ゆらゆら、すいすい──高原の自然館のいきものたち(2025.08.29)

8月も終わりに近づいてきました。
残暑が続く中でも、目に映るものに少しずつ秋の色が混ざり始めています。

朝、高原の自然館の周りを散策中、マツムシソウにとまるツマグロヒョウモンと遭遇しました。
ツマグロヒョウモンの名前の由来は、羽の模様がヒョウの体に似ていることと、端を意味する「ツマ」が黒いことです。
オスは敵から身を守るために、毒のあるチョウ“カバマダラ”に擬態するそうで、とてもゆるやかに飛翔します。
今朝も、マツムシソウの周りをゆらゆらと飛んでいました。

館内ではアブラボテとドジョウを生態展示しています。今日は冷凍赤虫を水槽の中に入れ、様子を観察しました。
水面に浮かぶ赤虫をアブラボテが素早く泳ぎ寄り、独り占めしようと次々と口に運びます。
一方ドジョウは落ち着いた様子で水面に沈んだ赤虫をじっと待ち構え、見つけると静かに吸い込むように食べます。
館内に立ち寄った際は、この小さな水槽の中で繰り広げられるいきものたちのやりとりも、ぜひ観察してみてください。
(見習いスタッフ)

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