カキツバタの里では日を重ねるごとに1輪また1輪と花を咲かせ始めています。
カキツバタ祭りまであと4日。祭り当日はどんな風景になるのか楽しみですね。
カキツバタだけでなく、水口谷湿原ではヤマフジなどの植物や、
ニシカワトンボなどの昆虫を見ることがでます。
ですが、積雪の影響で、木道が少々傾いていたり、木道同士が離れている場所が所々あります。
歩行が困難という事はありませんが、色々なものを観察していると、
足下に注意がいかなくなりがちですので、お立ち寄りの際は気をつけてくださいね。
足下にも気を配っていると、もしかしたらより近くで虫や動物を見たり、足下付近に咲く植物を
見つけることができたりするかもしれません。
はたもと
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湿原はまだこれから
水口谷湿原と霧ヶ谷湿原を廻った。雪の重みに耐えかね折れた枝も目立つが、草花や木々はようやく雪から解放され、やれやれといった感じであった。まず始めに目についたのコブシ、まだ黒っぽい背景に白い花は目立つ。足元にタチツボスミレ、ショウジョウバカマ他にバイケソウ、トリカブトの株、ヒメザゼンソウ、エゾユズリハ、マルバフユイチゴの株、イヌツゲ、カンボクの芽吹き、カキツバタの株等が目についた。
途中、初老の御夫婦に質問をされた。湿原の木はどれですかいのう、目の前のハンノキを指し、これらみんなハンノキ言うて、水の中で生きる木ですよ、などと説明をする。
ハンノキもようやく芽吹いてきた。湿原はまだこれからである。(浄)
“高杉さん家のおべんとう”考
とあることから手にしたコミックスですが、おもしろい!以外にも楽しい発見がありました。
詳しくは読んでみてください・・なのですが、「おべんとう」ってコミュニケーションなんだ〜としみじみ思いました。
(帯ののコピーにも感じ入りました)
このお話の主人公は「地理学」の研究者です。
地理学とは、「空間ならびに自然と、経済・社会との関係を対象とする学問の分野」(Wikipediaより)だそうです。
作品中にでてくるフィールドワークで主人公たちが考えることが、とっても興味深いのです。
自然や風土、気候などを調査し、人と環境とのつながりや関わりを考察するところには共感しました。
調査の中で、山奥に住んでいる方に問いかける「なぜここの土地に住み続けているんですか?」というやりとりのところも心に響きました。
今は寒くて芸北ではお外でお弁当!というわけにはいきませんが、シーズンが始まれば、お弁当もって山歩きや散策ができますね。
そういえば今日は立春。
冬もあとちょっとかも!
(こうの)