北広島町 地域おこし協力隊のみさきちゃんが、オーストラリアでの体験を報告してくれます。
20日間どんなことをみて、感じたのでしょう?
みんなでじっくりきいてみましょう。
お菓子や紅茶もありますヨ。
「支所カフェ」タグアーカイブ
【活動報告】ボディートークが持つ魅力〜心の底から笑う方法〜@支所カフェ(2017.5.8)
北広島町役場芸北支所にて、第2回目の支所カフェを開店しました。スピーカーもレポーターもインターン1年生です!
======
今回は、NPO法人ひろしま自然学校からのインターン生「いくみん」こと花村育海さんが発表してくれました。参加者は9名です。
発表内容は次の通りの3つでした。
(1)花村育海はどんな人?今までの北広島町との繋がり
高校時代に、テレビや本などで環境問題を見て自分の住んでいる地域では豊かな自然があるのに、なんでこんなに問題になっているんだろう?と違和感を感じ、勉強したいと環境系の大学へ進み、学ばれて今の道を選ばれたようです。
北広島町とのつながりは、おじいちゃんの家があったり、大学の頃より、雲月山の山焼きや、千町原の草原保全活動に来てくれていたので、古いお付き合いです。
(2)NPO法人ひろしま自然学校でやっていること
様々な取り組みをされているようですが、中でも印象に残っているのは、『13泊14日の長期自然体験』でした。
多くの子供たちが、同じ場所へ集い、「自発・自立・自治」を目標に自然の中で同じ時間を過ごすという体験です。
全国各地から集まった子供たちは、最初は恥ずかしそうに時間を過ごすようですが、様々な体験や発見を通じ、子供たちが日々変化していく姿を見れるそうです。
最終的には様々な企画を自分たちで作り出し、実施運営も自分たちで行われるとのことでした。
自発・自立・自治ということを自分で気づいていける時間ってとても重要ですよね、大人もだと思います。
③ボディーワークについて:
20〜70代の全員が動作で気づける(楽しめる)魔法のワーク
『ボディーワーク(トーク)』初めて聞く言葉でした。体を使ってジェスチャートークのような感じなのかな〜と思っていましたが全然違いました。
日常では気づきづらいですが、私たちの肉体、心、精神、感情や意識、さらに私たちを取り巻く周囲の環境もすべてつながっています。
肉体的・精神的なストレスが原因で体内のコミュニケーション網が分断され、心や意識、身体の各器官の同調が上手くいかなくなると、大切な自然治癒力ががくっと落ちてしまうそうです。
それが疲れや疲労感などに繋がっているんですね。それに気づくことができるのがこのボディーワークです。
我々が普段から何気なく使っている言葉。
例えば、イライラした時に言葉で「腹がたつ」と言うと思います。この腹がたつという言葉良く考えたら、どういう意味なんだろう?と思ったことはありませんか?おなかを立たせるには動きとしてどうやったら良いんだろうと。。。このような言葉は沢山あります。
これにも意味があるようです。
イライラしている時にそんな余裕はありませんがお腹を触ってみると固くなっているそうです。
そこから「腹がたつ」という言葉が生まれました。自分では確認しにくいので、小さなお子様がいたら確認してみるのも良いかもしれませんね。
こういった体の状態を感じるためのワークを3つ実施してくださいました。
参加していた全員が笑いながら、そのワークを楽しみました。
そのワークが気になるという方は、是非いくみんに尋ねてみて下さい。いろいろと教えてくれると思います。
私が、印象的だったのは、ワークが終わった後、70代の参加者と話している時の『わしらにはこういったことが大切なのかもしれんの〜心の底から笑うことないけんの〜』という言葉です。
人は歳を重ねれば重ねるほど、楽しみが少なくなるそうです。
「明日は、田植えのあれをせんといけんけ〜めんどくさいの〜。」
「あれやるならおかーちゃんにあれたのまんといけんけんめんどくさいの〜。」
テレビに出ている裸の芸人見ても、「なんでこんなしょうもないことするんかの〜」と日々、心から笑う機会が減っていくようです。
日常の変化や感動が少なるということ、これが歳を重ねるということなのかな〜と色々と考えさせられました。
そんなことを色んな世代に感じさせられるいくみんのテクニックは素晴らしいものでした。これからも成長を続けていかれるであろういくみんの活動が楽しみです。
いくみん、ありがとうございました!!
(安芸太田町地域おこし協力隊 うめもとまさふみ)