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【イベント案内】霧ヶ谷湿原の植生モニタリング 秋

前日の観察会では「寒い寒い」という声も聞かれましたが,調査の日はお日様が覗きました.今回の調査には,初めての人3人を含む7人が集まりました.まずは高原の自然館に集合し,再生事業の経過や,西中国山地自然史研究会の関わり,これまでの調査で分かったことなどを確認しました.基礎知識を共有したところで,霧ヶ谷に出発しました. 今回は,広島県が実施する遊歩道設置工事の最中なので,全員がヘルメットを被り,3斑に別れて調査地に向かいます.1m×1mの中に,どんな植物がどのくらい生育しているのか,見落としの無いように植生を調査していきました.遊歩道沿いに点々と設置された調査地には,夏の調査の際にダンポールを立てているので,簡単に見つかります.1区画の調査が終わった班は前に進み,次の調査地を調べる,という風に,追い越し・追い越されながら進んでいきました.調査地の中には,湿原生の植物が多いところもあれば,外来種ばかりのところ,種数が極端に少ないところなど,場所によって環境も植生も違うことが実感できました.お昼頃には調査を終え,調査結果の概要を報告しあいました.やはり,場所によって種組成に大きく違いがあり,外来種もたくさん見られるようでした.今後,アメリカセンダングサをはじめとする水田雑草が繁茂する場所ができるかもしれません.モニタリングを続けることが大事だと感じました.ともあれ,調査地を歩く間には,アケボノソウの群生や,たくさんのオオコオイムシも見ることができました.少しずつではありますが,ノイバラの薮だった場所が,湿原の性質を取り戻していると実感できました.

はじめに,高原の自然館で調査方法やこれまでの経緯を確認. はじめに,高原の自然館で調査方法やこれまでの経緯を確認.
再生が進む霧ヶ谷. 再生が進む霧ヶ谷.
ヘルメットを被って,いざ出発. ヘルメットを被って,いざ出発.
河川敷のような場所.湿地の植物は少ないが,種数は多い. 河川敷のような場所.湿地の植物は少ないが,種数は多い.
湿原が回復している場所.マアザミ,アブラガヤなどが生育していた. 湿原が回復している場所.マアザミ,アブラガヤなどが生育していた.
1班の調査風景. 1班の調査風景.
2班の調査風景.そして3班の様子は写していませんでした... 2班の調査風景.そして3班の様子は写していませんでした...
最後に,全員で調査結果を確認. 最後に,全員で調査結果を確認.
この日は中国新聞からも取材に来ていただきました. この日は中国新聞からも取材に来ていただきました.

【イベント報告】霧ヶ谷の観察会 夏のいきもの観察会

雨が心配だった観察会ですが,よく晴れた絶好の観察会日和となりました.植物から昆虫まで,幅広い分野の観察会だったためか,参加者は33名となり,多くの方が自然館前に集合しました.テレビ局の取材もあり,賑やかに出発しました.今回の講師は,植物担当の和田先生,昆虫担当の岩見先生,高原の自然館の白川学芸員です.霧ヶ谷湿原は,湿原の再生事業中であるため普段は入ってはいけない場所ですが,今回は広島県の許可を受け,特別に入ることができました.湿原に生息するグンバイトンボや草地のヒメシジミ,沢山咲いていた外来種のフランスギクなど,湿原特有の生物から外来の植物など様々なものが見られ,講師の先生方がわかりやすく説明してくださいました.モリアオガエルや昆虫などが多く見られたため,子供達も大喜びでとても楽しんでいました.列になった最後尾の方では,ヤマカガシがカエルを食べていた様子が観察できたようで,それを見られなかったのが残念です.
午後からは水口谷湿原に行くことになり,こちらは木道を歩くので,長靴をはいて来られなかった方は安心していました.入り口付近で見た,ススキの葉を巻いた巣の中に,カバキコマチグモという,刺されると死に至る可能性のある毒グモがいることに驚きました.湿原の木道では,大きな黄色い花を咲かせていたハンカイソウ,有名な有毒植物のトリカブト,ピンク色が可愛らしいビッチュウフウロなどを観察し,霧ヶ谷湿原とはまた違った風景を楽しみながら,進んで行きました.人数が多かったため,先生方の説明を常に聞くことはできませんでしたが,近くの人と話をしながらワイワイと観察していきました.工事予定地だからこそ入ることができた霧ヶ谷湿原.工事後は木道が作られ,いつでも見られるようになるかもしれませんが,今の状態は来年には見られないかもしれません.9月にも「霧ヶ谷の観察会 秋のいきもの観察会」がありますので,またこちらへの参加もお待ちしております.[しんぽゆうすけ]

