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【イベント案内】森里川を食べる・遊ぶ・楽しむ!“エコカフェ”開催

楽しい雰囲気で、お茶を飲みながら、自然の話しを聞いてみよう!
誰でも参加できるトークイベントです。

概要
私たちのふる里 北広島町は、森や川の豊かな恵みを受けとりながら作られた美しい里地でした。社会や生活が変わったことで「ササユリが減った」「魚が減った」「シカが増えた」など、身近な自然の変化が実感されています。一方で、新しい方法で、ふる里の自然を遊び、楽しむ人たちが増えてきました。
「エコ・カフェ」では、町内で始まっている「楽しくて豊かな活動」について、町内4カ所で話しをしていただきます。
森も川も、上手に使うことが生態系や美しい景観を育みます。肩肘を張らずに、お茶を飲みながら、ゆったりとした雰囲気で、ふる里を守る工夫を多くの方と共有したいと思います。
※大朝会場以外は、申し込みが必要です。

開催日・場所
●千代田中央公民館 『南方の里山に集う・遊ぶ』
2 月1 3 日( 土) 1 4 : 0 0 〜1 6 : 0 0 , 定員5 0 名

● 芸北文化ホール 『トレッキングをガイドする』
2 月1 9 日( 金) 1 8 : 3 0 〜2 0 : 3 0 , 定員5 0 名

● 豊平公民館 『水田に学ぶ・食べる豊平小5年生』
2 月2 1 日( 日) 1 4 : 0 0 〜1 6 : 0 0 , 定員5 0 名

● 大朝保健センター 『お蝶淵に集う・遊ぶ』
2 月2 6 日( 金) 1 8 : 3 0 〜2 0 : 3 0 , 定員3 0 0 名

その他
● 参加費
千代田・芸北・豊平会場: 5 0 0 円
大朝会場: 無料
● 申込み・問い合わせは
N P O 法人西中国山地自然史研究会
電話:0 8 0 – 6 3 3 4 – 8 6 0 1
メール:staff@shizenkan.info
エコカフェチラシ エコカフェチラシ裏

【受賞報告】平成27年度ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣賞)受賞(2016.1.8)

_MG_1646認定NPO法人西中国山地自然史研究会は、この度、『平成27年度ふるさとづくり大賞 団体表彰(総務大臣賞)』(総務省)を受賞することが決定しました。

当団体は、1995年の発足以降、環境保全・里山文化の継承・生物の多様性などの観点から西中国山地の豊かな自然環境を保全し、地域社会に貢献することを目的に、活動してきました。
活動内容は、年間30回を超える自然観察会を中心に、生物多様性の保全に関するワークショップ、動植物の調査研究やそれにもとづく保全活動、成果発信など多岐にわたっています。
その中でも、2012年より開始した「芸北せどやま再生事業」での山林里地の保全とその活用の仕組みづくりや、他地域のモデルとなりうる可能性、里山の価値の普及効果について、評価をいただきました。
今回の受賞は、専門家やボランティア、住民が一体となっての継続的な自然の調査・研究・保全が礎となり、具体的な活動として地域が主体となった取り組みが評価された結果だと思います。

まだまだどの事業も取り組むべき課題が多くありますが、このような賞を贈っていただき、身が引き締まる思いです。
今後も、環境の保全と同時に、地域社会の持続性を両立させ、様々な主体と関わりながら、活動を継続していきたいと考えています。

1月23日(土)には、表彰式・パネルディスカッションが千葉県にて開催されます。
一般参加者の募集や、Ustream中継も予定されているようです。

今後共、認定NPO法人西中国山地自然史研究会へ、一層のご指導とお力添えをいただきますよう、お願いいたします。

詳細はこちら → 平成27年度ふるさとづくり大賞受賞者の決定及び表彰式の開催(総務省)
受賞者一覧 → 平成27年度ふるさとづくり大賞 受賞者一覧

【参加報告】「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin北広島(2015.12.19)

2015年12月19日(土)大朝保健センターにて、「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin北広島が開催されました。

この取り組みは、環境省が、私たちの生きる基盤である森里川海の恵みを認識し、その恵みを持続可能な形で引き出し、未来の世代につなげていくことが必要だとし、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトを立ち上げ、普及のため、全国リレーフォーラムを、実施している中のひとつです。

挨拶につづき、環境省の職員の方から、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトの紹介がありました。
冒頭で、芸北小学校の校歌の中の「生物多様の里にあり」という歌詞が紹介されました。

地域の取組活動の報告として、大朝小学校の「川ガキ再生プロジェクト『お蝶淵』復活! 」では、かつて地域の方の遊び場であった「川」を、地域と学校の力で再生し、子供たちが輝く笑顔で美しい川で活動している報告がありました。ただ「遊ぶ」「体験した」で終わらず、「自分たちが遊べるくらいきれいな川で作ったお米」の販売にも取り組み、「この川が自分たちの宝である」ことにつながり、教科書だけでは学習できない本物の体験として子供たちが自分の言葉で語れることが、成果だと感じました。

