西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
今年度3回目の開催となった7月20日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは千代田で農業を営まれている島筒洋二郎さんです。
マラソンが趣味で、各地のマラソン大会に出たり、兵庫から広島へ帰省するのに走って帰るような生粋のランナーです。
学生時代は仕事のイメージを持てず過ごし、コンピュータ関係を学び、兵庫の会社へ就職しました。やりたくて入った仕事ではなく、8時間ずっーとパソコンの前でやる仕事でしんどかったが、同僚に恵まれて、土日のサッカーやマラソンや飲み会を楽しみに、日々を乗り越えておられたそうです。
13年勤めていた会社をやめたのは、自分の仕事に自信がもてなかったこと、ずっとパソコンの前でやる仕事に疑問を抱いたためで、農業をしようと思ってではなかったそうです。
ですが、仕事をやめて、家業の農業を継ぎ、5年が経ちました。
島筒さんは、仕事とは、失敗と達成を繰り返し、レベルアップして成長していくものだという理想があったそうです。実際、社会人を経験するとそうではなく、農業経営でも、理想とのギャップにストレスを感じていたそうです。
そんな中、趣味のマラソンを続けるうちにマラソンと仕事の共通点に気付いたそうです。
「他人と比べる必要はない」
「やる気はやってはじめて出る」
やる前は、走るのがめんどくさくても、走り出したらやる気がでてくる。仕事もマラソンもやり始めることで、やる気が出る!!とランナーらしいメッセージを届けてくれました。
(芸北分校魅力化コーディネーター:前田なっちぇ)