芸北トレッキングガイドの会」カテゴリーアーカイブ

【報告】芸北トレッキングガイドの会研修

2月23日(水)に、芸北トレッキングガイドの会の研修を実施したので、レポートします。
芸北トレッキングガイドの会では、メンバー10名が集まり、来シーズンに向けてガイドする資料を、話し合いをしながら作成しています。
前回はルートの地図を作成し、そこで重要なモノやコトをピックアップし、メンバーそれぞれに振り分けて、調べてくることを宿題としていました。
今回はその宿題を提出するというところから始まりました。
テーマは「アカマツ」「おーいの丘」「トリカブト」「鳥の声」「カキツバタ」「湿原の木」についてで、それぞれが調べたり、体験したりしたことを、どのようにお客様に伝えるかまでを、検討しました。
どのような内容になったかは、ガイドを受けた方のお楽しみ!
「ガイドを少しでもよくしよう」というみなさんの熱い気持ちが感じられた話し合いとなりました。
今回の研修で、また新しい知識を学ぶことができたので、この知識を来年度のガイドにしっかりと役立てるようにしていきたいと思います。
また来月にも研修を実施をする予定です。まだ学ぶことはたくさんあると実感しています。

芸北トレッキングガイドの会研修

2月1日(水)に,芸北トレッキングガイドの会の研修がありました。
この研修は、ガイド同士で情報を交換し、ガイドすることをきちんとまとめ、共有し、今よりもガイドの質を良くしようという目的で行われました。
今回は、自然館前を出発し、水口谷の木道を歩き、おーいの丘へと登り、また自然館前に戻ってくるというルートを想定しての話し合いです。
各自、安全について気をつけていること、ガイド中に良く説明しているものなどを発表しあい、地図に付箋で貼り付けていきました。書き出してみると、うろ覚えで説明していたことや、きちんと言葉を確認せずに使っていたものなど、少しずつ問題点も発覚していきます。
ウサギの足跡からみる進行方向や、「はみ山」と呼ばれている場所、おーいの丘で響くのは「こだま」なのか?違うのか?など、一つ一つしっかりと確認しながら、研修は進んでいきました。
最後に、一年を通して「これは絶対に各ガイドが説明しなくてはならない」というものを厳選。八幡湿原ならではの「ハンノキ」「カンボク」「カラコギカエデ」や、周辺の歴史などが取り上げられました。その厳選したキーワードを、来シーズンに向けて間違いなく説明できるようにしておこうと、それぞれに分担して調べておくという、次の研修までの宿題で今回は締めくくりです。
来シーズンは今よりもスキルアップしたガイドツアーをお届けできるといいな、と気持ちを新たにできた研修でした。

湿原ツアー来館中(2016.10.9)

今日はツアーのお客様が来館。
留学生の方が主な参加者のようです。
芸北トレッキングガイドの会のガイドさん2名がご案内中。
高原の自然館スタッフも、本日はガイドとして活躍。
英語でのガイドで、盛りあがっています。

高原の自然館見学のあとは、フィールドへ。
いってらっしゃい!img_7603

【活動報告】自然体験活動における安全管理講習@芸北トレッキングガイドの会

2016年7月25日(月)に、芸北トレッキングガイドの会で、講習会を開催しました。西中国山地自然史研究会では、企画・運営のお手伝いをさせていただきましたので、報告します。
講師は、環境教育事務所Leafより、河野宏樹先生です。
ガイドの会のメンバーと、高原の自然館しらかわハカセ、あわせて10名が受講しました。
今回のねらいは「安全管理の対する視点を高める」ことです。
最初は、統計から見える自然体験NOWの話題から。
そして、「名前」「好きな食べ物」「素敵な自然体験」「ひやっとしたこと」の4つの話題を交えての自己紹介です。
今までよく知っていたメンバーだと思っていましたが、知らない面もわかり、盛り上がる一方で、自然体験の中での危険な場面を知ることができました。
そして、「リスクマネジメント概論」の中では
・セルフエイドの原則
・危険は「リスク」「ハザード」との2種類
・「リスクを発見する視点」が大切で「ヒヤリハット」の方程式がある
座学の次は、フィールドワークです。
実際のコースをバディを組み周り、危険因子を「外的リスク」と「内的リスク」の視点で確認しました。
「ここは木が折れそうで危ない」「ここは表示がないので、わかりにくい」「木道は古くなっていて隙間や段差が危ない」など、歩きながら目にしたことを記録します。約1時間歩くだけで、用紙いっぱいの事項があがりました。
室内にもどり、発表しながら、解決策も考えました。
できそうなことはすぐにでも解決したいし、できないことはどうすればよいかも知恵を出し合いました。
最後に、救急セットの確認です。
さまざまなフィールドや、最新の情報を持っている河野先生のアドバイスが大変頼もしかったです。
自分たちのフィールドで、実際に困っている事例を交えながら、理論も学ぶことで、実践につながる大変よい講習会となりました。
今回で終わりとならず、常に教えていただいた視点で、安全に対する意識を高めながら事故ゼロのガイドの会にしたいと改めて感じた機会となりました。

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霧ヶ谷湿原にて

芸北トレッキングガイドの会メンバーで、湿原でのモニタリングを実施しました。
今回で2回目となります。
植物に加えて、鳥にもチャレンジ。
約2時間でしっかりと確認し、よい研修にもなりました。
湿原には初夏の植物が花をつけ始め、ホオジロやホトトギスがよく鳴いていましたよ。
ヒメシジミも舞っており、美しい姿を見せてくれました。_MG_8989