【イベント報告】千年喫茶

2016年4月14日(木)に行われた千年喫茶についてレポートします.

今回のハカセは熊本,阿蘇の草原を研究されている高橋佳孝ハカセ.聞き手は広島大学近藤ハカセです.橅森喫茶から久しぶりのハカセ喫茶の開店です.
ハカセ喫茶のお楽しみの一つである,今回のお菓子は,金城のトルティーノさんのシュークリーム.ピオーネ,カスタード,イチジク,ブルーベリーの4種類からお好みで選んでいただきます.どの味も美味しそうで,中には「どれにしよう…」と迷う人たちも.皆さんにお菓子が行き渡り,お菓子やおしゃべりを楽しみながら,ハカセの話を聞くというハカセ喫茶独特の雰囲気が会場内を包みました.
まずは高橋ハカセから「千年喫茶」の意味を教えてもらいました.
阿蘇の草原は文章として記録に残っているだけでも,千年も昔から受け継がれてきている草原だから「千年喫茶」なんだとか.そのお話を聞いて,会場からは思わずどよめきがあがります.美味しそうにお菓子を食べていた人も,思わず口を止めて聴き入っていました.
芸北にも,阿蘇と同じような人の手によって保全が続けられている,雲月山や千町原といった草原が何箇所かにあります.高橋ハカセがときどき,芸北の草原のことも交えながらお話されるため,身近なことと感じられたのか,熱心にメモを取る参加者の姿もありました.
熊本県のトップである県知事が,阿蘇の草原保全を全面的にバックアップしているというお話では「どうして県知事が興味を持ってくれたのか」という質問も出て,参加者の保全活動への関心の高さが伺えます.
高橋ハカセのお話は,芸北の草原と重ねることも出来たため,大変分りやすかったようです.
最後に恒例の集合写真を撮って,今回のハカセ喫茶も閉店です.
いつか千年の草原を見に,阿蘇に遊びに行きたい.そう思えた千年喫茶喫茶でした.


久しぶりのハカセ喫茶,ただいま開店!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のお菓子はシュークリーム.どの味も美味しそう……


カフェも準備万端の体制です.


二人のハカセのやりとりも醍醐味の一つ.


日本の草原は人の手が入らないと,あっと言う間に森林化する.
とてもわかりやすい写真だった.


熱心にメモを取る参加者も.


シュークリーム美味しい!!やっぱりお菓子も楽しみ♪


熱心に聞き入る参加者.高橋ハカセのお話は,とてもわかりやすく面白かった.


最後はおきまりの集合写真で閉店.草原のお話ということで掛け声は「はらっぱー!!」