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近藤紘史さん記念講演『西中国山地自然史研究会の20年間の取り組み』

2001年から2021年までの21年にわたり、西中国山地自然史研究会の会長を務められた近藤紘史さんの講演です。
初期メンバーとの思い出、NPO法人化、芸北せどやま再生事業のはじまりや実績に加え、これからの会の体制や自身の思いについて語っていただきました。

特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加して

今夏、西中国山地自然史研究会でインターンを行なっている、会員でもある浜田悟志さんが、特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加しました。
以下、そのレポートです。


特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加して
浜田悟志

 今回の特別講義では、兵庫県立大学景観園芸学校の白川特任教授を講師に、8月20、21日の2日間の行程で、芸北の自然、せどやま市場などを見学し、「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」について学びました。

1日目の最初は、芸北支所で芸北の自然や芸北せどやま再生事業、茅プロジェクトについて、過去の映像を見ながら説明を聞きました。その後、フィールドの見学と説明が有りました。最初に向かったのは霧ヶ谷湿原です。湿原内を歩きながら、歴史、再生の過程、生息、生育する動植物について聞きました。次に、向かったのは貴重なブナの原生林が広がる、臥龍山です。車で8合目まで登り、天候が雨ということもあって、車を降りたときには霧に包まれていました。樹木の種類、林床やブナが残った経緯などを聞き、山を降りました。最後に、芸北の自然博物館として、動物の剥製や植物の写真を展示している、高原の自然館に向かい、館内の見学を終え、1日目を終了しました。
2日目は、せどやま市場の見学から始まりました。市場では、地域内で伐り出したコナラやスギなどの木材を受け入れ、ボイラー用や薪ストーブ用などの薪に加工し、販売しています。加工時に出る、細かい木片を着火材として販売し、無駄にすることなく利用していたり、実際にどのように運搬、保存するのか説明が有りました。次に、芸北オークガーデン向かいました。ここは、薪ボイラーを導入し、せどやま市場で作られた燃料を使っています。実際に薪ボイラーが運転する様子を見学し、仕組みについて説明を聞きました。その後は雲月山へ向かい、広島県と島根県との県境まで歩きました。
道中で「山焼き」のやり方、目的、それによって得られる効果などの説明がありました。その後、廃校になった後、茅の倉庫として使われている、旧雲月小学校へ向かい、茅プロジェクトの説明を聞きました。昼食を取った後は、2日間で印象に残ったこと、人が自然に与える恩恵、自然が人に与える恩恵を班に分かれて意見を交換し、この講義のすべての行程を終えました。
芸北には、貴重なブナの原生林や雲月山の草原には北広島町のレッドデータブックに記載されている貴重な植物が数多く、生育しています。また、薪、茅といった地元でとれたものを加工し、燃料として地元の施設や一般に販売するという一見すると普通のことではありますが経済的な面から見ると、とても画期的で効率的な使い方であると思います。
今回、この特別講義に参加して、芸北の魅力は、ここでしか見ることはできないと感じました。

芸北中学校職場体験2日目(2022.8.3)

高原の自然館では、芸北中学校の職場体験を受け入れています。
2日目の今日は、高原の自然館にて様々な仕事を体験してもらいました。
昨日に続き、片桐颯太くんに今日の体験を報告してもらいます。

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職場体験2日目の 片桐颯太です。
今日は高原自然館での接客をしました。ちょくちょくお客さんが来られて前田さんの接客の仕方を学びました。
実際先生にガイドしたりしました。今の季節にはゲンノショウコやネジバナなどたくさんの花たちを見ることができます。
館内のたくさんの面白い話など聞く事ができました。イワミサンショウオの餌やりもする事ができました。今日もとても楽しい1日でした。
明日で最後になりましたがしっかりと学んでいきたいです。

芸北中学校職場体験1日目(2022.8.2)

高原の自然館では、芸北中学校の職場体験を受け入れています。今年は今日から三日間、1名の受け入れです。生き物が大好きで、生き物に関わる仕事に興味があるという片桐颯太くん。今日の体験を報告してもらいました。

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芸北中学校2年の片桐颯太です。

今日は、午前中は八幡高原へ野鳥観察に行きました。チゴモズを見に行きました。お腹が白くてとてもきれいでした。絶滅危惧種を見ることができてよかったです。また、ハチクマも見ることができました。ガイドは専門家の上野さんで、とても嬉しそうでした。自生している植物もたくさんガイドしてもらい楽しかったです。

午後からは、茅葺き屋根のあるお家を見に行きました。今ちょうど茅の交換をしており茅葺職人さんは三人の女性でとてもびっくりしました。僕達中2は茅プロジェクトをしており、職人さんの立場としてはどのような茅が使いやすいのか、たくさん質問しました。実際に茅葺屋根にのぼり「がんぎ」と言う道具を使い屋根を整える事も体験しました。とてもいい経験になりました。腕がとてもだるかったです。

明日からも高原の自然館にお世話なります。よろしくお願いします。
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北広島町にコウノトリ飛来(2022.5.25)

ニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、北広島町大塚(大朝地域)にコウノトリが2羽飛来しています。
2羽ともオスで、名前は「アヤト(J0355)」と「ケンゾウ(J0377)」だそう。
これは、足環から個体検索ができるサイトより判明しました。写真は、西中国山地自然史研究会上野副理事長がとったもので、2枚ともアヤトです。しばらくは留まるだろうとのことですので、マナーに気をつけて、ウォッチしてくださいね。
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