【活動報告】民泊視察研修 in 大崎上島・内海

3月8日〜9日に芸北トレッキングガイドの一員として、民泊視察研修に参加したので報告します。
子ども農山村交流プロジェクトで民泊を受け入れている北広島町ですが、他の地域の民泊はどのような取り組みをしているのか、児童や生徒たちとどのように交流をしているのかを知り、北広島町の民泊をもっと良くしていこう、盛り上げていこうと開催された今回の視察旅行です。普段は民泊ではなく、体験事業側で参加しているので、体験事業以外で子供たちがどのような経験をしているのか聞くことのできる機会で、とても楽しみにしていました。
最初に芸北を出発し、豊平、千代田道の駅へと移動するにつれ、少しずつバスの中には人が増えていき、最終的には40名という大所帯に。初顔合わせの人も多いからと、バスの中で最初の研修「自己紹介」の開始です。「名前」「どの地域からの参加か」「北広島町の好きなところ」を、3分間で話すという内容でした。
途中小谷SAで休憩を挟んで、竹原港からフェリーに乗り、大崎上島に到着です。
港近くの大崎上島町役場に移動し、研修を行いました。
大崎上島は「まるごと島体験」〜島がぼくらのふるさと〜というテーマで、民泊や体験事業を行っているそうです。
一軒の家庭で孤立して民泊体験をするのは大変だからと、数軒の家で協力して行っているところもあるそうで、興味深くお話を聞かせていただきました。中には、地域の温泉施設の協力というような、北広島町でも取り入れることが出来るだろうというお話もあり、参加者が積極的に質問していたのが印象的でした。
色々と勉強になるお話を聞かせて頂いた1日目の研修は無事終了です。
宿泊したホテルで美味しいお食事をいただき、漁業体験のある二日目の研修を楽しみに、早めに就寝することにしました。
ホテルで同室になった方たちは、民泊をされているお母さんたちです。あまり聞くことがない、民泊家庭での子供たちのお話や、それぞれの工夫が聞けて楽しかったです。
2日目の研修ですが強風のため、残念ながら体験学習はキャンセルになってしまいました。楽しみにしていた研修でしたが、お客さんの安全を第一に考え、体験中止にされた漁業関係者の方達の判断は、素晴らしいと思います。その代わり、体験学習に関わる人たちが急遽集まって、意見交換会や、取り組みのお話を聞くことができました。中には、当日の朝頼まれて駆け付けたという人もおり、心のこもった対応、協議会と関係者の信頼関係の深さが印象的でした。
体験の急遽キャンセルというアクシデントもありましたが、2日間しっかりと民泊や体験事業のことを学ぶことができました。勉強したことをこれからの活動に活かせていければと思います。