投稿者「harappar」のアーカイブ

【イベント案内】深入山の植物観察会

  • 開催日時:2013年9月29日(日) 9:30
  • 集合場所:いこいの村ひろしま 研修室
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・斎藤隆登
  • 準備:基本セット・お弁当
  • 定員数:30名
  • 参加費:
    • 一般=300円
    • 賛助会員=100円
    • 正会員・中学生以下=無料

毎年山焼きが行われることで草原環境が維持されてきた深入山では,オミナエシ,ハバヤマボクチ,ホクチアザミといった草原に特有の植物を見ることができます.すぐ近くの草原の山,雲月山との違いはあるのでしょうか?深入山の成り立ちや植物に関する座学の後,ゆっくり山を観察します.

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【イベント案内】サツキマス保全の試み(1)産卵床作り

  • 開催日時:2013年9月28日(土) 9:30
  • 集合場所:八幡高原センター
  • 講師:内藤順一
  • 準備:基本セット,着替え,長ぐつ,雨具,軍手,タオル
  • 定員数:30名
  • 参加費:無料
  • 損保ジャパンの後援により実施します

北広島町八幡地区には聖湖からサツキマス降湖型が,10月上旬に還ってきます.しかし,集落には農業堰が多く,上流には行けません.そこで,溜まっている個体を採捕し,上流へ運んでやりますが(10月6日に予定),上流域は水量が少なく,水深が浅くなり,また,アオサギが狙っているために,なかなか産卵まで至らないのが現状です.今回,繁殖リスクを軽減させるために,産卵床を人力で整備します.2週間後,自分の作った産卵床にサツキマスが産卵するかもしれませんよ.川に入ります.濡れる場合がありますので,着替えをご用意ください.

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お盆の後の湿原

先日,「芸北トレッキングガイドの会」の方と一緒に水口谷湿原を歩きました.
当日は涼しく,散策には良い気温でした.

車道沿いに咲くマツムシソウ.
湿原へと歩き出すと,最初に目を惹きます.

湿原の中ではミゾソバが花を咲かせ始めました.
もう少しすると,板歩道沿いはミゾソバの花でいっぱいに!

おーいの丘へ続く道では,キンミズヒキが咲いていました.
山際の道を明るく彩っています.
少しずつ秋色に変わっていく様子を,ゆっくりと見られたひとときでした.
                              ありみつ

【イベント案内】霧ヶ谷湿原の植生調査:秋

  • 開催日時:2013年9月21日(土) 9:30
  • 集合場所:高原の自然館
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・白川勝信・和田秀次
  • 準備:作業セット
  • 定員数:30名
  • 参加費:無料

夏に続き,秋も植生調査を行います.皆さんの調査結果が,湿原を評価するデータになります。実りの時期ですので,植物の特長が分かりやすくなっています.観察会とはちがった視点で植物を見つめてみませんか.植物の見分け方や名前の由来を説明しながら一緒に調査をしますので,初心者の方もお気軽にご参加ください.

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標本づくり教室@北広島町図書館のレポート

西中国山地自然史研究会の植物観察会でご活躍の佐久間智子先生が,北広島町図書館で「標本作り教室」の講師をされましたので,当日の様子をレポートします.



7月20日(土)に第一回目の教室がひらかれ,参加者は3組(子ども4名,大人3名)+図書館職員さん4名の計11名でした.
みなさん植物標本を作るのは初めてでした.
館内で実際の植物標本を見た後,近くの龍山八幡神社に植物採集に行きました.
丁寧に採集することで,アカネの根が赤いことや,種子(ギンナン)から伸びたイチョウの芽生えや,ウバユリの根を観察することができました.
その後,図書館に戻って新聞紙に植物をはさむ作業を行いました.
どの葉を表にするか,裏にするか,切り落とすか,どこをきれいに見せたいかなど,自分で考えながら標本を押していきました.
はさんだ標本は各自が持って帰り,家で新聞紙を取り替えることが宿題となりました.
2週間後の講座にどんな標本ができているか楽しみです.
*植物採集については,事前に許可をいただきました.
*写真提供:北広島町図書館
→8月4日(日)の第二回目に作成した標本と参加者の写真が下記リンクに掲載されています.
北広島町図書館だよりNo.102