本日芸北小・中学校合同公開研究会が開催されました。
その中の報告発表で、高原の自然館しらかわハカセや、芸北トレッキングガイドの会も協力させていただいた芸北中学校一年生の挑戦科授業も事例として紹介されました。
「挑戦科」は、今年度から同校が文部科学省研究開発学校に指定され始まった、全国のモデルになるトップランナーの取り組みです。
「社会の中で自律して生きる力を有した子どもの育成」を研究主題に、公開授業、分科会、記念講演などが行なわれました。
それぞれの単元作りは「自然」「人」「文化・産業」をキーワードに「適度な負荷」「試行錯誤」をしながら学びます。また「くりかえし」チャレンジする事も重要です。授業スタイルも、「めざす自分」を想定し、手だてを考えて、体験します。
地域・学校・家庭が一体となった取り組みで、子どもたちだけでなく関わる人すべてにとって挑戦です。
プログラムとしては、「芸北の森林資源を活かす炭焼きに挑戦」や「これからの自分や芸北を考える古民家カフェに挑戦」など、発達過程に合わせた活動が授業となります。平成28年度までこの学習は続きます。
私たちも関わりを持ち、将来の芸北を担う子ども達を、地域で育てるお手伝いができればと思います。