毎月第3木曜日は特定外来種のオオハンゴンソウ駆除を目的とした「千町原草刈り隊」の作業日です。
ボランティアの方から報告をいただきましたので、紹介します。
2017年9月21日(水)に作業が行われました。
参加ボランティアは12名です。
根を粉砕する・伸びたオオハンゴンソウを刈る・新芽を掘りだす作業に分かれました。
草刈り機に取り付けた工具を使って、土中のオオハンゴンソウの根塊を粉砕して、枯らしてしまおうと試みました。
さすがのオオハンゴンソウも、根を砕かれては絶えてしまうだろうと思いましたが、飛び散った2グラムの破片からも芽をだし再生を始める、という実験の結果より、粉砕作業からひと月後に芽を出した子株を掘りだして、駆除することになりました。
今回、子株の掘りだし作業に参加した女性陣は5名で、8月に根削りした区画で根気のいる作業に当たりました。
午前中だけでコンテナ4杯分の子株が掘りだされました。
12名という大勢で作業したのは「千町原草刈り隊」では初めてでしたが、やはり大人数で作業する方が、にぎやかで楽しいですね。
この区画のオオハンゴンソウはひとまず見えなくなりましたが、まだまだ2番芽・3番芽が顔を出してきます。
日本全国で駆除の試みがされているオオハンゴンソウとの闘いは、そう簡単ではなさそうです。
※「千町原草刈り隊」は毎月第3木曜日にオオハンゴンソウ駆除作業を行っております。
草原復活に力を貸してみたい!とう方は、芸北 高原の自然館のスタッフまでお問い合わせくださいね。