活動報告」カテゴリーアーカイブ

【活動報告】芸北中学校職場体験3日目(2019.8.21)

芸北中学校の上迫です。今日は職場体験3日目です。今日は、本のコーナーをつくりました。
「キノコ」のコーナーにしました。お客様に興味を持ってもらえるように、問いかけるような文章を書きました。

まだよく知らない人も、もっと知りたい人もこのコーナーに来たら新しく知ることができます。

お仕事がお休みの時、友達と遊びに来た時などに、寄って行かれたらどうでしょう?
ぜひ、高原の自然館内の本のコーナーにお越しください。

 

【活動報告】芸北中学校職場体験1日目(2019.8.19)

今日から3日間職場体験で働かせてもらう、芸北中学校2年上迫です。
今日は、外に出て「植物」の名前と特徴を、調べました。図鑑やフィールドガイドを使って、「サワギキョウ」「マツムシソウ」「ゲンノショウコ」の3つの植物を詳しく調べました。
様々な特徴があるんだな、と思いました。
今まで詳しい情報は知らなかったけど、今日調べてみて少しでも知ることができました。良かったです。

 

【イベント報告】渡り鳥写真展ギャラリートーク(2019.6.29)

渡り鳥の写真展の会場である北広島町図書館にて、ギャラリートークが開催されました。
町内外から65名の参加をいただきました。
話し手は西中国山地自然史研究会の上野ハカセで、野鳥の専門家です。
聞き手は高原の自然館学芸員の白川ハカセです。
大朝では馴染み深いコウノトリの生態のお話からスタートしました。

クラッタリングと言われる鳴き声、営巣の様子の紹介があり、雲南の例からエサとなるドジョウが多い場所に飛来してくることより、コウノトリの飛来は農業との関わりが密接なことがわかりました。
また、最近増えている里山の渡り鳥ブッポウソウの話題です。姿の美しさとはギャップのある「ゲッゲッゲッ」という鳴き声や、求愛行動であるディスプレイ、縄張りを守る見張りの様子など、シーンごとに詳しく紹介があり、「ブッポウソウの行動はゆるやかな社会性のある」という上野ハカセの解説に、「これは地域見守り型ですね」と白川ハカセがコメントし、会場から笑い声があがりました。ブッポウソウの保全活動である巣箱架設の紹介に加え、芸北地域以外にも広げていきたいと上野ハカセはお話されました。
親しみのあるコウノトリ、ブッポウソウ以外にもアカショウビンやヤイロチョウ、シラガホオジロやカッコウなど渡り鳥の紹介もあり、参加者は頷きながらトークを楽しんでいました。
写真の展示やトークを通じて、身近な野鳥の生態を知っていただく機会になりました。

【速報!】「平成31年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」の受賞者決定について(2019.4.19)

このたび、西中国山地自然史研究会の「平成31年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」の受賞が決定しました。
この表彰は、緑化推進運動で顕著な功績のあった個人又は団体に対し、関係各省庁からの推薦に基づき、内閣総理大臣が表彰を行うものです。
西中国山地自然史研究会の長年の研究活動や保全活動が評価され、中でも保全事業のひとつとして、「芸北せどやま再生事業」 を展開していることが功績と認められました。
第13回「みどりの式典」(内閣府主催)が、平成31年4月26日(金曜日)に憲政記念館において開催され、この式典の中で、緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰が行われます。
なお、この式典には、天皇皇后両陛下の御臨席が予定されており、本会からも理事長をはじめ、理事・スタッフで出席します。

まずはご報告まで。

 

【イベント報告】エコカフェ@大朝(2019.3.2)

大朝会場のエコカフェは、3月2日(土)に、大朝保健センターで開催されました。
「わたしの暮らし暦」というテーマの大朝会場。話し手はみどりのゆびファーム(豊平)の佐々木睦さんと、枝宮八幡神社(大朝)の森脇智子さん。聞き手は広島大学の近藤俊明ハカセです。
古民家カフェのオトナイ(大朝)による、とても美味しいコーヒーと、大阪から取り寄せたという可愛く美味しい焼きドーナツの出張カフェも、魅力の一つです。
書道家である森脇さんの作品や、ライターである佐々木さんの書物や手作り小物などが、会場内のあちこちに意趣を凝らして展示してあり、来店した参加者から「おお、すごい」「雰囲気ありますねー」と、感嘆の声もあがっていました。
最初のお話は、みどりのゆびファームで有機農業に取り組んでいる佐々木さんです。
「暦」に関しては、秋に落ち葉集めをして、肥料を作り始めるということ、広島市内の子供たちや家族連れと一緒に、一年を通して有機農業の小麦を育てて食育をしているという、まさに自然の四季を感じながら生活しているというお話が聞けました。また、中古の洗濯機のモーターを利用し、水力発電施設を作ってエコな生活をしたり、ロケットストーブコンテストを開催したり、家で様々な催し物を開いたりと、多岐にわたる活動をされているそうです。絵本の会という、大人でも絵本を楽しもうという趣旨の会を主催されているそうで、それを聞いた参加者からのリクエストにより、お勧め絵本3冊の紹介もありました。
森脇さんのお話は、会場に飾ってある作品の説明から始まりました。作品は、中国から入ってきた、日本の自然文化にそった暦である二十四節七十二候というものを表しているそうです。立春、啓蟄などといった二十四節の一部はよく耳にする言葉ですが、それがまだ細分化されることは初めて知りました。
普段どのように生活をしているかというお話では「身穏心安」という、漢詩の一部を紹介されました。意味は「体が穏やかで心が安らか」ということだそうで、このようにして過ごすことが一番幸せではないのでろうか?という言葉に、考えさせられました。
まとめの座談会は、主催の教育委員会から新中さんも参加し、お二人の活動について語ったり、会場からの質問に答えたりしながら、身近な暦や環境について考える時間となりました。
参加するごとに、話を聞いて考えたり、新しい物事を知ったりという、様々な発見があるエコカフェです。
最終的な参加者は、大人44名、子供4名。大盛況のまま、エコカフェ大朝は閉店しました。


エコカフェ大朝開店。
会場内の森脇さんの作品にも注目!


古民家カフェオトナイの出張カフェ。お取り寄せのお菓子も美味しかったです。


会場内は終始和気藹々とした雰囲気。


放談会では、会場から質問も!


森脇さんの作品前で、記念写真も撮影しました。