認定NPO法人西中国山地自然史研究会は、この度、『平成27年度ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣賞)』(総務省)を受賞することが決定しました。
当団体は、1995年の発足以降、環境保全・里山文化の継承・生物の多様性などの観点から西中国山地の豊かな自然環境を保全し、地域社会に貢献することを目的に、活動してきました。
活動内容は、年間30回を超える自然観察会を中心に、生物多様性の保全に関するワークショップ、動植物の調査研究やそれにもとづく保全活動、成果発信など多岐にわたっています。
その中でも、2012年より開始した「芸北せどやま再生事業」での山林里地の保全とその活用の仕組みづくりや、他地域のモデルとなりうる可能性、里山の価値の普及効果について、評価をいただきました。
今回の受賞は、専門家やボランティア、住民が一体となっての継続的な自然の調査・研究・保全が礎となり、具体的な活動として地域が主体となった取り組みが評価された結果だと思います。
まだまだどの事業も取り組むべき課題が多くありますが、このような賞を贈っていただき、身が引き締まる思いです。
今後も、環境の保全と同時に、地域社会の持続性を両立させ、様々な主体と関わりながら、活動を継続していきたいと考えています。
1月23日(土)には、表彰式・パネルディスカッションが千葉県にて開催されます。
一般参加者の募集や、Ustream中継も予定されているようです。
今後共、認定NPO法人西中国山地自然史研究会へ、一層のご指導とお力添えをいただきますよう、お願いいたします。
詳細はこちら → 平成27年度ふるさとづくり大賞受賞者の決定及び表彰式の開催(総務省)
受賞者一覧 → 平成27年度ふるさとづくり大賞 受賞者一覧