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【ボランティア募集】千町原の草原保全活動(2024.4.13.開催)

芸北で、草原保全のための作業を手伝っていただけるボランティアを募集しています。
つくしが顔を出すなど、少しずつ春めいてきている芸北です。
今年も、千町原の草原保全ボランティアを開催します。
芸北の春を感じながら、心地よい汗をかいてみませんか?

【開催日】2024年4月13日(土)
【受付時刻】9:30
【作業時刻】10:00〜15:00頃まで
【集合場所】山麓庵
【お問い合わせ】西中国山地自然史研究会:080-6334-8601
staff@shizenkan.info

参加申し込みフォーム
https://x.gd/t988h

広島県木質バイオマスセミナーの事例発表に登壇(2024.3.22)

令和5年度里山バイオマス利用拡大支援事業(広島県環境県民局環境政策課)の一環であるセミナーに参加&登壇しました。
基調講演では木質バイオマスを利用したまちづくり(北海道下川町)、特別講演として、環境省(本省)による地域脱炭素に関する講演、そして県内事例の発表があり、木質バイオマスと脱炭素の最新情報ができる、と呼びかけられたセミナーで、会場には80名前後の参加者・関係者が集まりました。
SDGs未来都市下川町は、面積は広く人口は少ない自治体ですが、経済・環境・社会の観点を軸として、循環型森林経営、カーボンオフセット事業、森林教育、バイオビレッジ構想などの取り組みを先進的に取り組まれており、その事例に感銘を受けました。2050年までの目指すべき将来像の設定やその達成のための目標「エネルギー自給率を100パーセント」と言い切れる姿勢も「共創」の形成、町民会議のあり方などが大きく関わってきているのではないかと感じました。
環境省からは地域脱炭素についての説明があり、国としての支援策や各地の事例を聞かせていただきました。

その後は広島県内5団体より事例発表がありました。
・100年の生き続ける持続可能な森づくり(小串サスティナブル研究会/坂部さん)
・木を使う文化を高めたい(NPO法人西中国山地自然史研究会/八木)
・森づくりから脱炭素まで(中国木材/荻原さん)
・竹が繋ぐ「里山」と「里海」の循環と再生(山海環/谷川さん)
・森の価値を比婆で考える「Hiba Rings」(FOREST WORKER/臼田さん)

理念を持ち、実践しているプレイヤーのみなさんだからこその説得力のある発表でした。

西中国山地自然史研究会では、貴重なお話を聞かせていただく機会となったこと、そして若手スタッフに発表の場をいただけたことに感謝します。

 

【重要なお知らせ】認定NPO法人失効について(2024.3.20)

日頃より NPO法人西中国山地自然史研究会の趣旨や活動にご理解くださり、また多大なるご支援・ご協力をいただきありがとうございます。
NPO法人西中国山地自然史研究会では「認定特定非営利活動法人(認定 NPO法人)」の認定を受け、寄付者の方々の申告により所得控除もしくは税額控除の寄付金特別控除が適用されてきました。
更新時期がきたため、「認定NPO法人」の認定の手続きを検討しましたが、事務体制などに課題があり、理事会にて認定NPO 法人更新の見送りを確認し、その提出を行いました。
その結果として、3月19日に認定 NPO法人として満了日を迎えることとなり、翌日である20 日からは 「認定NPO法人」ではなくなり、 NPO法人西中国山地自然史研究会の寄付は「寄付金特別控除の適用外」となります。
会員、寄付者、関連団体関係者などの皆様には大変ご迷惑をおかけすることなり、お詫び申し上げます。
 今後も、これまでどおり各事業を進め、先人の知恵を受け継ぎながら、この特別な自然とともに地域が生きていく方法を模索し、実践していきます。

2024年3月20日
特定非営利活動法人 西中国山地自然史研究会

西中国山地自然史研究会 会員向けに配布物を発送(2024.3.14)


本日、来年度の自然観察手帳や、自然観察会・保全活動のチラシなどの配布物を、西中国山地自然史研究会の正会員・賛助会員のみなさまに向けて発送しました。
2024年度もどうぞよろしくお願いいたします。
新規会員も募集します!

※会員の方で3/20までに郵送物が届かない場合は、お手数ですが事務局までお知らせください。

【イベント案内】雲月山の山焼き火を使った生態系管理(2024.4.20.開催)

一緒に作業しましょう
雲月山の山焼き2024|火を使った生態系管理

山焼きの作業にボランティアとして参加できます。(見学だけはお断りしています)
かつては草資源を得るために続けられてきた山焼きは、今は草原の景観や生物を保全するために実施されています。地元の人、消防団、小中学校などの協働による活動に、参加してみませんか?
情報はこのfacebookイベントページで随時更新していきます。必ず申込をしてください。申込者には当日の持ち物などをご案内いたします。
※「参加する」のクリックだけでは申し込みになりません。当日参加もお断りしています。

開催日: 2024年4 月 20日(土)(16時頃終了の予定)
開催地: 雲月山(北広島町芸北)
集合場所:雲月山駐車場
受付時刻:8時30分〜9時00分
参加費:500円(小中高生無料)
主催:雲月山活性化委員会
ボランティア担当:西中国山地自然史研究会
申し込み先:https://forms.gle/RqziuaXEoxriquWd7
お問い合わせ: 080-6334-8601 または staff@shizenkan.info

※お申し込みいただいた方には、4月の2週目を目安として、準備物などの連絡をします。
※締め切り:4/13まで(締め切りを過ぎると準備物の案内などが遅れますのでご注意ください)
※中止の判断は前日に行います。また天気の様子で当日中止になる可能性もあります。

【注意】
山焼きは危険を伴う作業です。消防車の通路を確保するため、見学だけの来場はできません。必ず事前に参加の申し込みをしてください。
雨の場合は、延期はなく山焼きは中止です。前日に判断します。
●「なぜ草原が必要なのか?」
詳しくは「全国草原再生ネットワーク」のホームページをご覧下さい。
【全国草原再生ネットワーク】http://sogen-net.jp/why/
●雲月山の山焼きの様子について
雲月山で春を呼ぶ山焼き 広島県北広島町
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=8X441YSDj_o
●山焼き未経験者ですが、大丈夫でしょうか?
登山できる体力がある方であれば、参加できます。大人は、午前中は防火帯づくりのため、草集め。午後は火の見守りです。
●親子プログラムとは、どんなものですか?
担当のスタッフが当日つきそいます。午前中は親子で草集め、午後は安全な場所から山焼きを見学します。(保護者だけ山に入ることはできません)
午前中は登山道を上り下りします。見学についても、保護者がしっかり目配り、気配りいただければと思います。

たくさんの方に参加していただき、楽しい山焼きを目指していますが、「草原の持つ意味」を知っていただくと、より深くこの行事の意味を理解していただけると思います。
ボランティアのみなさんと地元のみなさん、お互いの思いやりで続いている行事ですので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。