「地域で支えよう子どもたちの将来のために」をテーマに芸北未来会議がもたれました。主催は芸北地域振興協議会です。
3回目となる今日は73名の参加があり、赤ちゃんづれのお母さん、中高校生など多世代が文化ホールに集まりました。
最初に趣旨説明や確認事項があり、続いて芸北分校の3年生から提案が3つ示されました。このプランは来年1月30日に発表会が開催されるそうです。
さて、芸北の未来を考える会議の持ち方として、ワールドカフェが取り入れられています。ファシリテーターの浅香さんより「相手の話を聞くことで気づきを得て、受け入れる」ことを意識してください、との指示がありました。
4名人テーブルで、「前回までを振り返ってのキーワード」を探しました。そこから「自分たちでできそうなこと」を見つけます。
何回か繰り返した後は、各自のキーワードを書き出し、それを元に「マグネットテーブル」という手法で、キーワードのグルーピングが行われました。
ワールドカフェはやっていてたくさんの方とたくさんの話ができるので楽しい反面、ただのアイデア出しになってしまいます。どれだけ「具体的なこと」がでて「よし自分がやってみよう」という機運が高まるか、がポイントなのかなぁと感じました。
企画課の近藤さんより総括が行われ、「芸北分校」×「地域」が一体となることで、可能性が高まりそう、というおおまかな結論となりました。
例えば、地域特産品や空き家の活用、自然を利用したアウトドア場所の実現などなど、夢や魅力のある具体例が挙げられました。
一方で、「誰がこれをやるんだろう」というまだまだジブンゴト感がないなぁという疑問も浮かびます。
第4回はより具体的なプランを考えていくというアナウンスがありました。
芸北未来会議が基点になり、地域の未来につながるものが生まれることを願います。そのためには、地域の一員として、NPO法人西中国山地自然史研究会もお手伝いや牽引役ができればと考えていますので、楽しみを持ちながら関わっていきます。