おしらせ」カテゴリーアーカイブ

【おしらせ】観察会へご参加のみなさま

冬季の観察会の集合場所である高原の自然館は休館中です。
周辺道路も一部除雪がされません

地図のピンクの矢印の通りに、県道307号線から高原の自然館へアクセスしてください
※地図上の水色部分は除雪が入らず、車の通行はできません。
なお、駐車場にあるトイレも使用禁止となっていますので、ご了承ください。

【イベント案内】森里川を食べる・遊ぶ・楽しむ!“エコカフェ”開催

楽しい雰囲気で、お茶を飲みながら、自然の話しを聞いてみよう!
誰でも参加できるトークイベントです。

概要
私たちのふる里 北広島町は、森や川の豊かな恵みを受けとりながら作られた美しい里地でした。社会や生活が変わったことで「ササユリが減った」「魚が減った」「シカが増えた」など、身近な自然の変化が実感されています。一方で、新しい方法で、ふる里の自然を遊び、楽しむ人たちが増えてきました。
「エコ・カフェ」では、町内で始まっている「楽しくて豊かな活動」について、町内4カ所で話しをしていただきます。
森も川も、上手に使うことが生態系や美しい景観を育みます。肩肘を張らずに、お茶を飲みながら、ゆったりとした雰囲気で、ふる里を守る工夫を多くの方と共有したいと思います。
※大朝会場以外は、申し込みが必要です。

開催日・場所
●千代田中央公民館 『南方の里山に集う・遊ぶ』
2 月1 3 日( 土) 1 4 : 0 0 〜1 6 : 0 0 , 定員5 0 名

● 芸北文化ホール 『トレッキングをガイドする』
2 月1 9 日( 金) 1 8 : 3 0 〜2 0 : 3 0 , 定員5 0 名

● 豊平公民館 『水田に学ぶ・食べる豊平小5年生』
2 月2 1 日( 日) 1 4 : 0 0 〜1 6 : 0 0 , 定員5 0 名

● 大朝保健センター 『お蝶淵に集う・遊ぶ』
2 月2 6 日( 金) 1 8 : 3 0 〜2 0 : 3 0 , 定員3 0 0 名

その他
● 参加費
千代田・芸北・豊平会場: 5 0 0 円
大朝会場: 無料
● 申込み・問い合わせは
N P O 法人西中国山地自然史研究会
電話:0 8 0 – 6 3 3 4 – 8 6 0 1
メール:staff@shizenkan.info
エコカフェチラシ エコカフェチラシ裏

【受賞報告】平成27年度ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣賞)受賞(2016.1.8)

_MG_1646認定NPO法人西中国山地自然史研究会は、この度、『平成27年度ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣賞)』(総務省)を受賞することが決定しました。

当団体は、1995年の発足以降、環境保全・里山文化の継承・生物の多様性などの観点から西中国山地の豊かな自然環境を保全し、地域社会に貢献することを目的に、活動してきました。
活動内容は、年間30回を超える自然観察会を中心に、生物多様性の保全に関するワークショップ、動植物の調査研究やそれにもとづく保全活動、成果発信など多岐にわたっています。
その中でも、2012年より開始した「芸北せどやま再生事業」での山林里地の保全とその活用の仕組みづくりや、他地域のモデルとなりうる可能性、里山の価値の普及効果について、評価をいただきました。
今回の受賞は、専門家やボランティア、住民が一体となっての継続的な自然の調査・研究・保全が礎となり、具体的な活動として地域が主体となった取り組みが評価された結果だと思います。

まだまだどの事業も取り組むべき課題が多くありますが、このような賞を贈っていただき、身が引き締まる思いです。
今後も、環境の保全と同時に、地域社会の持続性を両立させ、様々な主体と関わりながら、活動を継続していきたいと考えています。

1月23日(土)には、表彰式・パネルディスカッションが千葉県にて開催されます。
一般参加者の募集や、Ustream中継も予定されているようです。

今後共、認定NPO法人西中国山地自然史研究会へ、一層のご指導とお力添えをいただきますよう、お願いいたします。

詳細はこちら → 平成27年度ふるさとづくり大賞受賞者の決定及び表彰式の開催(総務省)
受賞者一覧 → 平成27年度ふるさとづくり大賞 受賞者一覧

【イベント案内】雪原のトレッキング

雪原のトレッキング

  • 開催日時:2016年2月7日(日) 10:00
  • 集合場所:高原の自然館
  • 講師:上野吉雄
  • 準備:基本セット、かんじき
  • 定員数:30名
  • 参加費:
    • 一般=300円
    • 賛助会員=100円
    • 正会員・中学生以下=無料

真冬の八幡高原はどんな姿を見せてくれるのか,スノーシューやかんじきを履いて歩いてみましょう.積雪のため,道のない場所も歩く事ができます.動物達の足跡や食痕などのフィールドサインの他,ユキグロカワゲラやトビムシなどの雪の上で生活するユキムシも探してみましょう.

⇒お申し込みはこちらから

【参加報告】「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin北広島(2015.12.19)

2015年12月19日(土)大朝保健センターにて、「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin北広島が開催されました。

この取り組みは、環境省が、私たちの生きる基盤である森里川海の恵みを認識し、その恵みを持続可能な形で引き出し、未来の世代につなげていくことが必要だとし、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトを立ち上げ、普及のため、全国リレーフォーラムを、実施している中のひとつです。

挨拶につづき、環境省の職員の方から、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介がありました。
冒頭で、芸北小学校の校歌の中の「生物多様の里にあり」という歌詞が紹介されました。

地域の取組活動の報告として、大朝小学校の「川ガキ再生プロジェクト『お蝶淵』復活! 」では、かつて地域の方の遊び場であった「川」を、地域と学校の力で再生し、子供たちが輝く笑顔で美しい川で活動している報告がありました。ただ「遊ぶ」「体験した」で終わらず、「自分たちが遊べるくらいきれいな川で作ったお米」の販売にも取り組み、「この川が自分たちの宝である」ことにつながり、教科書だけでは学習できない本物の体験として子供たちが自分の言葉で語れることが、成果だと感じました。

続いて、芸北中学校1年生による「ススキ原が地域をつなぐ!『芸北茅プロジェクト』」の発表です。通称「カヤプロ」と呼ばれる取り組みの発端は、彼らが小学生の時の学習の「せどやま教室」で、そこから発展したものが「カヤプロ」です。
彼らが立ち上げたこのプロジェクトの内容や流れ、難しかった点に加え、プルジェクトの目指すことが「自然・経済・文化」の視点であることに驚きました。
地域の方をはじめ、職人さんなど多くの関わりの中で取り組むこの「カヤプロ」の今後も楽しみで、応援したいと感じました。

最後に、参加者による意見交換です。「地域で残したい森里川海や森里川海と人とのつながり。それを未来へひきつぐ取組み」をグループを作り、それぞれで発表しました。ただ意見を聞くだけでなく、参加者も意見を出せる機会になり、みなさん真剣な表情で話しあっていました。

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトのアンバサダーである「アヒル隊長」と、北広島町のイメージキャラクター「花田舞太郎」くんも加わり、記念撮影もしました。

私たちの暮らしは自然とともにあり、自然を知り、守り、活かすことが大切であり、そのためには地域の様々な立場の人が関わることで、未来への活動につながるのではないかと感じたミニフォーラムでした。

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