【活動報告】休眠預金を活用した助成事業の説明会(2020.2.7)

2020年2月6日。
ひろしまNPOセンターが開催した休眠預金を活用した助成事業の説明会に参加しましたので、報告します。
会場の三次市を中心に、約20団体の参加があり、関心の高さがうかがえました。
4つの助成事業の区分があり、「草の根活動支援事業」「新規企画支援事業」「ソーシャルビジネス形成支援事業」「災害支援事業」です。中国地方では中国5県休眠預金など活用コンソーシアムが中間支援団体となり、「草の根活動支援事業」を中国地方で 助成を行います。
中国地方では、地域格差及び所得格差による課題を解決し、暮らし続けられる地域をつくる事業の実行団体募集中です。休眠預金が原資となる性質上、資金の用途については大変厳しい基準や監査が求められます。
説明会でも強調されての説明が続きました。
広島県では「ひと」「しごと」「地域資源」等の好循環モデル形成がテーマとされ、広島県の中山間地域が対象です。説明会に参加されていた団体各自、それぞれの活動に照らし合わせながら、検討している様子でした。
休眠預金など活用法における「指定活用団体」であるJANPIAがビジョンに掲げているのは「誰ひとり取り残さない持続可能な社会作りの触媒に」ということです。

社会課題の解決やその能力の向上、SDGsの達成にも貢献される効果への期待も高まっているようです。
新しい仕組みには困難も伴うと思いますが、市民活動が促進され、よりよい社会形成につながることをねがってやみません。