投稿者「スタッフ」のアーカイブ

【活動報告】インターンシップ受け入れ(2020.9.9)

北広島町豊平にあるひろしま自然学校からインターン生が来て下さいました。
今年度ひろしま自然学校に就職された山中さん。大学生の時から、いきものの調査やこどもとの自然活動の場での経験が多く、しっかりした印象です。

今回、西中国山地自然史研究会では次のようなプログラムで受け入れを行いました。
・西中国山地自然史研究会の活動(職員や会員、予算や雇用について)
・NPOと自己、NPOと社会、自分と社会、そして未来
・NPOの運営(予算やファンドレイジング、認定NPO)
・これから

合間には芸北分校の授業にも参加してもらい、2,3年生が行うみのり学習の発表のミニ講評もお願いしました。

レポートも短時間で素早くまとめる力もあり、「NPOでの資金の流れや寄付者についての知識が増えたので活かしたい」という感想を最後にいただきました。

同じ北広島町の環境や自然、教育に関わるNPO法人として心強い仲間を得たインターンシップの受け入れとなりました。

インターンシップの受け入れを通じて、私たちスタッフも多くの学びや気づきがあります。
これからも機会があれば受け入れを継続したいと思います。

  

千町原のオオハンゴンソウ(2020.8.12)

千町原では、2006年から年に一度、ボランティアさんとの作業、2015年から有志「千町原草刈り隊」で春から秋に月一度の作業で特定外来生物オオハンゴンソウの駆除が行われています。
少し角度が違いますが、2013年の写真と今日の写真を見比べてみてください。
オオハンゴンソウの姿がほとんどありません。
草刈り隊のメンバーの地道な作業のおかげですね。いつもありがとうございます。
在来種ミソハギがところどころに咲いているのが見えました。
千町原を通ったときはぜひこの一画もご覧下さいね。
2013年8月3日撮影


2020年8月12日撮影

【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.20(2020.6.23)

西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
6月23日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは(株)KOSHINの専務取締役の向田拓夫さんです。
向田さんは北広島町才乙出身・在住、芸北分校の卒業生で、「大工である父親の姿を小さな頃から見て、かっこいいなとずっと感じており、自分も後を継ぎ大工となった」そうです。
ご自身が高校生だった頃のお話や、進学しても思うような成果がでなかったという等身大のお話は、高校生には身近に感じたのではないでしょうか。
大工としてしっかり技術を身につけ、努力したことを振り返る中で感じることを力強く発してくださいました。「今夢がある人は最高。そのままでがんばれ」「今夢や目標がない人でも焦らなくて大丈夫。自分のように好きなことがあれば必ず見つかる」とのメッセージは、行動したからこそ言える言葉で、熱い気持ちが伝わる瞬間でした。
向田さんは商工会青年部の部長も務められており、「芸北で過ごすことは最高のことだ」とこれもご自身の体験の中からお話くださいました。また、「一緒に芸北を盛り上げよう。芸北に住む一員として仲間になろうと」高校生に呼びかけました。
高校生からは「たくさんの建物を建てる中どんなことが大変か。失敗したことなどあるか。」という質問もありました。
芸北で生まれ育ち、現在も芸北でお仕事をされている向田さんだからこその信念やアドバイスが響いた朝礼となりました。
朝礼後の立ち話で、向田さんが高校生の時にお世話になり、現在も芸北分校の先生が「あんたが話すっていうけぇ聞きにきたで」というやりとりが印象に残りました。