



10月23日は、千町原の草刈り隊による、月に一度の作業日でした。
朝早くから7名の方が集まってくださり、中島さんを中心に草原の整備を進めました。
この日の主な作業は、主に二つです。
• 特定外来生物オオハンゴンソウの駆除
• 来月、11月23日に行われる「茅刈り(かやかり)」がスムーズに行えるようにするための整備
数日前からぐっと気温が下がり、この日も朝は冷たい風が吹いていました。しかし時間が経つにつれ空は晴れ、草原はぽかぽかと暖かくなり、歩いているだけで心地よいほど。そんな陽気の中、笑い声も交えながら作業が進んだそうです。
外来植物の駆除は地道な作業ですが、草原の生態系や景観を守るためには欠かせない大切な仕事です。
そして来月の茅刈りに向けた準備も着々と進んでいます。
ひとつひとつの手が、千町原の美しい草原の姿を未来につないでくれています。
参加してくださった草刈り隊の皆さん、本当にありがとうございました。
次回の草刈り隊でも、安全に、そして楽しく活動ができますように。
高原の自然館裏の、湿地帯にひっそりと咲いているシラヒゲソウ。
淡いピンクが可愛いミゾソバ。溝に生育する、蕎麦ににた花を付ける花だから、ミゾソバなんだとか。
模様の可愛いアケボノソウの黄色い部分は、あまい蜜線。アリが蜜を求めて遊びにきていた。
シジミチョウの一種、ベニシジミもアケボノソウに来訪。
いかにも「秋!」というような、全身真っ赤な赤とんぼ。
沢の中洲で咲いていたのは、紫色が美しいタンナトリカブト。花、葉、茎、根、全てに毒を持つ毒草でもある。
(写真はイメージです)