続いて、芸北中学校1年生による「ススキ原が地域をつなぐ!『芸北茅プロジェクト』」の発表です。通称「カヤプロ」と呼ばれる取り組みの発端は、彼らが小学生の時の学習の「せどやま教室」で、そこから発展したものが「カヤプロ」です。
彼らが立ち上げたこのプロジェクトの内容や流れ、難しかった点に加え、プルジェクトの目指すことが「自然・経済・文化」の視点であることに驚きました。
地域の方をはじめ、職人さんなど多くの関わりの中で取り組むこの「カヤプロ」の今後も楽しみで、応援したいと感じました。

最後に、参加者による意見交換です。「地域で残したい森里川海や森里川海と人とのつながり。それを未来へひきつぐ取組み」をグループを作り、それぞれで発表しました。ただ意見を聞くだけでなく、参加者も意見を出せる機会になり、みなさん真剣な表情で話しあっていました。

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトのアンバサダーである「アヒル隊長」と、北広島町のイメージキャラクター「花田舞太郎」くんも加わり、記念撮影もしました。

私たちの暮らしは自然とともにあり、自然を知り、守り、活かすことが大切であり、そのためには地域の様々な立場の人が関わることで、未来への活動につながるのではないかと感じたミニフォーラムでした。

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【受賞報告】「第3回観光地ひろしま!おもてなしアワード」(芸北トレッキングガイドの会)

芸北の自然を案内する芸北トレッキングガイドの会が、「第3回観光地ひろしま!おもてなしアワード」1次審査通過し、2015年12月17日(木)に行われた最終審査会で、5位に入賞しました。
広島県内において観光客へ効果的・独創的なおもてなしの取り組みを表彰するもので、最終審査会は5分間のプレゼンテーションがあり、審査員・来場者の投票によって、順位が決まります。
見事第一位を獲得されたのは、「田舎cafeおそらゆき(広島市)」さん。おめでとうございます。
芸北トレッキングガイドの会も、「安全で安心なガイドをすること」をおもてなしの一番に掲げた紹介を行い、投票の結果5位となりました。
副知事から表彰状をいただきました。
NPO法人西中国山地自然史研究会では、「ガイド養成講座」のお手伝いをさせていただき、スタッフも休日を利用してガイドもしています。
このような賞をいただき、とても光栄に思います。

芸北の自然の案内は、芸北トレッキングガイドの会におまかせください!

▶︎報道
産経ニュース:観光地ひろしま!おもてなしアワード」6団体を表彰
http://www.sankei.com/region/news/151218/rgn1512180044-n1.html

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【イベント報告】千町原 秋の草刈り2015(2015.11.23)

2015年11月23日.
今年で11回目の千町原の草刈りがやってきました.春の火入れがなくなり,防火帯づくりではなく低木を切ることが今回の目的となります.
いつもより少ない38名の参加となりましたが,行動力があるメンバーで,とても頼もしくあります.
高原の自然館のしらかわハカセから、目的や気をつける事項の確認があり,班に分かれ現地へ移動します.
機械班が草刈り・伐採を進める傍ら,作業班が切られた低木を集めます.
予想以上に天気がよくなり,晴天のもと気持ちよく作業が進みました.
機械を使う時,ひやっとした場面もあったので,気を引きしめ,対策の必要性も感じました.

昼までに低木の整理を終え,お楽しみの昼食です.
かりお茶屋のお母さんたちが作ってくれたはらっぱー米のおむずび,はらっぱー大根の煮物・豚汁と盛りだくさんです.このメニューには,千町原で刈り取られた草の堆肥を使って栽培された,はらっぱー米とはらっぱー大根も使われています.

力をつけた後は,千町原の草刈りでは初の試み,「茅かり」に挑戦です.
芸北中学校1年生の挑戦科の授業で,茅を集め,茅を販売する「茅金市場」の取り組みがはじまり,茅の活路が開けたのです.
※詳しくはこちら→芸北「茅金市場」2015
機械や鎌を使い,規格である180センチ以上のススキを刈ります.束にし,茅ぼうとうにしました.
わずか1時間の作業で,たくさんの茅を作ることができました.
これらが町内で茅葺されることを考えると,この11年間の歩みの最大の成果のように思います.

たくさんのボランティアさんと積み上げてきた時間を思うと,心から嬉しくてたまりません.
2015年の秋も,草刈りを無事終えることができました.当日参加した下さった方,また普段からこの活動を支えて下さっている方みなさんに感謝します.

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