投稿者「スタッフ」のアーカイブ

【参加募集】芸北せどやま再生事業 〜安全確保のための基礎講座〜(2017.5.5)

NPO法人西中国山地自然史研究会も参画している芸北せどやま再生会議では、せどやまの木を出していただくよう芸北地域のみなさまにお願いをしております。
除伐・造材や搬出は危険を伴う作業です。
特に広葉樹の場合、重心の見極めが難しくより危険回避に対する技術・技能を身に付けておくことが大切です。
そこで、ひろしま緑づくりインフォメーションセンターのみなさまにご協力いただき、安全確保の標準化が試みられている基本的な事柄をベースに、安全確保の基礎を身につける事を狙いとした研修会を開催しますので、ぜひご参加下さい。
不明な点がありましたら、コメント欄やメッセージなどでご連絡ください。

▶︎開催日:2017年5月23日(火)9:00〜16:15
※雨天決行・天候等でプログラム内容、タイムテーブルは変わることもあります。
▶︎開催場所:芸北オークガーデン,せどやま市場
(〒731-2551広島県山県郡北広島町細見145)
※集合は芸北オークガーデンロビー
▶︎活動内容:チェンソーでの作業を安全に行うための基礎講座
①基礎的な安全確保について(服装、道具の手入れ、目立て、伐木・造材、ロープワーク)
②何が危険か(服装、道具の扱い、伐木・造材)
③受け口づくりの基本
▶︎講師:安田孝
さん(安田林業代表/森づくり安全技術・技能推進全国協議会技術 アドバイザー)
参加対象・定員:一般10名
(伐木・造材の安全確保の基礎の基礎を身につけたい方・チェーンソーを持ち、扱ったことがある方・せどやまプロジェクトへ参加している方、又は参加しようとしている方)
▶︎参加費:5,000円 ※昼食は各自で準備・保険、テキスト:基本編・機械編込み
▶︎申込み:参加申込書を、下記の芸北せどやま再生会議事務局にお送りください。
▶︎締め切り:2017年5月16日(火)
▶︎お問い合わせ・お申込み:
メール:staff@shizenkan.info
〒731-2551 広島県山県郡北広島町細見10145-74 芸北オークガーデン内
tel:090-6831-5778(曽根田利江)
※この講座は、平成28年度「緑と水の森林ファンド」都道府県事業(ひろしま森づくり安全活動普及啓発事業)を受けています。

本日も快晴!(2017.5.4)

青空が広がる八幡高原です。
今日もたくさんの方が遊びに来てくれていますよ。
よく観察会に来てくださるご家族や、帰省中の方、初めてここにきたよ!という方も。
高原の自然館の館内は無料見学できます。
また、オススメの散策コースやみどころスポットもご案内します。
ぜひお越しくださいね!

コブシの花もピークです。
ハルザキヤマガラシが咲き始めました。

【お知らせ】高原の自然館 開館しました!(2017.4.29)

冬季閉館していました高原の自然館は、4月26日(水)より開館しています。
今年度は、館内の展示が少々変わっております。
入館料は今年度無料になっておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
※開館:10時〜15時
火曜日が休館日(火曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館日となります)

また、本日は「カスミサンショウウオの産卵調査」を霧ヶ谷湿原で実施しております。

挑戦!芸北ジュニアトレッキングガイド研修会〜「コーキンコ」という植物に出会ったことはありますか?〜(2017.4.28)

芸北中学校1年生の「総合的な学習」の時間を共にする『芸北トレッキングガイド研修会』がありましたので、報告します。

先生は、しらかわハカセ(高原の自然館学芸員)です。
我々インターン生もガイドさんと一緒に授業へ参加させていただきました。

まずはトレッキングガイドについて知り、「芸北ジュニアトレッキングガイド検定」を受け、実際に小学生の遠足や一般向けのガイドに同行し、ガイドを行なう、というのが大きな流れです。

入学して約1か月の生徒15名は、しらかわハカセの話を興味深そうに約3時間聞きながら、大事なポイントは必死にメモを取っていました。

授業の内容としては、
「ガイドとしての心得」「ガイドってどんな人?」ということをグループに分かれて、話し合いながら共有していきました。
「ガイドってどんな人だろう?」というしらかわハカセからの質問に対して、各グループから様々な意見があがり55個のガイド像が出そろいました。
正直これだけ出そろったことには驚きでした。

いくつかあげてみると、
・目立つ服を着ている。
・安心できる。
・元気な対応。
・目標を持っておく。
・人によって言い方を変える。
・太ってない。
などです。

上の3つは、想像していましたが下の3つは想定外の視点で面白さと同時にこれからが楽しみになってきました。
その洗い出ししたものを元に、ガイドとして必要な「意識・知識・技術」のどのカテゴリに入るか分類していきました。

授業の最後には、検定試験を生徒15名とガイドさん含め全員で沈黙の中受けさせていただきました。
久しぶりにあのテストの時しか感じられない、えんぴつカタカタだけの静かな空間です。
「ガイドにとって一番大切なことは?」
「芸北の山を6つ答えよ」
「この写真を見て、何の動植物か答えよ」
などがありました。

試験後は全員で答え合わせです。
生徒とみんなでワクワクしながら答え合わせしていく中で、それは急に訪れました。
中学生ならではの柔軟な脳の使い方、発想術を見せつけられました。
問題は、写真を見て名称を答えよという質問です。
その質問では、ヤマウルシの写真が載っていたので正解は「ヤマウルシ」と書けば正解です。
とある生徒の回答を見ると、「コーキンコ」と書いています。
「んっなにこれ?」もちろん気になって聞いてみます。
私「こういった植物いるの?」
生徒「いません。」
私が、もしやと思って「これは方言で家の皆はこのように呼んでるの?」
生徒「知りません。」

謎の時間が流れていきます。

私は、コーキンコがどうしても何か知りたくて聞いてみました。
私:「だったらこのコーキンコはなんなの?」
生徒:「分からなかったんで、勝手につけました」

一瞬間があり、全員で大爆笑です。

名称が分からなかったら空欄にしていた自分を恥じました。
またその生徒さんのネーミングのセンス抜群です。なんかキャッチーな名前ですよね「コーキンコ」って。

授業終了後にGoogleで検索も念のためにしてみましたが、「コーキンコ」は存在しないので調べないでください。

話はそれましたが、我々も様々な気づきを頂けた貴重な時間でした。
次回は、実際にガイドをされている方と一緒にフィールド視察です。
今回の研修を踏まえ、生徒の皆さんがどんな気づきを感じて、どのように成長していくのか楽しみです。
(うめもとまさふみ)

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【イベント案内】支所カフェvol.2「私こんなことやっています」(2017.4.25)

NPO法人西中国山地自然史研究会では、今年度3名のインターンシップの受け入れを行います。
そのうちの一人、NPO法人ひろしま自然学校の花村育海さんから、自己紹介やご自身の活動についてのお話を聞く企画です。

さまざまな方のさまざまな体験を、芸北支所会議室でカフェの形で報告していただくイベントを「支所カフェ」と名付け、今年の2月から始まりました。
若い世代の活動を聞くことで元気をもらったり、応援したりできる場になればとの思いもこめています。
少人数で、ゆるい雰囲気で、おしゃべりもできる茶話会のようなイメージです。

「いくよー」と声をかけていただけると、準備がはかどります。
どなたでも参加できますので、お気軽にどうぞ!