投稿者「スタッフ」のアーカイブ

カスミサンショウウオ産卵の季節です🎶(2016.4.29)

おはようございます。
今日も高原の自然館開館しました。
新緑の八幡高原は晴れ間が出ていますが、風が強く、気温が低めなので、1枚余分に着込んで来られたら安心です。
霧ヶ谷湿原では、カスミサンショウウオの産卵調査の実施です。
高原の自然館内でも、カスミサンショウウオの生態展示および、パネル展示もございます。
入館料も無料ですので、ぜひおいでくださいね。

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【報道紹介】ふるさとレッドリスト絶滅の危機から生物を守ろう“ヒメシジミ”(中国新聞)

日本山岳会広島支部が中心になり呼びかけ、西中国山地自然史研究会もお手伝いさせていただいている霧ヶ谷湿原の保全活動の様子が,4/4(月)から1週間、広島県内のケーブルテレビ(ふれあいチャンネル,ひろしまケーブルテレビ,尾道ケーブルテレビ)で放映されます。これは、広島県が後援して進めている「ふるさとレッドリスト」の取り組みに関わるものです。
詳しくは以下のページをご覧下さい.
http://furusato-redlist.jp/himeshijimi/
特集の紙面はこちら(2016.3.28朝刊)
http://qq2q.biz/t7eS

今回の主役「ヒメシジミ」の生態や芸北での観察がこちらでじっくり見ることができます。専門家のお話もわかりやすくておもしろい!

【参加報告】2015年度ひろしまNPOサポート倶楽部寄付金配分審査結果&寄付金授与式(2016.3.30)

2016年3月30日(水)に寄付金授与式に参加したので報告します。

 NPO法人ひろしまNPOセンターが、日本郵政公社の協力を得て、NPOの活動を資金面で援助いただく「ひろしまNPOサポート倶楽部」を立ち上げ、現在その運営を行っています。
NPO団体の財政基盤強化への支援を目的として事業を行っておられ、西中国山地自然史研究会では、この寄付金の配分を2015年度にいただくこととなりました。

第一部では、15団体のうち審査で選ばれた5団体が、ひろしまNPOセンターの安藤代表理事より授与していただきました。
「会計が明らかになっているか」「組織の体制が整っているか」「活動内容や実績」といった評価を踏まえ、厳正な審査が行われたとのことでした。
同時に、「中国ろうきん立ち上げ助成」「中国ろうきんNPO寄付システム」の助成金授与式も行われ、全部で16団体のNPO法人が参加する場となりました。
分野は福祉、子どもの健全育成、文化や芸術、など多岐にわたっていました。
みなさんの団体の活動やPRなど、熱意あるスピーチも聞くことができました。

第二部では、昨年度の授与団体からの報告です。NPO法人ほしはら山の学校の浦田愛さんから、「ふるさとを未来につなぎたい〜ふるさと体験交流と中山間地域の今〜」というテーマでの発表でした。
ご自身の原点となっている歌「私のこどもたちへ」という歌をアカペラで歌ってくださり、とても素晴らしい歌声につつまれました。
ご近所で起きている「切り捨て全伐」の話題から始まり、「暮らすことはいきていることだ」という深い目線と活動の内容をくっきりとブレのない発表で、とても共感する部分が多かったです。
交流会でもお話をさせていただき、NPOの活動や浦田さん個人の活動にももっと触れてみたいと感じました。

短い時間ですが、NPOの活動を支援してくださる助成金があり、各地で活動しているNPO団体の顔が見えて、刺激を受けた参加となりました。

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【研修報告】プロ編集者から学ぶ¨伝わる¨文章を書く7つのポイント

3月19日(土)に,「プロ編集者から学ぶ¨伝わる¨文章を書く7つのポイント」に参加したので報告します.NPO法人これからの学びネットワークの主催で,合同会社耕文舎代表である赤羽博之講師による,県民文化センターで開催されました.

この研修は、大きく分けて2部構成となっており,まず行われたのは,事前に提出していた150文字の課題文を,赤羽講師に添削してもらいながらコツを学んでいくという前半です.
伝わる文章は「スッと読める」「意味・内容がしっかりとわかる」.この2つが,同時に実現されているもので,書くためのポイントが7つあると教わりました.

1:「短く書く」 日本語は,結論が最後にくる言語.文が長いほど,相手に結論を伝えることが遅くなってしまい,分かりにくくなる.
2:「重複を省く」 言葉が重複すると物理的に文が長くなる.同じ文字が繰り返されると,くどい印象になり,スッと読めない文章に.
3:「具体的に書く」 特に数字や五感を使うことで,イメージが掴みやすくなるとか
4:「文末でリズムを生む」 同じ表現だけで文末を締めくくると,単調になり読み辛い.
5:「ポイントを絞る」 色々なことを書きすぎると,どれもが印象に残らず伝わらない.
6:「句読点は考えて打つ」 意味の切れ目で使い,読みやすくするのが役目である.
7:「客観視する」 自分が書いたものを推敲するには客観視が必要.音読やプリントアウト,時間をおいてからの読み返しが効果あり.

午前中にこの7つを学び,後半は自分が書いた150文字の課題文を80文字に書き直すという実習を行いました.重複やリズムなど,習ったことをいろいろと考えながら書き上げた文章は,なるほど,確かに最初の文章よりもシンプルで,理解しやすくなっています.分かりやすい文章とはこのようなものなのだと実感しました.
また,赤羽講師曰く「7つのポイントも重要だが,¨ことばの森¨というものも,文章を書くときには必要だ.この二つが合わさると,確実に文章力は上がる」ということです.
「ことばの森」とは?それは,日本語のボキャブラリーやフレーズのこと.日本語の中には,単語と単語がセットになっているものもあります.例えば「飛行機が運休する」ではなく「飛行機が欠航する」,「行きつけの病院」ではなく「かかりつけの病院」などです.フレーズごと覚えることにより,不自然な言い回しがなくなり読みやすい文章となると学びました.
ことばの森はすぐには育ちません.長期的にじっくりと身に付けるものだそうです.お勧めの方法は新聞のコラムを音読し,書き写すことだと教わりました.
文章は読んでもらうもの.相手は自分が書いた文章を「読みたい」とは思っていない.だから,簡潔に読んでもらえる文章を書くのが重要だというまとめで,確かにその通りだと実感です.
これからは少しでも多くの人に楽しんで読んでもらえるよう,今回学んだことをしっかりと心がけて書いていこうと思います.

この研修の成果はこちらです.

お題は「好きな食べ物」

150文字(研修前)
リンツのリンドールこそ,至上のチョコレート.まんまる球形の,カリッとした外殻チョコを噛み砕いた後に,中に入っていたとろりとしたチョコが,口内で優しく広がるのだ.二つの食感を楽しみながら味わう甘さも,また格別だ.味の種類は多いが,どの味も甘すぎない柔らかな味であり,何個でも食べたくなるチョコなのだ.

80文字(研修後)
至上のチョコレート,リンドール.まんまるカリリの外側と,柔らかトロリの中身が二重に楽しい.種類は多いが,どれも甘すぎず上品で,何個でも食べたいと思ってしまうのだ.

※「まんまるカリリ」「柔らかトロリ」のリズムがいい,愛情が伝わって来ると褒めて頂きました.


赤羽講師.文章はもちろん,喋りも一流でわかりやすい.


参加者は老若男女さまざまでした.


ひとつひとつ丁寧に,しっかりと教わる.


ときには周囲の人たちと,協力しあうグループワークも.