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霧ヶ谷湿原 秋の生き物観察会(再掲載); ?> )

今週末の土曜日(9月23日)に、霧ヶ谷湿原 秋の生き物観察会があります。
まだ定員に余裕がありますので、再度募集をかけさせていただきます。
高原を吹く風も涼しくなり、だいぶ秋らしさを増してきた霧ヶ谷湿原を散策してみませんか?

開催日時:2017年9月23日(土) 9:30
集合場所:高原の自然館
講師:大竹邦暁・松田賢
準備:基本セット,あれば双眼鏡
定員数:30名
参加費:一般=300円
賛助会員=100円
正会員・中学生以下=無料
涼しくなり始めた霧ヶ谷湿原では,どんな動植物が見られるのでしょうか.マアザミやマツムシソウ,赤トンボの仲間やカンタンなど,秋を彩る昆虫や植物を,講師の先生と一緒に,ゆっくりと歩きながら観察してみましょう.

お申し込みはこちらから

○初めて参加される方は,以下の項目もご記入ください.

○以下は,任意でご記入ください.

高知大学植物地理学実習受け入れ(2017.8.25); ?> )

高知大学の植物地理学実習の受け入れを行いましたので、報告します。
大学生6名と、先生3名の合計9名で、高知から来てくださいました。
北広島町の半自然草地、二次林とその利用見学、湿地、ブナ林の観察が主な実習内容です。

8/21(月:植生についての講義や、湿原での観察を実施しました。

8/22(火):「芸北での里山保全」について、高原の自然館 白川 勝信ハカセより講義がありました。
サイエンスカフェ方式での講義としたため、気軽にお話を聞いてもらえたように思います。
高知大学の石川先生が聞き手となり、講義が進みます。
「フィールドミュージアムの役割」「自然保護を進めるための指針」「地域づくりとの関わり」などをテーマに、写真や図でのわかりやすい解説がある中で、次のような質問が出ました。
・「どんなことが美しいか」というのはとても難しい。
・C材って何ですか?
・里山保全のために、クマとの関係はどのように考えているのか?
・自然再生をするときにめざしているのは、緊急度なのか?規模なのか?
・地域へのアプローチでの苦労はどんなところか?どのように解消しているのか?
しらかわハカセは、ひとつずつ丁寧に答えていました。
自然保護について、全体の1パーセントの人がするのではなく、全員が1パーセントの時間を使う、例えれば「歯磨きをすること」のように進めていければいいと思う、というお話が、印象に残りました。
また、「人間の営み」についても触れ、このあとの実習にも関わる大きな視点が示されました。
学生からは、里山の利用や教育との関わりを聞き、お金だけではない価値観を見つけることができた、との感想がありました。
その後、せどやま市場の様子、炭焼き小屋、使われているせどやま、茅葺き民家、テングシデを周り、実際の活動の場所や、地域の暮らしを学びました。

8/23(水:雲月山へ行き、火入れ草地での植生や、人と自然の関わりを学びます。
ストレッチをして、まずは車道を歩きます。
しらかわハカセからの「みんな秋の七草は知ってる?」の問いかけに、答えはかえってきませんでした。ということで、テーマを「自分たちの秋の七草見つけ」として、学生同士でバディを組み、最後に発表することとしました。
車道を抜けると、景色が広がり、雲月山が見え、歓声があがります。秋晴れの空と、気持ちのいい風が吹き、日差しはつよいものの、最高の登山日和です。植物を観察したり、たたらあとの解説を聞いたりしました。しらかわハカセからは、「植物を見て写真をとるだけではなく、触れてみよう」との促しがあり、オミナエシの匂いを嗅いだり、サルトリイバラの葉をさわったりしました。
同行していた職場体験中の中学生からは、オトギリソウの名前の由来の解説があり、黒点を見て関心を寄せていました。
植生の違いや、火入れの効果がどのようなものか、を実際の場所に立ち、そこで考える時間があり、生きた授業になったのではないでしょうか。
アサギマダラが舞い、マルバハギ、サイヨウシャジン、オミナエシ、ゲンノショウコ、ホソバシュロソウ、オケラ、リュウノウギクなどなど、たくさんのいきものを観察しました。
それぞれの「秋の七草」を発表では、「印象が強かった」「たくさんあった」「先生のテンションがあがっていた」花がそれぞれ選ばれました。
万葉でも歌われる花たちに思いを寄せ、観察を通して知識を得て、この地域ならではの自然環境や人の暮らしにも触れていただきました。

