NPO法人西中国山地自然史研究会では,「芸北せどやま再生事業」部門の事務局長を募集しています.
広島県緊急雇用対策基金事業による求人で,失業者が対象です.
10月25日から,1年間の雇用となります.
▶採用人数
1人
▶職種
事務・野外作業
▶雇用形態
正社員以外
▶就業形態
フルタイム
▶雇用期間
雇用期間の定めあり(1年間)
平成25年10月25日〜平成26年9月24日
▶仕事の内容
芸北せどやま再生事業部門の事務局長として,事務や企画,野外作業を担当していただきます.林業に係る事業です.
<主な仕事内容>
・書類作成、データ入力、会議手配
・情報発信、イベント企画等
・草刈り、軽トラックでの薪運び(地域内)
▶就業時間
08:30〜17:00
▶賃金
時給:900円
*賃金計算式
158,400円
@900円X8HX22日の場合
詳細の求人情報はこちら→ハローワークインターネットサービス
※詳細は担当者までお問い合わせください.
NPO法人西中国山地自然史研究会
事務局:河野
080-6334-8601
投稿者「harappar」のアーカイブ
【イベント案内】八幡高原の野鳥観察会
- 開催日時:2013年11月17日(日) 9:00
- 集合場所:高原の自然館
- 講師:上野吉雄
- 準備:基本セット,双眼鏡,あればフィールドスコープ
- 定員数:30名
- 参加費:
- 一般=300円
- 賛助会員=100円
- 正会員・中学生以下=無料
八幡高原には一足早く冬がやってくる時期です.湿原,潅木林,水田,溜池と,場所を移動しながら野鳥を観察します.千町原ではキレンジャクやツグミなどの冬鳥を,水田では国内でも希な冬鳥であるシラガホオジロを探します.溜池ではシベリアからやってきたばかりのカモ類を観察します.
⇒お申し込みはこちらから
「広島県で行われている生物多様性保全のための取り組みを視察したい」というお問い合わせ
「広島県で行われている生物多様性保全のための取り組みを視察したい」という問い合わせがあったので,しらかわハカセがこんな風に答えたよ.
参考にどうぞー☆
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高原の自然館では,年間を通じて観察会や保全活動を実施しています.
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets
このうち,保全活動としては,次のようなメニューがあります.
▼湿原の保全とモニタリング(八幡湿原自然再生事業)
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157634769485929/
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157634017672572/
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/eco/j-yawata-index.html
▼半自然草原の再生(雲月山の草原,千町原草原)
http://goo.gl/mRQy1i
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157635790275613/
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157635530298523/
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157633996736865/
▼里山再生のための地域システムの構築(芸北せどやま再生事業)
http://goo.gl/5uUmrO
▼種の保全(サツキマス,ブッポウソウ)
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157633701493584/
http://www.flickr.com/photos/shizenkanr/sets/72157633632817097/
また,外来種対策としては,夏にオオハンゴンソウの刈取りをしています.
完全除去というよりも,種子を付けさせない努力という意味合いで,草原保全の一環として行っている作業です.
生物多様性に関しては,本年2月に町の戦略をまとめたところです.
館と戦略策定との関係は,生態学会誌の下記記事をご覧下さい.
▼地域博物館から地域生物多様性センターへ(<連載2>博物館と生態学(15))
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008607852
他の地域の活動については,次の4種は広島県の指定希少野生生物になっていますので,広島県自然環境課に問い合わせたらスムースかもしれません.
・三次市吉舎町のナゴヤダルマガエルの保全活動
・世羅郡世羅町のヒョウモンモドキの保全活動
・宮島のミヤジマトンボの保全活動
・福山市のスイゲンゼニタナゴの保全活動
また,ヒョウモンモドキの保全活動を行っている世羅町には,広島県の施設として「せら夢公園自然観察園」があります.
▼せら夢公園自然観察園
http://www.serawinery.jp/nof/
県立の公園施設ではありますが,管理施設には生態学出身の猪谷信忠(いたに のぶただ)さんが勤務されており,熱心に普及活動をされています.
今年は「湿地の守人養成講座」として,ヒョウモンモドキが生息できる環境を保全するための人材育成に取り組まれています.
▼湿地の守人養成講座
http://www.serawinery.jp/nof/06event.html
看板修繕中
【イベント案内】ゴギの繁殖観察会
- 開催日時:2013年11月10日(日) 9:30
- 集合場所:大朝公民館
- 講師:内藤順一
- 準備:基本セット,双眼鏡(自然館でも用意します),防寒具
- 定員数:30名
- 参加費:
- 一般=300円
- 賛助会員=100円
- 正会員・中学生以下=無料
中国山地の脊梁部に生き残っているイワナ(ゴギ)の観察会です.ゴギは用心深い魚ですが,繁殖期は日中でも観察することができます.事前に学習した後,現地で生息環境や繁殖の様子を観察します.広葉樹の森の大切さが実感できる観察会です.
⇒お申し込みはこちらから