テレビ局クルーも含めて大勢での観察会の開始.
テレビ局クルーも含めて大勢での観察会の開始.
オタマジャクシが元気に泳いでいた.
オタマジャクシが元気に泳いでいた.
グンバイトンボを観察中.
グンバイトンボを観察中.
大きな泡で包まれたモリアオガエルの卵
大きな泡で包まれたモリアオガエルの卵
双眼鏡でモリアオガエルのメスを観察中.
双眼鏡でモリアオガエルのメスを観察中.
ハンノキにくっついていた,大きなモリアオガエル
ハンノキにくっついていた,大きなモリアオガエル
岩見先生による,ゴミムシの紹介
岩見先生による,ゴミムシの紹介
お花畑のようなフランスギクの大群生.
お花畑のようなフランスギクの大群生.
各自観察を終え,午前は終了
各自観察を終え,午前は終了
水口谷湿原の木道を歩く.
水口谷湿原の木道を歩く.
バッタの仲間を見ながら,不完全変態についての説明を聞く.
バッタの仲間を見ながら,不完全変態についての説明を聞く.
虎の尻尾に似ている,オカトラノオ.ビッチュウフウロも咲いていた.
虎の尻尾に似ている,オカトラノオ.ビッチュウフウロも咲いていた.
花も葉も大きい,ハンカイソウ.
花も葉も大きい,ハンカイソウ.
霧ヶ谷湿原の自然再生事業について説明する和田先生.
霧ヶ谷湿原の自然再生事業について説明する和田先生.

【イベント報告】霧ヶ谷実験地の植生調査

秋晴れの空のもと,霧ヶ谷実験地の植生調査に14名のみなさんが集まってくださいました.この実験地は,現在行われている霧ヶ谷湿原の自然再生事業を支えてきた重要な場所です.今回で7年目を迎える植生調査となりました.最初に自然館の中で集合し,白川学芸員より,なぜこの調査が始まったのか,またどんな役割を果たしているのか,再生事業地の状況などを,パンフレットをみながら,多岐に渡る説明がありました.植生調査には初参加の方も数名いらっしゃいましたが,みなさん真剣な面持ちで説明に聞き入っていました.調査の前に,去年工事が終了している自然再生事業地を見学しました.水が廻っている様子や,導水路に生き物が生息している様子も見ることができました.子ども達が水の冷たさに驚いていたのが印象的でした.その後実験地に移動し,3班に分かれ,調査開始です.プロット番号の場所を探し,ポールを設置します.1m×1mの範囲の中の植物名をすべて書き出し,高さや状態などを計測します.場所により少しずつ植生が違っていたのが興味深かったです.また,私が調査した場所にはすべてカラコギカエデがあったので,種が良く飛ぶからなのかなと想像しました.ノイバラのとげの痛さと,思った以上の日差しにまいりながらも調査を終えました.その後,今年の工事予定地を見学しました.まだ木を切っただけの為,去年の工事地と比べてみると,ずいぶん殺風景に見えます.これから水を廻すための工事が始まるそうですが,去年の工事地と同様に,湿原化を見守ることのできる貴重な場所です.どんなふうに変化していくのか,楽しみになりました.霧ヶ谷実験地の植生調査を続けてきたことが,自然再生事業につながっていると実感することもできました.今回で実験地の植生調査は一旦終了し,今度は再生事業地を見ていく予定です.調査に協力してくださったみなさま,ありがとうございました.

