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【イベント案内】霧ヶ谷湿原の植生調査:夏

  • 開催日時:2013年6月23日(日) 9:30
  • 集合場所:高原の自然館
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・白川勝信・和田秀次
  • 準備:作業セット
  • 定員数:30名
  • 参加費:
    • 一般=300円
    • 賛助会員=100円
    • 正会員・中学生以下=無料

自然再生事業地である霧ヶ谷湿原の植生を調査します.この調査を毎年夏・秋に行なうことにより,植生の変化を知ることができます.調査は専門家の講師と一緒に行ないますので,初心者でも参加できます.また今までの調査でわかった霧ヶ谷湿原の植生や,事業の解説も聞くことができます.

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【イベント報告】深入山の植物観察会

  • 開催日時:2012年9月29日(土) 9:30
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・和田秀次

7年ぶりに深入山の植物観察会が行われました.今回の講師は,大竹先生・佐久間先生・和田先生と植物の専門家がそろっています.最初に室内で,大竹先生より深入山の成り立ちや地質について,佐久間先生からは深入山の植生についてお話がありました.6500万年前の地殻変動により地形ができ,300年前の草を使う文化により,現在の深入山の草原があるという歴史的なお話は大変興味深かったです.また,佐久間先生の植生調査によると深入山は,帰化植物が少ない草原であり,生育する植物の3分の1は草原生であることがわかったそうです.このことから,草原を維持する継続的な山焼きの必要性がよくわかりました.
講義のあとはいよいよ登山です.登山道入り口ではウメバチソウの花が迎えてくれました.登るにつれ,サイヨウシャジン,キキョウ,ホクチアザミ,センボンヤリ,モリアザミ,センブリ,ヤマラッキョウ.シラヤマギクなどが観察でき,講師からそれぞれの特長や,似た植物との相違点など丁寧な解説がありました.頂上で昼食をとり,周りの景色を楽しみました.とてもきれいなリンドウが咲いていたのも印象的でした.
下りは森の中を通りエゾビタキの姿をキャッチしました.アキチョウジ,キバナアキギリといった湿地の植物も咲いており,目を楽しませてくれました.
予定通り15時には下山し,最後のまとめをしました.
参加者のひとりに今日観察した植物を書いたメモ帳を見せていただくと,約100種類の種が記入されていました.深入山に生育する種は佐久間先生の調査によると282種ということから,3分の1観察できたことになります.
秋の草原をしっかり満喫でき,植物をしっかり見ることができた観察会となりました.(こうのやよい)

みなさんの印象に残った物

「センボンヤリを見たこと(2)」「ウメバチソウがきれいだった.オシベが一本ずつ伸ばして種の保存をするのが自然のいとなみがすごいと思った」「草原のながめ」「草原の植物の方向性」「今までしみじみ見なかった花を見られたこと」「ウメバチソウ」「リンドウ(2)」「モリアザミに出会えた事がうれしかった(3)」「青い色の花たちです」「ママコナの種類を教えてもらえた」「土質,石,火入れを続けた草原」「小さな小さなコゴメグサ」「ヤマラッキョウを見れてよかったです」「リンドウと山の風景」「草原の成り立ちについて話が聞けたのでよかったです」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「たくさんの植物があって,深入山にまた来たいと思った」「天気もすごく良くたのしかったです」「柔らかい雰囲気がとてもリラッックス出来ました.ありがとうございました」「地球というマクロから始まり,ルーペの世界まで楽しめ,とてもよかったです」「ゆっくりしたペースでしたのでよく観察できて楽しかったでしょう」「久しぶりの山で気持ちよく,又,専門のお話を聞けて刺身状の石,氷河期からのお話や花々が楽しかったです」「これまで知らなかった花や本を教えていただき,よかったです」「登山前の解説が良かった.下山後のまとめも良かった」「登山にちょうど良い気候で先生方の話を楽しく聞きながらよい観察会です(2)」「深入山にたくさんの花のある事を知り,よかったです(2)」「スタッフの皆様ごくろう様です」「楽しかった(2)」「いつも登っているコースですが,説明を聞きながらは良いですネ.又,質問も聞けて”そ〜なんだ”です」「見たことののない植物が見れてよかったです」「山に入って山を訪れることはすばらしいことだと思います.山のボキャブラリーを増やすためにまた参加したいです」「草花と草原の関係をわかりやすく説明してもらったので楽しかったです」

