2月1日(水)に,芸北トレッキングガイドの会の研修がありました。
この研修は、ガイド同士で情報を交換し、ガイドすることをきちんとまとめ、共有し、今よりもガイドの質を良くしようという目的で行われました。
今回は、自然館前を出発し、水口谷の木道を歩き、おーいの丘へと登り、また自然館前に戻ってくるというルートを想定しての話し合いです。
各自、安全について気をつけていること、ガイド中に良く説明しているものなどを発表しあい、地図に付箋で貼り付けていきました。書き出してみると、うろ覚えで説明していたことや、きちんと言葉を確認せずに使っていたものなど、少しずつ問題点も発覚していきます。
ウサギの足跡からみる進行方向や、「はみ山」と呼ばれている場所、おーいの丘で響くのは「こだま」なのか?違うのか?など、一つ一つしっかりと確認しながら、研修は進んでいきました。
最後に、一年を通して「これは絶対に各ガイドが説明しなくてはならない」というものを厳選。八幡湿原ならではの「ハンノキ」「カンボク」「カラコギカエデ」や、周辺の歴史などが取り上げられました。その厳選したキーワードを、来シーズンに向けて間違いなく説明できるようにしておこうと、それぞれに分担して調べておくという、次の研修までの宿題で今回は締めくくりです。
来シーズンは今よりもスキルアップしたガイドツアーをお届けできるといいな、と気持ちを新たにできた研修でした。