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足元の秋(2025.10.29)

秋晴れ!の八幡からこんにちは。
今朝は、霜が降りるほど冷えました。
着々と周りの木々も彩り始め、いかにも秋本番というお天気です。
足元にも、秋を感じられる景色が広がっていました。

ついに霜が降りました!
葉についた霜や水滴がキラキラ綺麗。

ドングリころころ。
高原の自然館の駐車場には、大量のドングリが。

紅葉と赤い実いろいろ(2025.10.26.)

曇り空の八幡からこんにちは!
八幡の朝夕は10度前後となる日も多くなり、少しずつ「秋本番」を感じるような時期となりました。
高原の自然館周辺の木々も着々と色を変え始めてきてます。
カンボクをはじめ、いろいろな赤い実も成っており、それぞれの違いをじっくり観察してみるのも面白いかも?
また、高原の自然館の中にも秋が来ましたので、ぜひお立ち寄りくださいね。

駐車場のコナラをよく見ると、上の方から少しずつ、黄色く染まってきています。
こうやって「どこから色が変わってくるのか?」を見てみるのも面白いかも?
この時期ならではのグラデーションも綺麗!

コナラの幹に巻きついて紅葉しているのは「ツタウルシ」。葉っぱが3つなのが特徴です。
漆成分の「ラッコール」という物質を含んでいるのでかぶれます。ご注意を!!


少しずつ、周りの景色にも赤が目立ってきています。

千町原や霧ヶ谷湿原など、八幡周辺でこの時期よく見かける真っ赤な実は「カンボク」。
ツヤツヤしていて、柔らかそうで美味しそうですが、地域では「トリハマズ(鳥食まず)」=鳥も食べない実とも。

こちらの真っ赤な実は「ナナカマド」。
カンボクと比べると少し硬そうかな。

実が握りこぶしのように見えるから、「コブシ」と名前がついたんだとか。
握りこぶしから、ちょろっと赤い実が顔を出していてかわいいですよ♪

道路脇でよくみる、真っ赤な実は「マムシグサ」の実。
たまに「食べられますか?」と聞かれますが、シュウ酸カルシウムやサポニンなど、毒性のある物質を含んでいますので、見るだけにして、楽しんでくださいね。

高原の自然館内も秋バージョンに!
ブナ林の紅葉(黄葉)をぜひお楽しみください。

鳥のコーナーは、冬鳥たちが登場です。
秋や冬、鳥たちがどのように過ごすのかぜひ、ボタンを押してご視聴くださいね。

【活動報告】千町原の草刈り隊の作業日記

10月23日は、千町原の草刈り隊による、月に一度の作業日でした。
朝早くから7名の方が集まってくださり、中島さんを中心に草原の整備を進めました。

この日の主な作業は、主に二つです。

• 特定外来生物オオハンゴンソウの駆除
• 来月、11月23日に行われる「茅刈り(かやかり)」がスムーズに行えるようにするための整備

数日前からぐっと気温が下がり、この日も朝は冷たい風が吹いていました。しかし時間が経つにつれ空は晴れ、草原はぽかぽかと暖かくなり、歩いているだけで心地よいほど。そんな陽気の中、笑い声も交えながら作業が進んだそうです。

外来植物の駆除は地道な作業ですが、草原の生態系や景観を守るためには欠かせない大切な仕事です。
そして来月の茅刈りに向けた準備も着々と進んでいます。
ひとつひとつの手が、千町原の美しい草原の姿を未来につないでくれています。

参加してくださった草刈り隊の皆さん、本当にありがとうございました。
次回の草刈り隊でも、安全に、そして楽しく活動ができますように。

雨の合間に(2025.10.4)

雨が降ったり止んだりと、天気の落ち着かない八幡です。
雨の合間に高原の自然館周辺を見てみると、秋を感じる景色が広がっていましたよ。
高原の自然館裏の、湿地帯にひっそりと咲いているシラヒゲソウ。
花弁の糸状の切れ込みを「ヒゲ」に見立てて「シラヒゲソウ」と名付けられたそうだ。

淡いピンクが可愛いミゾソバ。溝に生育する、蕎麦ににた花を付ける花だから、ミゾソバなんだとか。

模様の可愛いアケボノソウの黄色い部分は、あまい蜜線。アリが蜜を求めて遊びにきていた。

シジミチョウの一種、ベニシジミもアケボノソウに来訪。

いかにも「秋!」というような、全身真っ赤な赤とんぼ。
秋に見られる赤とんぼと呼ばれるトンボの中で、全身真っ赤になるのは「ナツアカネ」のオス。

沢の中洲で咲いていたのは、紫色が美しいタンナトリカブト。花、葉、茎、根、全てに毒を持つ毒草でもある。
美しい花には毒がある…!?

【おしらせ】クマの目撃情報について(2025.9.7)

臥竜山〜掛頭山の登山道にてクマの目撃情報がありました。

(写真はイメージです)

日時:2025年9月6日(土)9時半〜10時ごろ
場所:猿木峠(臥竜山から掛頭山に向かう途中の、水口谷湿原へと下る道の分岐路)周辺

周辺を散策される際には、
・クマ鈴など、音が鳴るものを携帯する
・一人では行動しない
・人目のつかないところには行かない
以上のことを心がけ、十分にご注意ください。