タグ別アーカイブ: 大朝

【イベント案内】ゴギの産卵観察会; ?> )

  • 開催日時:2014年11月9日(日) 9:30
  • 集合場所:大朝公民館
  • 講師:内藤順一
  • 準備:基本セット,双眼鏡,暖かい服装
  • 定員数:30名
  • 参加費:
    • 一般=300円
    • 賛助会員=100円
    • 正会員・中学生以下=無料

サツキマスから少し遅れて,ゴギが繁殖の時期を迎えます.事前に学習を行ったあと,現地にて生育環境や繁殖の様子を観察します.普段は警戒心が強く,中々姿を見られませんが,繁殖期なら日中でも観察できます.山中での観察会ですので暖かい服装でお越しください.

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新聞に掲載されました【北広島町自然学術調査報告会】; ?> )

北広島町自然学術調査報告会が,いよいよ明日千代田で,あさってには大朝で開催されます. 今朝の中国新聞・朝日新聞に,この報告会の記事を掲載していただきました. 動植物,地形,気象のことなど,各分野の専門家の先生が,調査でわかったことを報告くださいます. 貴重なお話を聞きにきませんか? 質問の時間もありますので,地域の自然に関する質問も歓迎します! どうぞお気軽におこしください. スタッフもみなさんにお会いできることを楽しみに,今準備を進めていますよ〜.

20140124朝日新聞

【イベント報告】ゴギの繁殖観察会; ?> )

  • 開催日時:2013年11月10日(日) 9:30
  • 講師:内藤順一

小雨が降り川の様子が心配される中,ゴギの繁殖観察会が行われました.
今回は内藤順一先生が講師の予定でしたが,都合により,奥山先生と白川学芸員が講師です.
ゴギはイワナの仲間で,頭部の白い斑点が特徴であること,主に中国山地の標高の高い冷水域に生息しており,イワナ属の中では西限に生息していること,採集圧や放流されたヤマメとの競合などにより個体数が減少し,広島県では絶滅危惧I類に選定されていることなどを白川学芸員がスライドを使って解説しました.続いて,オスとメスがペアになって泳いでいる姿や,メスが体全体を使って砂礫(されき)を掘り,産卵床を作っている場面,「舞の行動」と呼ばれる産卵後にゆらゆらと産卵床の回りを泳いでいる様子などを,内藤先生が撮影していたビデオを見ました.
事前学習の後は,実際にゴギを観察します.水の流れがゆるやかで,砂礫が堆積している場所に産卵床を作ります.水深の浅い場所をゆっくりと泳いでいるので,姿を観察しやすくなっているそうです.
現地に到着後,上流側と下流側に分かれてゴギの姿を探しました.参加者は産卵場所を覗き込んだり,双眼鏡を使って水面を眺めましたが,観察を始める直前に雨脚が強くなり,川が濁り始めていて,下流側ではゴギが確認できませんでした.「川が濁るのは砂礫などがたくさん流れているためで,その状態で産卵床を作ってもすぐにまた埋まってしまいます.水の流れも速くなるので,産卵をしたいゴギは流れがゆるやかな上流へと登っているのでしょう」と,奥山先生が話されました.上流側では産卵行動は見られませんでしたが,単独で行動しているゴギの姿を確認でき,「見れた!」「また現れるかも」と,期待を込めて観察する場面もありました.
観察できた時間は短く,見れた方も少数だったのが残念ですが,幻の魚といわれる貴重なゴギの姿を見ることが観察会となりました.「来年こそは産卵行動を見るぞ!」いう期待を込めて現地を後にしました.[ありみつまさかず]

