- 開催日時:2018年11月17日(土) 10時00分
- 集合場所:八幡高原センター
- 講師:坂井 健作
- 準備:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳),軍手
- 定員数:30名
- 参加費:一般:300円,賛助会員:100円,正会員:無料,中学生以下:無料
- 材料費:1,400円
昔の冬の必需品「かんじき」を作ってみませんか「きたひろしまの達人」に認定された,坂井健作先生から作り方を教えていただきます.今年の冬は,自分で作ったかんじきで,雪の上を歩く楽しみができますよ!
昔の冬の必需品「かんじき」を作ってみませんか「きたひろしまの達人」に認定された,坂井健作先生から作り方を教えていただきます.今年の冬は,自分で作ったかんじきで,雪の上を歩く楽しみができますよ!
【イベント案内】かんじき作り
昔の冬の必需品「かんじき」を作ってみませんか「きたひろしまの達人」に認定された,坂井健作先生から作り方を教えていただきます.今年の冬は,自分で作ったかんじきで,雪の上を歩く楽しみができますよ!
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かんじき作り
昔の冬の必需品「かんじき」を作ってみませんか「きたひろしまの達人」に認定された,坂井健作先生から作り方を教えていただきます.今年の冬は,自分で作ったかんじきで,雪の上を歩く楽しみができますよ!
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11月ではめずらしい積雪約40センチの中,5名の参加者が八幡高原センターに集まり,かんじき作りを行いました.今回の講師は八幡在住の坂井健作先生です.坂井先生はかんじき作りの技が高く評価され,2010年に「きたひろしまの達人」に認定されています.
まずはかんじき作りに使う道具の準備からです.かんじきに巻き付けるための8メートル以上のロープを2本用意します.ロープの長さを測って切る係や,両端がほつれないように,テープで止める係などを,参加者が分担して行いました.
かんじきの枠は,事前に坂井先生が用意してくださいました.枠には先生の山に自生しているミヤマガマズミの枝を用います.八幡では「わなぐし」と呼ばれ,薪などを束ねる際にも使われていたそうです.これをゆがいて柔らかくし,自作の型に入れて形を整え,両端を揃えて針金で止めたものだと先生が話されました.
いよいよ枠にロープを巻き付けていきます.坂井先生に巻き付け方を教わりながら左足用のかんじきを作ります.使用中にロープがゆるまないよう,巻き付け方に色々な工夫がされており,参加者が実際に巻き付けて確認するたび,感心の声が上がりました.
作業の合間には,坂井先生から,昔は各家庭でかんじきを作っていたこと,ロープではなく,わらで縄をなっていたこと,家庭ごとに色々な巻き付け方があることなど,かんじき作りや八幡の冬の仕事の様子について,話してくれました.昔の暮らしの様子がわかり,とても興味深い話でした.
話をしながら作業を続けます.つま先の部分からかかとへ向けて巻き付けていき,再びつま先へと戻ると「おとこ結び」と呼ばれる方法でロープをしっかりと結びます.かんじき作りの中で特に難しいところで,先生に繰り返し実演していただきながら,ゆっくりと結んで完成させました.
続いて右足用のかんじきを作ります.完成させたかんじきを見て,手順を確かめながら自分たちだけでロープを巻き付けていきました.早く作り終えた人が,他の人の作業をサポートするなど,終始賑やかな雰囲気でかんじき作りを行いました.
今日作ったかんじきで,ぜひ雪の上を歩いてみてください.と坂井先生の言葉で締めくくり,どこを歩こうかと考え,冬の楽しみが増えたかんじき作りとなりました.[ありみつまさかず]
「八幡では,かんじきは必需品だということ」「ロープの結び方がわかりました.とても良かったと思います」「お歳の人と話ができてなごやかになれた」「おとこ結び.結び方にも色んな方法があることを知りました」
「結び方がとても合理的に考えられている」「古い時代のやり方がわかりました」「あこがれていた事で嬉しかった」「かんじきの型などの事前準備,ありがとうございました」
「説明がわかりやすくて良かった」「マンツーマンでよく理解できた」
「またお願いします」「もっと多くの人が参加すればと思いました」
当日は地元のテレビ局や雑誌の記者が取材に訪れた.
今回の講師は,はらっぱー米やはらっぱー大根などでもお馴染みの坂井先生.
最後につま先を「おとこ結び」と呼ばれる方法で結ぶ.完成までもう一息.
かんじきの枠にロープを巻き付けていく.まずは左足用から.
続いて右足用のかんじきにとりかかる.先ほど作った左足用のものを参考にする.
要所要所にロープがゆるまないよう工夫がされていることを実感しながら作業を続ける.
完成したかんじきと記念撮影.お疲れ様でした.