標本づくり教室@北広島町図書館のレポート

西中国山地自然史研究会の植物観察会でご活躍の佐久間智子先生が,北広島町図書館で「標本作り教室」の講師をされましたので,当日の様子をレポートします.



7月20日(土)に第一回目の教室がひらかれ,参加者は3組(子ども4名,大人3名)+図書館職員さん4名の計11名でした.
みなさん植物標本を作るのは初めてでした.
館内で実際の植物標本を見た後,近くの龍山八幡神社に植物採集に行きました.
丁寧に採集することで,アカネの根が赤いことや,種子(ギンナン)から伸びたイチョウの芽生えや,ウバユリの根を観察することができました.
その後,図書館に戻って新聞紙に植物をはさむ作業を行いました.
どの葉を表にするか,裏にするか,切り落とすか,どこをきれいに見せたいかなど,自分で考えながら標本を押していきました.
はさんだ標本は各自が持って帰り,家で新聞紙を取り替えることが宿題となりました.
2週間後の講座にどんな標本ができているか楽しみです.
*植物採集については,事前に許可をいただきました.
*写真提供:北広島町図書館
→8月4日(日)の第二回目に作成した標本と参加者の写真が下記リンクに掲載されています.
北広島町図書館だよりNo.102

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