八幡湿原自然再生事業のパンフレットを見ながら,霧ヶ谷湿原のすがたを確認した.
八幡湿原自然再生事業のパンフレットを見ながら,霧ヶ谷湿原のすがたを確認した.
現地にて調査方法を詳しく教えて頂く.
現地にて調査方法を詳しく教えて頂く.
1班は即席班ながら,すらすらと植物名がでてきて,調査がはかどった.
1班は即席班ながら,すらすらと植物名がでてきて,調査がはかどった.
葉の明点の有無を確認中.
葉の明点の有無を確認中.
このプロットのほとんどが倒れたイに覆われていた.
このプロットのほとんどが倒れたイに覆われていた.
2班の調査はどんどんと進んでいた.
2班の調査はどんどんと進んでいた.
3班の様子.
3班の様子.
鳥の巣を発見.ハンモック状にぶらさがっていた.
鳥の巣を発見.ハンモック状にぶらさがっていた.
全員集合し各班の様子を報告しあう.
全員集合し各班の様子を報告しあう.
調査終了後にみんなで記念撮影.「おつかれさまでしたー」
調査終了後にみんなで記念撮影.「おつかれさまでしたー」
去年の工事地.湿地生の植物や生物の姿をしっかりと見学.
去年の工事地.湿地生の植物や生物の姿をしっかりと見学.
今年の工事地の三面張り水路を見学.ここを取水堰にし,導水路を設置する.
今年の工事地の三面張り水路を見学.ここを取水堰にし,導水路を設置する.

【イベント報告】千町原と霧ヶ谷湿原の観察会

野焼きから2週間後の千町原で,いったい何が見られるのか,期待半分,不安半分の気持ちで観察会が始まりました.
自然館から道路を歩いて千町原まで行くと,早速,まだ葉のないノイバラの茂みの中に草原性の鳥,ノビタキとツグミがいました.火を付けた辺りから中へ入って行くと,ハルガヤなどの牧草がもう青々と新芽を伸ばしていました.防火帯として草刈りをした場所では,ゲンノショウコ,ヨモギ,ヒメジョオンなどが新芽を出していました.防火帯では,ハルガヤなどの牧草が少なく,火入れを行った場所とは,少し様子が異なるようでした.林のそばではコタチツボスミレが咲いていました.火入れを行った場所に生えている木を見ると,アカマツやイヌツゲの葉は茶色に変色していました.火の熱で茹で上がったのだと思われます.ノイバラの枝は黒く焦げていました.防火帯を通って進んで行くと,掛頭山の方向にノスリを見ることができました.さらに奥に進んで行くと,山からの水がたまって水たまりができていました.水の中には,ニホンヒキガエルやヤマアカガエル,カスミサンショウウオの卵がありました.とてもたくさんの卵がありましたが,この中で大人になれるのはほんのごく一部だと思うと自然の厳しさを改めて感じました.水たまりではない場所にもニホンヒキガエルの卵がありました.卵は一直線に伸びていて,測定したところ,長さは3.9m,約3,000個の卵がありました.お昼は句碑の周りでお弁当を食べて,
午後から霧ヶ谷に移動しました.霧ヶ谷は水路に沿って水が流れ,靴では歩きにくいほど湿った状態になっていました.水のたまったところにはヤマアカガエルの卵があり,すでに孵化したオタマジャクシもたくさんいました.最後に実験地も観察しました.手作業で掘った水路は少し埋まっている箇所も見られましたが,中央には水がたまっており,ちゃんと機能しているようでした.早くも生きものたちが動き出している千町原と霧ヶ谷の今後の変化が楽しみです.