みなさんの印象に残った物

「雨で川にごっていて何も見られなく残念です」「ゴギの産卵期に樹木の紅葉が彩りを増すベストタイミング.雨でゴギが見えなくて残念です.」「雨」「見れなかった」「ゴギを双眼鏡で見たこと」「ゴギの産卵」「ゴギを双眼鏡でのぞいたこと」「ゴギがいる場所がこんなに水たまりの様な所で川幅がせまいこと」「雨とイワナの分布についてと分類」「ゴギの産卵ビデオ」「にごりが出ると産卵床を作らないこと」「いい話が聞けてよかった」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「紅葉がきれいでしたが,雨で観察会が残念でした.子供達が沢山来てたのに残念でした」「限られた環境に生きていることに尊さを感じた」「双眼鏡の景色がよかった」「今日は雨の中ゴギは見られなかったが,上流の厳しい環境の中で,生きていることが良く解った」「生息環境が見れてよかった」「よかった」「むずかしかった」「むずかしかった」「とても勉強になりました.この様な環境がずっと残ってほしいです」「とてもためになった」「他のイワナのことや生息地,各地域のゴギの特徴が知れて楽しかったし勉強になった.また機会があれば見に来たいです」「先生がおられなったのは残念でしたが,いいお話が聞けました」「産卵の現場が見られなかったのが残念」「見れなかったので残念」

具体的に

「とてもよい」「楽しい」「悪天候にも関わらず,対応して下さりありがとうございました」「よかった」「はじめて知ったことがありました」「場所が分からなかった.会場案内がほしかった」

自由記入

「ゴギだけでなく,色々な川に棲む生き物についてもっと知りたいです」「またこういう機会があればぜひ参加したいです」「色んな催しに参加したい」

写真

観察会には子供達がたくさん参加した.
観察会には子供達がたくさん参加した.講師の奥山先生と白川学芸員.
講師の奥山先生と白川学芸員.スライドを移しながら解説する白川学芸員.
スライドを移しながら解説する白川学芸員.色と記号でイワナ属の種類を解説中.「隣合ったものは似ていますが,両端のものはかなり違います」
色と記号でイワナ属の種類を解説中.「隣合ったものは似ていますが,両端のものはかなり違います」内藤先生が撮影されたビデオを見る.メスが産卵床を掘る姿が鮮明に映っていた.
内藤先生が撮影されたビデオを見る.メスが産卵床を掘る姿が鮮明に映っていた.傘や合羽を装備して観察開始.
傘や合羽を装備して観察開始.下流を探す奥山班.奥山先生から産卵に適した場所を教えていただく.
下流を探す奥山班.奥山先生から産卵に適した場所を教えていただく.産卵床はあの辺りかな.
産卵床はあの辺りかな.観察会には良くない天気だが,カエルには絶好の活動日和.
観察会には良くない天気だが,カエルには絶好の活動日和.観察会終了後もゴギを探す.雨が弱まりゴギの姿も見られた.
観察会終了後もゴギを探す.雨が弱まりゴギの姿も見られた.

【イベント案内】ゴギの繁殖観察会; ?> )

  • 開催日時:2013年11月10日(日) 9:30
  • 集合場所:大朝公民館
  • 講師:内藤順一
  • 準備:基本セット,双眼鏡(自然館でも用意します),防寒具
  • 定員数:30名
  • 参加費:
    • 一般=300円
    • 賛助会員=100円
    • 正会員・中学生以下=無料

中国山地の脊梁部に生き残っているイワナ(ゴギ)の観察会です.ゴギは用心深い魚ですが,繁殖期は日中でも観察することができます.事前に学習した後,現地で生息環境や繁殖の様子を観察します.広葉樹の森の大切さが実感できる観察会です.

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【イベント報告】ゴギの観察会(大朝); ?> )

