を実際に手にはめてみました。
「活動報告」カテゴリーアーカイブ
【活動報告】芸北トレッキングガイドの会ミーティング(2021.4.6)
2021年4月5日(月)に、芸北トレッキングガイドの会の会議に参加したので報告します。
内容は、2020年度の振り返りと、2021年度の予定決めです。
今年も湿原や雲月山トレッキングのガイドの予約がすでに何件も入っていました。
「湿原は行けるけど、雲月山は体力的にちょっと難しい・・」というメンバーが増えてきましたので、体力のあるガイドさん、絶賛募集中!!となりました。
続いて、高原の自然館の白川学芸員が、青森県を訪れた際に、素晴らしいガイドである山本さんに出会ったことに関して、情報共有がありました。
小さなグループでのプラベートガイドという位置づけでの話題です。
・安心なガイド
・道具を配って使わせてくれる
・食べ物の紹介
・自分の興味の延長線
・「青森」をガイドする
というキーワードで、具体的なエピソードの紹介がありました。
雪の八甲田山という極めて特別感のある場所で、なかなか見ることのできない光景の写真からも、その面白さが伝わってきました。
「爆裂噴火口をはじめ、地質や地形の話はおもしろい」「○○にいくなら、××を見るといいよーという案内」「いい写真をたくさん撮ってもらえて楽しい」「名産ほどでもないけれど、地元の気軽に手に入るけど珍しい食べ物が嬉しかった」などなど、私たち芸北トレッキングガイドにも真似できるヒントがたくさんありました。
また、 という手袋の手の甲側に心肺蘇生法の手順やコツが表示されているアイテムの紹介もあり、AEDだけではない備えができることも新たな収穫でした。
「ガイドは技術だけでなく、人柄もある。この人に会いたいと思わせるガイドになりたい」といった参加ガイドの感想もありました。
5月から予約も入り、芸北トレッキングガイドはスタートします。
西中国山地自然史研究会では、ガイド養成を担当していますので、養成講座や情報提供をしっかり実施していきたいと思います。
【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.25(2021.1.26)
西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
今年度7回目開催となった1月26日(火)のキャリア朝礼に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは八幡出身で美和在住の池田千恵美さんです。
芸北分校の卒業生でもある池田さんは、急なお願いにも関わらず、とてもユニークなキャリアのロードマップを資料として準備してくださいました。
それをみながら、その背景にある想いや、時々の決断に関わるメッセージを伝えていただきました。
芸北分校で生徒会長を務めたエピソード、銀行での1円の処理作業に困ったこと、会社員を経験したからこそ身についた技術など、経験に基づいているメッセージが強く伝わってきました。
・「どうせ」ではなく「せっかく」芸分に来たんだから「せっかく」と言う言葉で過ごしなさいという印象に残った芸北分校入学時の祝辞(のちほど聞くところによると当時教育長であった水野尚志氏の祝辞だったそう)
・みなさんの背中には、自由な羽がある。軌道修正しながらトライしてほしい
・背中を押してくれる仲間がいることが力になっている
・高校2年生の時に出会ったことば「夢を夢のままにせず、その夢に向かって努力する事が生きる事だ!」 を大切にしている
印刷会社、大手銀行というキャリアを経て、現在は畑生活(農業)をしている池田さん。オンラインでデザインの勉強もこなしながら、3つのアルバイトもかけもちしながら、「楽しいなって思いながら過ごす人生」を過ごされています。すごい!
カラフルな自作のジャム(商品です)も見せてくださいました。
生徒からは、「マイナス面の意見を言う仲間がいたらどう接するか」「自分も将来果樹園で働いきたいと考えているが、池田さんはどんな果樹を栽培しているのか」という2つの質問が出ました。
「仲間から言葉を引き出し深いところまで聞くことを大切にしている」「新しい果樹にも挑戦していているところ。DOHOスタイルという農業の技術も学んでいる」という回答がありました。
自分の流儀を持ちながらも、仲間や家族を大切にしている池田さんの畑づくりや商品にとても興味がわきました。
畑の見学はウエルカムだそうです。
池田さんの活動や商品についてはこちらから
屋号: Monpe du Rita
※ジャムやピクルス、絶品です。
NPO法人西中国山地自然史研究会は、今年度もキャリア朝礼に関わらせていただきました。次年度も!というお声がけを担当の先生からいただきましたので、引き続きコーディネートしていければと思います。ご協力くださったみなさん、本当にありがとうございました。
【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.24(2020.12.1)
西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
今年度6回目開催となった12月1日(火)のキャリア朝礼に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは千代田在住の作業療法士雪田和也さんです。
雪田さんは千代田中学校、高陽高校を経て、リハビリテーションカレッジ島根で学び、作業療法士として豊平病院に勤務ののち、現在は雄鹿原診療所の作業療法士として勤められています。
白バイに乗りたかったという夢もあったそうですが、作業療法士という道を選び、専門学校時に実習の中で出会った方に「自分のことを知らないと患者さんのことを理解できない」ということから自分史を作ったエピソードがとても印象に残りました。
理学療法士は運動機能の回復のスペシャリストであるのに対して、作業療法士は日常生活をスムーズに送るためのリハビリテーションを行う生活支援のスペシャリストだそうです。
診療所内でリハビリをすることもあれば、患者さんのお宅を訪問し、その場でリハビリをすることも多く、「相手がどんな人か」ということがとても重要で、「相手を知るために自分を知る」という意識が役に立っているそうです。医療現場で働くことを目指す生徒も多く、雪田さんの経験や意識していることに興味が集まったようでした。
「仕事をしていて印象に残ったことは?」という質問には「手が上がりにくくなった高齢者から、リハビリをうけて料理ができるようになったよ、という言葉を聞いたこと」という回答がありました。
仕事の内容や、雪田さんのキャリアを形成する考え方を聞かせていただき、作業療法士は、高齢者をはじめ、暮らしに不安を抱いている人に寄り添うことができる、患者やその家族、ひいては地域にとっても大切な存在だなぁと改めて感じました。
【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.22(2020.9.29)
今回のセンパイは「林業舎 雨と森」の後藤智博さんです。
後藤さんは広島市出身で、愛媛大学法文学部で考古学を専攻されていたそうです。
一体的に表す技術)や樹木医の資格取得を経て、現在は「林業舎雨と森」の共同代表として、日々広島県の山林で施行をされています。