と名前がついたんだとか。
握りこぶしから、ちょろっと赤い実が顔を出していてかわいいですよ♪

道路脇でよくみる、真っ赤な実は「マムシグサ」の実。
たまに「食べられますか?」と聞かれますが、シュウ酸カルシウムやサポニンなど、毒性のある物質を含んでいますので、見るだけにして、楽しんでくださいね。

高原の自然館内も秋バージョンに!
ブナ林の紅葉(黄葉)をぜひお楽しみください。

鳥のコーナーは、冬鳥たちが登場です。
秋や冬、鳥たちがどのように過ごすのかぜひ、ボタンを押してご視聴くださいね。

【イベント案内】八幡高原の野鳥観察会(秋)(2025.11.8.開催)


一足早く冬が訪れる八幡高原で冬鳥を観察します。草原、湿原、水田、ため池で冬鳥の姿を探しましょう。千町原ではキレンジャクやツグミ、水田では国内でも珍しい冬鳥のシラガホオジロやノスリ、ハイタカなどを観察しましょう。
ため池ではシベリアから渡ってきたばかりのカモ類を観察します。
これからバードウオッチングを始めたいという方も歓迎します。

  • 開催日時:2025年11月8日(土)9:00〜12:00頃まで
  • 集合場所:高原の自然館
  • 講師:上野吉雄
  • 準備物:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳)、自然観察手帳、あれば双眼鏡、フィールドスコープ
  • 定員数:20名
  • 参加費:小中学生・観察手帳をご持参の場合:無料
    一般:500円

お申し込みはこちらから

    ○初めて参加される方は,以下の項目もご記入ください.

    ○以下は,任意でご記入ください.

    【活動報告】千町原の草刈り隊の作業日記

    10月23日は、千町原の草刈り隊による、月に一度の作業日でした。
    朝早くから7名の方が集まってくださり、中島さんを中心に草原の整備を進めました。

    この日の主な作業は、主に二つです。

    • 特定外来生物オオハンゴンソウの駆除
    • 来月、11月23日に行われる「茅刈り(かやかり)」がスムーズに行えるようにするための整備

    数日前からぐっと気温が下がり、この日も朝は冷たい風が吹いていました。しかし時間が経つにつれ空は晴れ、草原はぽかぽかと暖かくなり、歩いているだけで心地よいほど。そんな陽気の中、笑い声も交えながら作業が進んだそうです。

    外来植物の駆除は地道な作業ですが、草原の生態系や景観を守るためには欠かせない大切な仕事です。
    そして来月の茅刈りに向けた準備も着々と進んでいます。
    ひとつひとつの手が、千町原の美しい草原の姿を未来につないでくれています。

    参加してくださった草刈り隊の皆さん、本当にありがとうございました。
    次回の草刈り隊でも、安全に、そして楽しく活動ができますように。