  • 開催日時:2011年11月3日(木) 9:30
  • 講師:内藤順一

 少し雲がかかって,過ごしやすい気温の中,大朝公民館に12名の方が集合しました.今回の講師は内藤先生です.備北では,広島県の天然記念物に指定されている,ゴギの産卵の様子を見てみよう,という今回の観察会,まずは,公民館内で先生のお話を聞きました.瞳大の白い斑紋が,頭部まであるのが特徴であること,澪筋から外れた,砂礫が堆積しているところに産卵すること,河川の開発などで,産卵場所が少なくなったり,川の遡上ができなくなったりして,数が減少していることなど,色々なことを話されました.また,産卵している様子をビデオに撮影したものを上映していただきました.オスとメスが並んで泳いでいる姿や,オスがメスにすり寄って産卵を促しているところ,口を大きく開けて産卵している瞬間や,産卵後に,「舞の行動」と呼ばれる,メスが身体をくねらせながら周囲を泳いている様子などを見ることができました.お話を聞いた後は,実際にゴギを観察しに行きます.車で現場まで向かいました.川岸から覗いてみると,ゆったりと泳いでいるゴギの姿を見ることができました.体長などから,2年目の個体だということが分かりました.内藤先生は「これくらいの大きさの溜まり(?)だと4,5匹くらいは泳いでいる」と言われました.また「今年は,まだ気温があまり下がっていないから,本格的に産卵を始めるのはもう少し先になるだろう」と話されました.引き続き観察していると「小さい個体もいますね」と,白川学芸員が,観察していた場所からすこし離れた場所を指し示しました.先ほどの個体よりもかなり小さく,まだ1年目の個体だということが分かりました.今年は産卵しないためか,泳いでいる場所も,川の流れが早くなる瀬頭周辺を泳いでいました.内藤先生が「ちょっと頭上を見てください」と言われました.見上げてみると,そこには植樹されたスギがありました.「ゴギは基本的に何でも食べるが,その大部分は誤って木から水面に落ちてしまった落下昆虫などを食べている.木が伐採されると,その昆虫が落ちてこなくなる.スギやヒノキなどの植樹されたものは昆虫の幼虫が少なく,枝を横に広げていくものの方がよいので,そのような樹木を残していくのが重要だ」と話されました.参加された方々は,ゴギが泳ぐ姿を写真におさめたり,ゴギの理解を深めようと積極的に内藤先生に質問されたりしました.河川工事や,森林の伐採,別の魚の放流などにより,その個体数が減っているゴギを,守るためにはどうすればよいのか,考える機会となった観察会でした.[ありみつまさかず]

みなさんの印象に残った物

「ゴギがイワナの仲間だと知ったこと」「ゴギとサツキマスの産卵場所の区別がついたこと」「ゴギの生息環境が見れたこと」「山の空気はおいしい」「ゴギのオスのきれいなオレンジ色.」「ビデオの産卵の画像の説明にこもる先生の熱意」「二年目,一年目のゴギが見られた事」「尾びれの橙色がきれいだった」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「里山の自然を大切にしたい」「ゴギという魚に興味が持てた」「ゴギの状況がきびしいことがわかった.内藤先生の話しはわかりやすかった」「ゴギを見ることができて良かった」「八幡に比べてゴギが見やすかったです.」「はじめてゴギを知りました」「今後いつまでもゴギの住める場所が残る事を望んでいます」「環境を守持して命をつないでほしい」

写真

公民館でゴギについて学習する.内藤先生がどの辺りに産卵するかを黒板に書かれている.
公民館でゴギについて学習する.内藤先生がどの辺りに産卵するかを黒板に書かれている.観察場所に到着.ゴギはいるかな?
観察場所に到着.ゴギはいるかな?ゆっくりと泳ぐ2年目のゴギ.ヒレの端がきれいなオレンジ色に染まっていた.
ゆっくりと泳ぐ2年目のゴギ.ヒレの端がきれいなオレンジ色に染まっていた.川の上に張り出した樹木.観察場所からは少し離れていたが,このような樹木があることが,ゴギにとって重要.
川の上に張り出した樹木.観察場所からは少し離れていたが,このような樹木があることが,ゴギにとって重要.こちらは1年目のゴギ.流れが速くなる瀬頭を行ったり来たりしていた.
こちらは1年目のゴギ.流れが速くなる瀬頭を行ったり来たりしていた.内藤先生お手製の水中撮影機器.産卵の瞬間などを,多数撮影してきた自慢の一品.
内藤先生お手製の水中撮影機器.産卵の瞬間などを,多数撮影してきた自慢の一品.撮影機器の話しをする内藤先生.家には,これまでの試作品がたくさんあるそう.
撮影機器の話しをする内藤先生.家には,これまでの試作品がたくさんあるそう.