芸北せどやま再生プロジェクト

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目的

木質バイオマス(主にコナラなどの落葉樹)の利用を促進することで,使われなくなった「せどやま(裏山,里山)」の管理を促進し,地域の景観保全や環境保全(生物多様性の保全)を実現することです.また,木質バイオマスの流通過程において芸北だけで使える「地域通貨」を活用することで,地域経済の活性化も図ります.

内容

せどやまの木を搬出してくれた人に,森林整備の対価として「せどやま券(地域通貨)」で支払います.木を実勢価格より高く買い入れることで,木材の有効利用と,山仕事の復権を目指します.これまでハードルが高かった木材出荷を,軽トラックに積載できる2m足らずの短材でも気楽に出荷できるようにすることで,より多くの方が山仕事に関わる事が出来るような仕組みを作りたいと思います.さらに,その対価を芸北地域でしか利用できない地域通貨「せどやま券」で支払うことで地域の活性化を図ろうとするものです. この事業は,美しい里の景観を作りながら地域の活性化を目指すものです.

  • 日時:木の受け入れは登録者に通知
  • 場所:芸北地域
  • 対象:「せどやま再生」は,自伐林家を増やすことによって芸北の森と地域を元気にしていこうとするものです.そのため,出荷者は芸北在住もしくは在勤等で,対象森林は芸北内に限られます.登録のためには説明会への参加が必要です.
  • 協力機関:芸北せどやま再生会議・西南地区地域振興協議会

芸北せどやま再生会議について

 2012年10月に発足した芸北せどやま再生会議は、2018年7月1日より、運営団体がNPO法人西中国山地自然史研究会となる運びとなりました。
今般の組織改編は、運営の合理化とともに、両組織の強みが生み出す効果に期待するものでございます。
これを機にスタッフ一同新たな決意をもって、鋭意努力いたす所存でございますので、今後も倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
なお、活動の内容や、スタッフ体制は変わりはございません。

紹介冊子

芸北せどやま再生事業の内容は,以下の冊子もご覧下さい.

芸北せどやま再生事業の紹介冊子

芸北せどやま再生事業
−事業のご案内−
(PDFファイル,8.8MB)