スタートしてすぐ,草原にてノビタキを観察.
スタートしてすぐ,草原にてノビタキを観察.
野焼き後に雨が降ったので,炭を触っても手に煤が付かない.
野焼き後に雨が降ったので,炭を触っても手に煤が付かない.
防火帯を歩きながら観察.
防火帯を歩きながら観察.
もともとササが茂っていた防火帯では,様々な草が芽を出していた.
もともとササが茂っていた防火帯では,様々な草が芽を出していた.カナヘビ登場.千町原ではたくさん見られる.
カナヘビ登場.千町原ではたくさん見られる.
見晴らしが良くなって,高台から鳥が見やすい.
見晴らしが良くなって,高台から鳥が見やすい.
ススキの株が焼けたあとに,キツネの糞があった.
ススキの株が焼けたあとに,キツネの糞があった.
薮の中にメジロの巣.昨年のものだ.
薮の中にメジロの巣.昨年のものだ.
新しい,苅尾の風景.これも防火帯を作ってできたもの.
新しい,苅尾の風景.これも防火帯を作ってできたもの.
空高く,ノスリ.
空高く,ノスリ.
山裾の湧き水に,ヒキガエルの卵塊がたくさんあった.ここにはカスミサンショウウオも産卵していた.小さいけれど,だいじな湿地.
山裾の湧き水に,ヒキガエルの卵塊がたくさんあった.ここにはカスミサンショウウオも産卵していた.小さいけれど,だいじな湿地.
湿地帯に落ちていたヒキガエルの卵を見つけた.仕方なく産んでしまった未受精卵だろう.長さは3m90cm,2列になっていて,10cmに約40個の卵があるので,一匹のヒキガエルが産むのは(3.9÷0.1)×2×40≒3,120個くらいだと分かった.
湿地帯に落ちていたヒキガエルの卵を見つけた.仕方なく産んでしまった未受精卵だろう.長さは3m90cm,2列になっていて,10cmに約40個の卵があるので,一匹のヒキガエルが産むのは(3.9÷0.1)×2×40≒3,120個くらいだと分かった.
ノイバラの株は燃えていないけど,熱で新芽は死んでいる.
ノイバラの株は燃えていないけど,熱で新芽は死んでいる.
自然館に戻る前に,もう一度鳥見.
自然館に戻る前に,もう一度鳥見.
夏羽のノビタキ.
夏羽のノビタキ.続いて霧ヶ谷の再生地を見学.どんな鳥が来るのだろう?
続いて霧ヶ谷の再生地を見学.どんな鳥が来るのだろう?
側溝でカスミサンショウウオの成体を見つけた.再生事業が進めば,こうして側溝に落ちてはい上がれなくなるということも無くなるだろう.
側溝でカスミサンショウウオの成体を見つけた.再生事業が進めば,こうして側溝に落ちてはい上がれなくなるということも無くなるだろう.
湿原再生のために掘られた水路には,ヤマアカガエルの卵塊がたくさんあった.
湿原再生のために掘られた水路には,ヤマアカガエルの卵塊がたくさんあった.

【イベント報告】湿原の観察ー八幡湿原と自然再生事業ー

梅雨明けが待ち遠しく,雨が降ったり止んだりのなか,参加者22名で観察会が始まりました.毎年人気の湿原の観察会ですが,今回は自然館付近の水口谷湿原と,自然再生事業地である土嶽地区の湿原で観察会を行いました.講師は高原の自然館の白川と,自然再生協議会委員で土木の専門家の野村先生です.
最初に自然再生事業の概要などの話を聞いてから,自然館前を出発しました.水口谷湿原をめざして歩いていると,アサギマダラを発見しました.この蝶の食草はイケマというガガイモ科の植物であることや「旅をする蝶」という特長があると知りました.優雅に飛び,蜜を吸う姿はとても可憐でした.水口谷湿原では,前回(6/24)に行われた観察会では見られなかった植物たちが花を咲かせていました.ハンカイソウ,サワヒヨドリ,ミゾソバ,オカトラノオ,ビッチュウフウロ,チダケサシ,トモエソウ,クサレダマなどなどです.マムシグサ,ウリハダカエデ,カンボク,カラコギカエデ,イスノキ,ヤブデマリなどは,既に実をつけていました.そして昆虫も,スジグロシロチョウ,イカリモンガ,ツマグロキチョウ,ミヤマカラスアゲハなど様々なものが見られました.森の名歌手クロツグミの声も聞くことができました.この湿原はハンノキ林があることが特徴で,光が林の中にも充分にあたるので様々な植物が見られるそうです.一口に湿原といっても,環境によって生息する植物や動物が違い,現在でも変化を遂げているそうです.
そんな中,土嶽地区で八幡湿原自然再生事業が始まり,時間をかけて様々な調査が行われてきました.次はこの調査地を道路沿いから見学しました.先ほどと違い,山際にはアカマツやコナラといった木が見えます.皆さんが熱心に観察していたミズチドリ,チゴザサの可愛らしさも印象的でした.もう少し進むと少し開けた場所となり,ウスバキトンボが数多く飛んでいました.ちょうどお盆の頃にたくさん飛ぶので,ご先祖様が帰ってきたと考え,「ショウリョウトンボ」との別名があるそうです.最後に再生予定地の中を歩き,どんなところかを実際に見ることができました.湿地だったところが牧場となり,また放置され・・という変化を遂げてきたこの湿地は,牧草地にある植物(例えばハルガヤ)と湿地にある植物(例えばミズゴケ)が一緒に生息している場所でもありました.ノジコが観察できる場所があるというので行ってみましたが,今回は姿を見ることができませんでした.残念!!
再生事業は,この場所に流れている水路の水の量を調整することで,湿原の復元を計る計画です.野村先生は,「今ある自然,元の自然,どう変わるかプロセスも大切に事業をすすめたい」と話され,どのように工事を進めるかという具体的なこともお話しされました.
途中途中で白川が「ここは八幡では昔○○という地名だった.」という話をしていました.何十年も前の八幡の姿を頭の中で描くことができる,大変興味深い話でした.地球の温暖化や様々な社会構造の変化の中で,八幡湿原がどんな形で存在するべきか,考えさせられる観察会でした.

