【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.27(2021.6.8)
西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
今年度1回目開催となった6月8日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは広島を代表するパン屋「タカキベーカリー」の大友涼太さんです。
大友さんは、大阪出身で、タカキベーカリーの営業職として採用され、全国で働いたのち、同社の運営する研修所の高木俊介製パン学校17期生として、芸北の八幡で「土づくりから食卓まで」をコンセプトに、パンや農業の研修をされています。
高校時代は勉強していい大学に入ること以外、やりたいこと・なりたい職業のない日々を過ごしていたそうですが、広島大学で開催された生物学のオリンピックに挑戦!昔から生物学に興味があったことを思い出し、自分の興味のある分野で大学に入学するきっかけに。その経験から、先生という職業になろうというも目標に出会えて、教職の免許を取ることになったそうです。
さらに大学時代はスポーツ用品店での接客アルバイトに挑戦!お客さんに自分の提案が受け入れられて感謝してもらえる喜びを知ったそう。そこから、人と人、人と物を繋ぐ現在の営業職への道が拓けたそうです。
「挑戦できるときは挑戦した方がいい!」
タカキベーカリーに入社後も、研修生の道を挑戦しておられます。
部活に挑戦しなかったので、現在、後輩への対応に悩んでいるので部活に挑戦してみて欲しいという、自分のできなかったことからの学びも伝えてくれました。
大人になると失敗が組織を巻き込んで失敗しにくくなるので、今のうちに個人の挑戦と失敗をして将来の選択肢を増やして欲しいと、熱く最後を締めくくられました。
興味の持てることに挑戦し、将来何をやるかを見つけて行った歩みから、挑戦することの大切さを伝えてもらいました。失敗をおそれず、挑戦してみる勇気とそこに待つ経験への希望が生まれるお話でした。(前田なっちぇ)