植物学を地理学的,地史学的,または生態学的に研究するみなさんに、北広島町の自然環境や、人と自然の関わりを実際にみていただき、その背景にあるものを講義を通じて学ぶ時間をご案内させていただきました。
学生のみなさんの学ぶ姿勢や、先生方の自然に対する熱意がとてもうれしかったです。
遠いところまで実習に来ていただき、ありがとうございました。

 

【お知らせ】高原の自然館 職場体験中(2017.8.21); ?> )

本日より、5日間にわたり芸北中学校2年生の2名が、高原の自然館で、職場体験中です。
いきものや自然が好きな生徒2名が、はりきって来てくれました。
午前中は、来館者対応と、館内案内の練習をしました。午後からは、湿原をまわり、フィールドを観察します。
フィールドに出発!というタイミングで、高知大学の植物地理学実習のみなさまが到着し、ガイド中島さんのご案内で、一緒に出かけることとなりました。
さて、どんな観察ができるのか楽しみですね。

【メディア出演】ヒロシマウィメンズハーモニー(2017.8.18); ?> )

ひろしまFMにて、スタッフ前田さんが出演します。
どうぞお楽しみにお聞き下さい。

日時:8月25日(金)10:15〜10:30  ヒロシマウィメンズハーモニー
芸北トレッキングガイドの会 前田芙紗さん
「自然と伝統の町、北広島町へ遊びにきんさい!」

 

【参加報告】みんなで育む「森づくりシンポジウム」@広島市(2017.8.13); ?> )

2017年8月11日(金)に広島市が主催する「森と人と暮らしをつなぐ」をテーマとし、市民が森づくりに参加するきっかけとなるように、取り組みを紹介するみんなで育む「森づくりシンポジウム」に参加しましたので、報告します。
基調講演は、横浜で活動されている松村正治先生(恵泉女学園准教授NPO法人よこはま里山研究所理事長)です。
広島県では初めてのご講演ということでした。
森づくりのこれまで・今・これからをご自身の団体で実践されていることや、横浜市などのデータを示して、わかりやすくご講演いただきました。
森づくりのヒントは、「自発性・公共性の大切さ」「ボランティアから仕事とくらしづくりへ志向変換していることを認める」「文化・自然を自分たちの手で取りもどす」という3つのまとめで締めくくられました。
これからの森づくりで、若者と一緒にできる活動のコツも、いくつか示されていたので、取り入れたいなぁと思いました。
また。広島県、島根県で活動されている4名の方からの事例紹介もありました。時間が少ないのが残念でしたが、芸北せどやま再生事業を紹介した芸北 高原の自然館の白川ハカセの発表では、「経済とは、使った金額以上の価値」であるとの示唆から、山や木、地域やしくみの「価値」について改めて考える機会となりました。
(有)一場木工所の寺河さんからは、森と人をつなぐ木材コーディネートの柔軟さや重要性がお話されました。ご自身が意識されている「正しいことをひろく知る」ということにもハッとさせられました。
事例発表者と参加者が「人材育成」「組織の維持」「他分野との連携」「安全管理」と4つのグループに分かれ、討論を通じて、気づきを共有する時間もありました。
全体コーディネーターである中越先生のまとめでは、対面でのスタンダードの確認と、頻繁に継続して会うことが必要とはなされました。また森づくりには夢をもってほしい、というひとことで、シンポジウムのプログラムは締めくくられました。
広島では森づくりが各地で行われています。
8月11日の山の日に、有意義な時間を過ごすことができました。
いただいた気づきを、私たちの団体でも実践していきたいと思います。