集合して話をきく.今日行くのは,水口谷湿原と自然再生事業地である土嶽地区.
集合して話をきく.今日行くのは,水口谷湿原と自然再生事業地である土嶽地区.
オオマツヨイグサやブタナなどの帰化植物が多く見られる.
オオマツヨイグサやブタナなどの帰化植物が多く見られる.
カラコギカエデの実に近づいて,じっくり観察.
カラコギカエデの実に近づいて,じっくり観察.
プロペラのような形が,遠くまでとばす役割をしている.
プロペラのような形が,遠くまでとばす役割をしている.
カモガヤやオオアワガエリなどの牧草を観察中.
カモガヤやオオアワガエリなどの牧草を観察中.
木道にはいり,湿原の土壌についての話.湿原には長い長い歴史がある.
木道にはいり,湿原の土壌についての話.湿原には長い長い歴史がある.
ハンカイソウを発見!ハンノキ林の中で,一番めだっていた.
ハンカイソウを発見!ハンノキ林の中で,一番めだっていた.
一列になって進む.たくさんの花を見ることができた.
一列になって進む.たくさんの花を見ることができた.
野村先生のお話を聞きながら,ちょっと一休み.
野村先生のお話を聞きながら,ちょっと一休み.
自然再生事業の工事について,お話.動物にも優しい設計になるように,との心くばり.
自然再生事業の工事について,お話.動物にも優しい設計になるように,との心くばり.
ハンカイソウの蜜を吸う,ミヤマカラスアゲハ. 羽の色が美しい.
ハンカイソウの蜜を吸う,ミヤマカラスアゲハ. 羽の色が美しい.
この日はたくさんの種類のトンボやチョウを見ることができた.
この日はたくさんの種類のトンボやチョウを見ることができた.
道路沿いに咲いていたミズチドリ,チゴザサを観察.
道路沿いに咲いていたミズチドリ,チゴザサを観察.
湿原の水位で,湿原の環境が大きく左右されるそう.
湿原の水位で,湿原の環境が大きく左右されるそう.
道路をはさんで左右の湿原も,それぞれに特性の違った場所であることがわかった.
道路をはさんで左右の湿原も,それぞれに特性の違った場所であることがわかった.
自然再生事業で工事する予定の水路.雨が続いた後だったせいか,水量が多かった.
自然再生事業で工事する予定の水路.雨が続いた後だったせいか,水量が多かった.
自然館に戻り,最後のまとめ.自然再生事業についても,実際に現場をみることができ,多くの知識を得ることができた観察会だった.
自然館に戻り,最後のまとめ.自然再生事業についても,実際に現場をみることができ,多くの知識を得ることができた観察会だった.