おしらせ」カテゴリーアーカイブ

【おしらせ】ひろしまいきもの調査 霧ヶ谷湿原生きもの観察会(2020.10.11.開催)

霧ヶ谷湿原生きもの観察会(いきものログ実習会)を行います。

ひろしま県民いきもの調査
主催:広島県(自然環境課) 協力:芸北 高原の自然館

開催日:2020年10月11日(日) 13:00〜16:00予定(12:30受付開始)
開催場所:霧ヶ谷湿原(北広島町東八幡原。2枚目に地図を掲載)
講師:上野吉雄氏(認定NPO法人西中国山地自然史研究会)
白川勝信氏(芸北 高原の自然館)
対象:生きものに関心がある小学生以上の方(ただし、小学生は保護者同伴)
定員:約20名
参加費:無料
※詳しくはチラシをご参考ください。

参加申し込み:メールまたは電話にてお申し込みください。
申し込み締め切り 2020年10月4日

メールの場合は、「氏名、年齢、住所、連絡先:メールアドレスまたは電話番号」を記入してください。
(お伝えいただいた個人情報は、観察会に関する連絡と保険加入に使用します)
連絡先(観察会運営):一般財団法人 広島県環境保険協会 環境保全課
Tel:082-293-1580 (担当:和田・笹田)
E-mail:shuji.wada@kanhokyo.or.jp (和田)

【活動報告】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.21(2020.9.15)

西中国山地自然史研究会は、芸北分校生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
今年度3回目開催となった9月15日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイはお隣   広島県安芸高田市地域おこし協力隊の福岡奈織さんです。
福岡さんは広島市出身で、広島大学総合科学部で「平和」「地域」「文化」「歴史」「哲学」などについて学び、ピースボートでの活動で20カ国回られた経験があり、現在は安芸高田市にて「多文化共生推進事業」を進める地域おこし協力隊をされています。
高校生の時には「世界とつながること!」を常に考えてきましたが、はじめてそれを実現するお仕事に就けた、という喜びをいっぱいの表現をされていました。外国で働くことが国際人、という意識があったが、現在は地域で20もの国の外国人と関わっている今の方が世界とつながっていると感じている」という福岡さんの言葉にはハッとさせられました。
大学時代に躓いた経験から、「いい大学、いい会社に入ることだけが人生ではないんだ」と気づき、やりたいことをやることで、いつか自分の夢につながることを熱心にお話されました。
高校生からは「くじけそうになった時に支えてくれたものはなんですか?」という質問があり、「家族や自分の夢を知ってくれている人に支えてもらった。周りに自分の夢を話しておくことがよかった」という回答をいただきました。
「多文化共生」という聞きなれない言葉から始まったお話でしたが、「世界とつながること」を実現している福岡さんの行動や言葉から、これからの地域のあり方や人との関わりへどう向き合うか、という示唆もいただいた時間となりました。

【活動報告】 支所カフェVOL.14「スリランカ留学で得た素晴らしい体験」(2020/9/17)

 西中国山地自然史研究会のカフェ事業の中では初!高校生スピーカーです。
「スリランカ留学で得た素晴らしい体験」と題して、芸北分校三年生植田ひよりさんにお話いただきました。
聞き手は高原の自然館
白川 勝信ハカセです。
芸北をはじめ、千代田、大朝など町内各地から18名の参加がありました。
最年少は小学1年生の女の子!
1年間のスリランカ留学ですが、「デング熱」や「コロナウイルス」の影響など「帰国か留学続行か」を迫られるピンチがなんども訪れ、家族や友達、ホストファミリーに幾度も支えられたそうです。
何よりも、ひよりさんの「諦めるわけにはいかない」という留学への強い意志が、1年間という長期の留学を実現したことがよくわかりました。
最初は「ニュージーランドに留学して福祉を通じて田舎と世界を結びたい」と考えていたそうですが、いろいろな事情でスリランカが留学先となりました。
友達ができるかな?英語が通じるかな?という悩みもありながらも最後には「学校が一番たのしい!」と思えるほどになるには、相当な努力があったことがうかがえます。
動画で披露があった「タレントショー」や「カンフー」など自分でできることを精一杯力を尽くし、ホストファミリーのこどもたちと仲良くなるなど、天性の明るさをフルに発揮してた様子もみえました。
スリランカの暮らしも紹介され、食べ物、風習などなじみがない国だけど、ひよりさんの体験を聞くと、とても親和性のある国に思えました。
「帰る場所があるからがんばれた」というひよりさんの言葉には会場にいる参加者全員胸があつくなりました。
今後はマレーシアの大学進学を考えているひよりさんですが、白川ハカセから「留学の経験をどんな人に伝えたいか?」と聞かれ、「自分も窮屈な思いをしていたから、中学生に伝えたい。学校のクラスルームが全部の世界だったのが、留学を通じて、全然違って広くて大きな視野を持てた。最初の挑戦する勇気があったら誰でもできるので、それを伝えたい」という真摯なメッセージに、これまた会場が胸熱な雰囲気に包まれました。
笑いのエッセンスも加えた素直な体験談は、これから様々なところで語られ、みなさんを魅了することでしょう。(実際会場からのオファーがありました!)
今回ひよりさんのお話をどこよりも早く聞けた参加者はとてもラッキーだったと思います。
ひよりさんが体験したことから感じた「同じところにいると同じものしか見えない。
変化が見るためにも外からの視点が必要」というとても重要なメッセージが伝わることと、ひよ
りさんのこれからの活躍を祈念します。