写真

安芸太田町の職員さんから,安芸太田町が広島県初の森林セラピー基地に認定されたことや,これからの取り組みを紹介していただきた.
安芸太田町の職員さんから,安芸太田町が広島県初の森林セラピー基地に認定されたことや,これからの取り組みを紹介していただきた.佐久間先生と大竹先生のお話を熱心に聞く参加者.
佐久間先生と大竹先生のお話を熱心に聞く参加者.サイショウシャジンとツリガネニンジンの違いを,実際に見ながら教えていただきた.
サイショウシャジンとツリガネニンジンの違いを,実際に見ながら教えて頂いた深入山のふもとでは消防団の運動会が開催されていた.
深入山のふもとでは消防団の運動会が開催されていた.和田先生おすすめの本.万葉集に出てくる草花という視点で観察してもおもしろいよ,と教えていただいた.
和田先生おすすめの本.万葉集に出てくる草花という視点で観察してもおもしろいよ,と教えていただいた.ウメバチソウのおしべの場所を示す佐久間先生.
ウメバチソウのおしべの場所を示す佐久間先生.草原に生育するモリアザミ.
草原に生育するモリアザミ.植物だけでなく,景色も楽しんだ.
植物だけでなく,景色も楽しんだ.お待ちかねのお昼ごはん.思い思いにお弁当を広げた.
お待ちかねのお昼ごはん.思い思いにお弁当を広げた.ヤマラッキョウ.まだつぼみだった.
ヤマラッキョウ.まだつぼみだった.登頂記念にはいチーズ!芸北の山並みも見える気持ちのよい頂上で.
登頂記念にはいチーズ!芸北の山並みも見える気持ちのよい頂上で.どんぐりをわけっこするちびっ子ふたり.
どんぐりをわけっこするちびっ子ふたり.お天気が心配されたが,雨にあわず下山.
お天気が心配されたが,雨にあわず下山.

【イベント報告】霧ヶ谷湿原 夏のいきもの観察会

  • 開催日時:2012年7月8日(日) 9:30
  • 講師:大竹邦暁・松田賢・和田秀次

 毎回いろいろな発見がある霧ヶ谷湿原のいきもの観察会です.今回は植物担当の和田先生・大竹先生,昆虫担当の松田先生が講師陣です.加えて参加者に,鳥の専門家である上野先生・魚類両生類の専門家内藤先生であるもそろい,とても心強いメンバーで出発しました.
 湿原に着くまでにもさまざまないきものに出会いました.日本の中で繁殖地はこの八幡高原だけ!というミヤマホオジロの姿と鳴き声をキャッチ!比較的近くの木のてっぺんで堂々とした鳴き声を披露してくれ,みなさんカメラを向けたり,双眼鏡で覗き込んでいました.
 さらに進み,このあたりはヘビが多いところ・・という場所があります.参加者みんなで目を凝らして草むらをみてみると,じっとしているまだら模様のニホンマムシが見つかりました.危険な動物に対してただ闇雲に怖がるだけではなく,どんなところにおり,どんな姿をしているかということをきちんと知っておく必要があると思いました.
 霧ヶ谷湿原に着いてからも観察が続きます.
 この日はトンボもたくさん飛んでおり,アサヒナカワトンボ・グンバイトンボ・シオヤトンボ・ヒロシマサナエなど8種類確認され,中でもヒロシマサナエの見分け方を松田先生にじっくり解説していただきました.
 アブとハチの違いは「羽の枚数の違い」に加え,「口の構造の違い」も教えていただき,新たな発見がありました.
 植物ではクサレダマ,ノハナショウブ,ハンカイソウ,など湿地に生育する植物が花を咲かせていました.ミズチドリや サワヒヨドリ,オカトラノオはつぼみだったり,まだ咲き始めであったので,これから咲く姿が楽しみだなぁと期待を持ちました.
 霧ヶ谷湿原では和田先生より自然再生事業の概要や現状を聞きました.途中に立てられている解説板には霧ヶ谷湿原で見ることのできるいきものの写真が掲載されており,「今日はこれをみたね〜」「こんな花も咲くんだね〜」と参加者同士で会話が盛り上がっていました.
 一回りして,とても午前中だけでは時間が足りませんでしたが,お昼もすぎたので駆け足で帰り道を急ぎました.
 帰り際,ふわりと舞っていたアサギマダラの姿を見れたのは幸運でした.
 最後に印象に残ったものを一人ずつ発表して解散となりました.私自身は,ヒロシマサナエの見分けるポイントが“胸縫線を見る”と教わったこと,淡い黄色の花がかわいらしかったクサレダマが大変印象に残りました.秋のいきもの観察会も楽しみです![こうのやよい]

