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八幡高原散策へ(2017.6.24)

八幡高原は爽快なお天気です。
湿原にはどんなお花が咲いているか、30分ほどの散策です。
クマ対策に音楽を鳴らしながら、歩きました。
湿原に入るとすっと空気が変わり、ひんやりとしました〜。
気持ちのよい八幡高原に遊びにきてくださいね。

《花》
ウツギ・エゴノキ・ヤマボウシ・コアジサイ・スイカズラ
《つぼみ》
ハンカイソウ・ノリウツギ・オカトラノオ
《実》
カラコギカエデ・ギンリョウソウ・ミズキ
《鳥・鳥声》
ホオジロ・カッコウ・キジバト
《昆虫》
オオカワトンボ

水辺のいきもの観察〜モリアオガエルとグラデーション〜(2017.6.15)

本日は、この季節ならではの風景を見せて頂くため、西中国山地自然史研究会スタッフとともに、芸北 高原の自然館をスタートしました。

最初に観察したのは、こうら池のモリアオガエルでした。
私は、昨年初めてこのカエルを知って、正直衝撃的だったことを覚えています。
モリアオガエルはできる限り、木の枝の先へ先へ行き卵塊を作ります。
これはヘビなどの外敵から攻撃されないための術だそうです。また、その卵の下は水辺です。中にはプールに落とすように卵塊を作る場合もあるそうです。その理由は、卵の中で育った赤ちゃんが下にすぐ落ちて生きれる環境を用意しているそうです。お母さんはそういった場所に生むために木を登る。しかも卵を作るためには多くの水分が必要なので、母は多くの水分をお腹に含み、重い体で木をゆっくりとゆっくりと登ります(去年奇跡的に見れました)。
母は強しということを再認識させられます。
残念ながら、今日はモリアオガエルの姿の一部しか見ることができませんでしたが、新鮮な真っ白な卵塊はきれいでした。

また、その水辺にはカキツバタという絶妙な色合いをした花がたくさん咲いていました。
時期としては少し遅いとのことだったので、元気がない感じもしましたが「なぜこんな色(紫をチョイスした)を選んだんだろうな〜」と感じました。生きやすかったりする、なにかしらの理由があるんでしょうね。

その後、場所を移し八幡湿原(尾崎沼湿原)へ連れて行っていただきました。
そこには、色々な表情をした睡蓮(スイレン)の花が咲いていました。
また見たこともないような色合いの、スタイルが良いトンボもたくさん飛んでいました。
スイレンという花、何度も見かけたことはあるはずですが、意識的に見たのは初めてでした。
それにしてもグラデーションが綺麗で、水に浮かぶ葉っぱも可愛らしかったです。という感覚が歳を重ねていくにつれて少しずつではありますが分かるようになってきました。

と同時に、自然界のこと本当になにも知らないんだな〜と気づかされます。自然界には人間が多くのことを学ばせてもらえるのでこれからも色々と自然に対して、探究心を持って日々の生活を過ごして行こうと思います。
(安芸太田町地域おこし協力隊 うめもとまさふみ)

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衣にすりし、昔の里か…(2017.6.2)

雲の多い八幡からこんにちは(・∀・)!
テレビや新聞で見てきました!!と、カキツバタ目当てに来館される方が増えてきました(・ω・)b
カキツバタの里の紫色はどんどん広がってきております。
牧野博士が「衣にすりし 昔の里か 燕子花」とおもわず一句詠んでしまった光景も、このような感じだったんでしょうか?
今週末は、山の日にカキツバタを愛でる会(日曜日)と、カキツバタのお花以外にも見どころ満載の八幡ですよ〜(・∀・)!!


場所によっては、紫色がぎゅうぎゅう。


まだ蕾で、これから咲くものも♪

『雲月山を歩こう』芸北地域(北広島町)チャレンジデー〜歩くだけではない!山歩きの楽しみ方〜(2017.5.31)

本日は、チャレンジデーとしてしらかわハカセ(高原の自然館 白川勝信学芸員)のガイドで、北広島町民の皆様14名で雲月山(912m)へ行ってきたので報告します。

そもそもチャレンジデーとは、毎年5月の最終水曜日に世界中で実施されている、住民総参加型のスポーツイベントです。
運動した人の参加率(%)を対戦自治体と競い合います。
ルールは簡単で北広島町内なら、どこでも・どんな運動でも、連続15分以上からだを動かして報告するだけです。

今回の対戦相手は、山形県にある人口11597人の中山町さんです。
山形県のほぼ中央に位置し、町の北部には「最上川」が流れています。
農業では米やフルーツが盛んに栽培され、特にすももは東北一の生産量を誇ります。
また、中山町は芋煮会発祥の地で、毎年9月には「元祖芋煮会in中山」が開催されている町です。

準備体操を済ませ、いざ出発です。
2人組のバディー編成でしらかわハカセの解説を聞いたり、バディー同士の会話を楽しみながら歩きました。

・植物のお話(芝、ヤマウルシやヌルデ、 レンゲツツジ、マムシグサなど)
・草原のお話(牛の放牧地、牛の活躍していた風景)
・歴史のお話( 景観の作られ方、自然界と人間)

などなど、ただの山歩きではない気づきの多い山歩きでした。

私が印象に残ったのは、広島県と島根県の尾根沿い(県境)にまたがって存在する雲月山ならでは景色が見れるということです。

しらかわハカセの話の中には、『山の水は太平洋(瀬戸内海)OR日本海に流れている』とありました。
専門用語では分水嶺というそうです。
あたりまえのことではあるんですが、尾根で考える水はよりリアルで「こっちからだったらそっちへ行って、川へ繋がってるんだ、へぇ〜」という感じです。

それと同時に広島県と島根県の景色が尾根の右と左で全然異なるということです。
人の手が加わっていることで植物などの種類が多いということも、目で見て感じることができました。

参加者の方々の話では、

サルトリイバラを見ては、「これ団子つつむやつじゃね〜今年は早いね〜」
ヤマヤナギを見ては、「このわた使ってなんかつくれんかの〜」

などなど、それぞれの視点で、チャレンジデーを楽しみながら運動しました。

今回の対戦相手である山形県中山町さんもたくさんの方が運動されたのかな〜と思います。
その結果も大切ですが、個人個人で日々継続的に運動していくことが何よりも大切なのかな〜と感じました。
(安芸太田町地域おこし協力隊 うめもとまさふみ)

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紫紺いろのじゅうたん。(2017.5.31)

今日は曇っている八幡からこんにちは(・ω・)b
カキツバタの様子はどうですか?カキツバタは咲きましたか?という質問が増えてきています。
先週ぐらいからぽつぽつと咲き始めたカキツバタ。
本日のカキツバタの里の様子はこんな感じ!!
世話をされている方も「例年以上に咲くかも!?」とおっしゃっております。
今週末、いい感じかも(・∀・)!?


だいぶ緑よりも紫色が目立つように。


場所によっては紫がぎっしりと!!


たくさん咲いてきています。


よーく探してみると、白花のカキツバタもあったりしますよ〜(・ω・)b