投稿者「スタッフ」のアーカイブ

【参加者向け】4月17日(土)の千町原の保全活動について

天気予報では、雨の予報です。
開催の有無を、前日の4月16日13時に判断することとします。
開催しない場合は、メール、お電話などでご連絡しますので、申し込んでいる方で17時までにご連絡がない方は、お電話ください。
また、ホームページでも開催の有無を掲載します。

西中国山地自然史研究会事務局
080-6334-8601

【受け付け終了】地域コーディネーター募集(2021.4.14)

NPO法人西中国山地自然史研究会では、スタッフを募集します。
※応募は締め切りました(2021.4.23)

職種:地域と高校をつなぎ、魅力化を進めるコーディネーター
採用人数:1人
就業場所:北広島町役場芸北支所内(北広島町川小田10075)または広島県立加計高校芸北分校内(広島町川小田10075-15) 雇用期間:4月21日〜3月31日
学歴:高卒以上
仕事の内容
・総合的な探求の時間「みのり学習」の支援に関すること
・生徒会活動「キャリア朝会」の調整・支援に関すること
・地域に関わる教科の支援に関すること
・高校の魅力化に関わる会議の設定や各人・各所との連絡調整に関することと
・取り組みの情報発信に関するこ
・NPOの業務に関すること
必要な経験:地域づくり支援に関する経験
必要な免許:普通運転免許
就業時間:8時15分 〜16時45分
(基本的には平日の2日間。行事によってはそれに限らない)
賃金支払日:毎月15日
賃金締切日:毎月末日
基本給:時給1,000円(平均労働日数10日)通勤手当:全額( 最高15,000円まで )
詳細は添付資料をご覧下さい。
決定次第、求人は締め切ります。
お問い合わせ:特定非営利活動法人西中国山地自然史研究会
事務局:河野(こうの)
メール:staff@shizenkan.info
電話:080-6334-8601

【活動報告】支所カフェVol.15「八甲田山の空、六ヶ所村の湖」(2021.4.8)

2021年4月8日に支所カフェを開催したので、レポートします。
聞き手は浄謙寺の浄謙恵照さん。
北広島町各地から9名のみなさんが集まってくださいました。
三次からもおひとり。全部で13名での支所カフェとなりました。
今回は、高原の自然館の学芸員 白川 勝信さんによる、青森県を訪れたお話です。
参加者に振る舞われたのは「なかよし」というお菓子。チーズ×いかのやみつきになるうまい味でした。
スライドでは青森を代表する「ねぶた」と「奥入瀬渓谷」の紹介も。
黒々とした玄武岩、所々の氷瀑(ひょうばく)の様子もダイナミック!
そして「天は我々を見放した」という悲劇の言葉も残されている八甲田山のお話。
お天気に恵まれた雪山登山。とても青空が美しく、なかなか見ることのできないエビフライやモンスターと名付けられた樹氷の写真や急斜面をそりですべる動画があり、リアルな現地の様子が伝わってきました。
また、同行したご友人山本さんの、ユニークなガイドの様子も興味深く、グッズや食べ物など、わくわくするような紹介が続きました。
ここで休憩に入り、

QQGLOVE

を実際に手にはめてみました。

「役場の公用車などに備えるのもいいかもー」という声もありました。実現してほしいです。
そして、六ヶ所村のお話。
「水と緑と、風と科学と」という観光向けキャッチフレーズからもわかるように、原子力風力発電、太陽光発電、天然ガスのコジェネなどあらゆる発電施設があるようです。
芸北とほぼ同じ面積の村ですが、人口は1万人とケタが違います。
前情報なしに訪れたという六ケ所原燃PRセンター。
ここは原子燃料サイクル施設を紹介する施設。
白川さんからは、見学の様子とともに、「原発の是非ではなく、見方を変えて話したい」という前提で「ごみ」の話題となりました。
ごみは自分たちがいらないもの、ですが、施設見学を通じて「いらないものはどこに行っているのか?」ということを考えさせられたそうです。
看板が写った一枚の写真からは、村内には一般の人が入れない場所、使えない場所があり、ここからうかがえることは、スタンダードな暮らしってなんだろう?という正解がないであろう問いかけもありました。
「引き受けること」というキーワードから、国内唯一の射爆場の飛行機の爆音映像もありました。
「私たちの安全な暮らしには、誰かが何かを引き受けている」ということがわかる旅で、「僕たちの暮らしはだれかのくらしにつながっている」と話題が締められました。
聞き手からは、「六ヶ所村はけったいな村だという印象だったが、自己責任という言葉が思い浮かんだ」「自分たちの地域が引き受けていたらこういう暮らし、ということがイメージできた。他人事ではない」という感想もありました。
参加したみなさんも、青森県の魅力、そして違った一面を感じ、少しモヤモヤも残ったカフェになったかもしれません。
  

【活動報告】芸北トレッキングガイドの会ミーティング(2021.4.6)

2021年4月5日(月)に、芸北トレッキングガイドの会の会議に参加したので報告します。
内容は、2020年度の振り返りと、2021年度の予定決めです。
今年も湿原や雲月山トレッキングのガイドの予約がすでに何件も入っていました。
「湿原は行けるけど、雲月山は体力的にちょっと難しい・・」というメンバーが増えてきましたので、体力のあるガイドさん、絶賛募集中!!となりました。
続いて、高原の自然館の白川学芸員が、青森県を訪れた際に、素晴らしいガイドである山本さんに出会ったことに関して、情報共有がありました。
小さなグループでのプラベートガイドという位置づけでの話題です。
・安心なガイド
・道具を配って使わせてくれる
・食べ物の紹介
・自分の興味の延長線
・「青森」をガイドする
というキーワードで、具体的なエピソードの紹介がありました。
雪の八甲田山という極めて特別感のある場所で、なかなか見ることのできない光景の写真からも、その面白さが伝わってきました。
「爆裂噴火口をはじめ、地質や地形の話はおもしろい」「○○にいくなら、××を見るといいよーという案内」「いい写真をたくさん撮ってもらえて楽しい」「名産ほどでもないけれど、地元の気軽に手に入るけど珍しい食べ物が嬉しかった」などなど、私たち芸北トレッキングガイドにも真似できるヒントがたくさんありました。
また、  という手袋の手の甲側に心肺蘇生法の手順やコツが表示されているアイテムの紹介もあり、AEDだけではない備えができることも新たな収穫でした。
「ガイドは技術だけでなく、人柄もある。この人に会いたいと思わせるガイドになりたい」といった参加ガイドの感想もありました。
5月から予約も入り、芸北トレッキングガイドはスタートします。
西中国山地自然史研究会では、ガイド養成を担当していますので、養成講座や情報提供をしっかり実施していきたいと思います。

雪去りし苅尾山(臥竜山)(2021.3.25)

春を呼ぶ林道の除雪が終わったと聞き、苅尾山に行ってみました。
地図上では臥竜山との表記がありますが、地域の方は昔ながらの「かりお」と呼びます。
木々の葉が落ち、梢の間から八幡の集落、遠くは島根の山々がよく見えます。
8合目に近づくと、谷あいに少しだけ雪が残っていました。
林道脇ではキブシの芽が膨らんでいました。
開花が楽しみですね〜。