みなさんの印象に残った物

「ヒヨドリバナとサワヒヨドリの違いがわかった」「ミズイロオナガシジミを見れた,きれいだった」「マムシを見たことです」「ミズイロオナガシジミ,アサヒナトンボとミヤマカワトンボ」「オニヤンマを見たこと,その他いろいろなトンボが見れたこと.」「ミヤマホオジロ」「初夏の空気の中に息づく植物,鳥,昆虫の息」「ヒロシマサナエ,ラクダムシ」「ラクダムシ,ミヤマホオジロ」「ウラギンヒョウモン」「ラクダムシ」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「一般の人の参加をもっと多くしたいですね」「植物,昆虫,両生類を幅広く教わった」「色々な植物やこん虫が観察できてよかったです.」「丁ねいなせつめいありがとうございます」「鳥も植物も色々見れて充実してました」「講師陣が豪華で楽しかった」「芸北へ来るといつも自然を借りて生きているのだなあと思います.湿原の保護活動をしている皆さんの努力に拍手を送ります」「皆さんの話がとてもマニアックで,ためになりました」「たくさんの昆虫が見れてよかった」「数年ぶりに来て再生事業がすすんでいるようでたのもしく思えた」「参加者の方もいろいろくわしくて楽しかったです」

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今回新たに講師をしてくださる松田先生.昆虫だけではなくたくさんのことをご存知.
今回新たに講師をしてくださる松田先生.昆虫だけではなくたくさんのことをご存知.出発してすぐ!ミヤマホオジロの姿をキャッチ!かわりばんこに覗き込む.
出発してすぐ!ミヤマホオジロの姿をキャッチ!かわりばんこに覗き込む.クマイチゴの実.地元では炭窯のあったあとによく見かけるので「カマイチゴ」ともいうらしい.
クマイチゴの実.地元では炭窯のあったあとによく見かけるので「カマイチゴ」ともいうらしい.カワトンボにもいろいろ種類があり,これは「アサヒナカワトンボ」.
カワトンボにもいろいろ種類があり,これは「アサヒナカワトンボ」.数日前の大雨と風で水がでた様子がわかった.
数日前の大雨と風で水がでた様子がわかった.初夏の彩りクサレダマ.
初夏の彩りクサレダマ.内藤先生にカスミサンショウウオの幼生を見せていただいた.
内藤先生にカスミサンショウウオの幼生を見せていただいた.ハンカイソウにとまるクロアゲハ.色のコントラストが美しい!
ハンカイソウにとまるクロアゲハ.色のコントラストが美しい!まだまだ寄り道中.
まだまだ寄り道中.高原の自然館の前で最後のまとめ.充実した観察会でした!
高原の自然館の前で最後のまとめ.充実した観察会でした!

【イベント報告】霧ヶ谷湿原の植生調査(夏)

  • 開催日時:2012年6月24日(日) 9:30
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・白川勝信・和田秀次

 夏の霧ヶ谷湿原で,植物の調査をしました.この調査は,霧ヶ谷で実施された「八幡湿原自然再生事業」の効果を,植生の回復具合から確認するためのもので,西中国山地自然史研究会では,工事が完了した2009年以来,毎年6月と9月に同じ場所で調査を続けています.工事終了から4年目の今回は,植生調査が初めてというお二人を含む,7人で実施しました.
 現地に行く前に,湿原再生の意味やねらい,その方法などの説明を,高原の自然館で和田先生から聞きました.霧ヶ谷湿原は,かつては地域の人の草刈り場でしたが,戦時中に陸軍の演習地として買い上げられて以来,地元の人による利用はありませんでした.終戦後には,開拓団として入植した方もありましたが,長くは続きませんでした.昭和の中頃には,国が食料自給率を高めるために行った「大規模草地改良事業」の国内第1号地として開発が進められました.霧ヶ谷湿原の環境が大きく変わったのはこの時です.土地を乾燥化させるための排水路が掘られ,本線の水路はコンクリートの三面張りになったため,湿原は失われました.この牧場も,1980年頃には閉鎖になりましたが,排水路は残ったため,湿原はもとには戻りません.再生事業は,人間活動によって失われた自然のしくみを,元通りに戻すとりくみです.
 このような背景を知った上で,現地で調査を行いました.予め設置されている12プロットで,植物の種類や高さを丹念に調べていきます.今回は調査の専門家が3人も参加されているので,初めて参加された方も,花が付いていない株でも見分けることができるようになったようでした.
 植生調査は地道な調査ですが,続けることで見えてくるものがあります.今年は霧ヶ谷湿原の工事を点検する年です.これを機会に,今までのデータもまとめていきたいと思います.[しらかわかつのぶ]

