【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.17(2020.1.15)

西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
2020年1月14日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは広島工業大学准教授の八房智顯さんです。
八房さんは八幡出身で、大学は北海道の北見工業大学を卒業されています。
現在は、広島工業大学で「教育と研究」という2つのお仕事を担っています。
エンジンが専門で博士号も取得されている八房さんですが、小学生のころ、田んぼでみたヘリコプターでの農薬散布が忘れられない思い出だ、という紹介がありました。
ヘリコプターを間近で見て、「乗ってみたい!」という強い思いが研究へつながったともいえるようです。
経験の中からのメッセージは、「百聞は一見にしかず」で、しっかりリサーチしてから経験することの大切さをお話されました。
経験したことは必ず自分のことになり、それがまた次のチャレンジを生むこと。そして「感受性が高い今」だからこその挑戦をしてほしい、と締めくくられました。
ご自身では、見知らぬ土地にいくことも糧としており、時間があれば海外の体験なども聞いてみたかったです。
高校生からの感想を見ていると「なぜ大学の先生になったのか」「海外経験のことをもっと聞きたい」「最近のヘリコプターに乗っているのか?」というものがありました。
八幡のご実家ではドローンを飛ばしている姿をお見かけします。工学博士ならではの視点をまた共有してもらいたいと思います。