みなさんの印象に残った物

「カヤの種類の多さ」「ハンノキがたくさんあったこと!」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「初めてのことなので手間取りました.」「とても勉強になりました.またやらせてもらいたいと思います.」

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調査地点は木道に沿っているので,木道に座りながら記録ができる.
調査地点は木道に沿っているので,木道に座りながら記録ができる.調査区内の全ての種を記し,高さを測る.
調査区内の全ての種を記し,高さを測る.プロットを設置している様子.
プロットを設置している様子.4人で1m×1mの調査.1人は記録係.
4人で1m×1mの調査.1人は記録係.ハンノキ林の下は,マアザミ,ヌマガヤ,オニスゲ,ヒメシロネ,クサレダマなど,湿原生の種が多く見られた.
ハンノキ林の下は,マアザミ,ヌマガヤ,オニスゲ,ヒメシロネ,クサレダマなど,湿原生の種が多く見られた.初心者でも,だんだんと調査になれてくる.
初心者でも,だんだんと調査になれてくる.ミゾソバが繁茂した中に,大きなアブラガヤの株が生えている調査区.
ミゾソバが繁茂した中に,大きなアブラガヤの株が生えている調査区.湿原の植物と,ススキや外来種が一緒に生えているプロット.場所によって植生はずいぶん違う.
湿原の植物と,ススキや外来種が一緒に生えているプロット.場所によって植生はずいぶん違う.

【イベント報告】霧ヶ谷湿原 秋のいきもの観察会

  • 開催日時:2011年9月17日(土) 9:30
  • 講師:岩見潤治・大竹邦暁・和田秀次

 台風の接近で,天候の心配はありましたが,霧雨が少しある程度でときどき晴れ間も見られる中,高原の自然館に27名が集まりました.今回の講師は,岩見先生,大竹先生,和田先生です.今回の観察会は,八幡湿原のひとつでもある,霧ヶ谷湿原における自然再生事業の仕組みとその後の変化の観察です.
 歩き始めてすぐ,八幡の代表的な木であり,赤い実をつけるカンボク,かわいらしい花を咲かすアケボノソウ,別名,ジイソブとも呼ばれ,「じいさんのそばかす」で盛り上がった,ツルニンジンなど,湿原の外側からもたくさんの生き物を見つけました.
 霧ヶ谷湿原に入ってすぐはうっそうとした場所が続きます.ここは再生事業が行われる前からあったヤブだそうです.その中で,ハート模様を身にまとったカメムシや,長旅をしてきたアサギマダラなど,はじめましての仲間たちにもたくさん出会いました.
 木道があらわれると景色ががらりと変わります.アブラガヤやオタカラコウ,ツリフネソウ,キセルアザミなど,湿原生植物がたくさん観られるようになります.途中,参加者から,「湿原を再生する意味はあるのか?」という質問があり,その答えとして,和田先生は,「地球の生物が減少している.その原因は様々であるが,原生の自然が壊れていることは確か.湿原も同様で,生物の減少を防ぐためにも,湿原を再生させたほうがよい.」ということをおっしゃっておられました.学芸員の白川さんも,「森は多くあり,森に生きる生物は森に帰ることができるため増えている.一方,湿原は減少していて,湿原特有の生物たちはどんどん減っている.また,湿原再生は,その周辺地域の洪水を防ぐことに大いに役立つ.湿原再生は保全だけでなく,防災,今回のようなレクリエーションなどの多面的価値を生み出す.」ということを語られていました.
 帰りはアスファルトの車道の上を歩いて帰りました.普段ならただ歩くだけの道も,たくさんのことを知ってから見ると,がらっと景色の印象が変わりました.見たり触ったり匂ったり,感じながら「知る」って大事だと,わかってはいたものの,今回の観察会で改めてその大切さを知ることができました.
 今回の観察会ではいきものだけでなく,湿原における河川改修,導水路,観察路,伐採,側溝改良の5つの事業が実施された様子を見ました.その中で,植物を移動させるのではなく,環境を整え,あとは自然に生えてくるのを待つだけ,というこの再生事業の特色を実際に見て体感しました.同じ湿原でも,場所によって生息する植物が違ったりして,様々な湿原の様子を感じたのですが,この様子も年々変わっていくそうです.ここには書ききれないほどの魅力が八幡の自然にはあふれていて,まだまだ知りたいことばかりです.これからももっと感じ,知り続けていきたいと思います.[しんばらゆき]

みなさんの印象に残った物

「カンボクの実,カマキリのセンチュウ」「エゴネコアシアブラムシ」「つりふね草を触ったら中から種がはじけてびっくりしたのが印象に残っています.」「初めて出会った草花,水中生物,トンボ」「講師の先生方の誠実な説明が心に残りました.ありがとうございました.」「ツリフネ草の実がさわるとはじけること」「湿原の再生が皆さんの多くの知恵の結集で成功していてとてもうれしく思う」「霧の中での植物の観察」「湿原再生事業について」「湿原を再生したということ.」「ツリフネソウの種がはじけて飛ぶことを知った」「あけぼの草が多く自生している事」「ムカシトンボの幼虫とマアザミ,アケボノソウが一番いい時だった.」「山の天気は変わりやすい」「花がたくさんあってうれしかったです.今後もう少し勉強して,又参加したいです.」「カンボクの実が大変きれいでした.」「湿原の再生が,うまくいっている事」

参加したみなさんの感想(抜粋)

「動物,昆虫が少なかったので少し残念.次回に」「生き物のこと,再生事業のこと,いろいろ聞けてよかったです.」「植物や動物,花の全てに名前があって,そういう形になった理由もあって,”ふつうのカマキリ”,”ただの草”,”ただの咲いてる花”から見る目が変わりました!!奥が深〜〜いと思いましたー!」「年に何度か訪れていますが,湿原再生の意義について学ぶことができました.水中生物,植物などで新たな知識を得て,次回の散策が楽しみです.視野が広まりとても充実した一日となりました.」「今まで知らなかった植物や生き物の名前がわかり,目の前でその名を呼びながら観察できたのがすばらしかったです.」「ムードがとても良かった.」「先生の説明がとてもわかりやすくてよかったです.」「勉強になりました」「わかりやすい説明で楽しかったです.」「初秋の湿原を楽しく歩けました.」「地元にいながら知らない事が理解できて良かった.」「動植物との関係が一度に見れてよかった」「いろいろ勉強になりました.」「おもしろかった」「今後もう少し勉強して,又参加したいです.」「今日は霧雨の中,霧ヶ谷湿原を歩いてみて3年前,2年前,1年前と変化があって良かったです.湿原性の植物も沢山見られて良かったです.」

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高原の自然館で,八幡湿原全般の話を聞いてから出発.
高原の自然館で,八幡湿原全般の話を聞いてから出発.ツルニンジンの解説をする大竹先生.
ツルニンジンの解説をする大竹先生.霧ヶ谷湿原の入口で,アサギマダラに出会った.
霧ヶ谷湿原の入口で,アサギマダラに出会った.霧ヶ谷湿原には,タムラソウ,アブラガヤなど,湿った場所を好む花が咲いていた.
霧ヶ谷湿原には,タムラソウ,アブラガヤなど,湿った場所を好む花が咲いていた.水生昆虫の説明をする岩見先生.川底をガサガサと探ってみると...
水生昆虫の説明をする岩見先生.川底をガサガサと探ってみると...ムカシトンボのヤゴ.小さい.
ムカシトンボのヤゴ.小さい.ママと参加のチビッコも,霧ヶ谷でくつろぎ中.
ママと参加のチビッコも,霧ヶ谷でくつろぎ中.河川での工法について説明する和田先生.もとは三面張りコンクリートの水路だったが,側壁を壊し,石が置かれた.
河川での工法について説明する和田先生.もとは三面張りコンクリートの水路だったが,側壁を壊し,石が置かれた.