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インターンシップ4回目(最終回)

本日4回目、最後のインターンシップになります。山根一樹です。
今日は、昆虫の専門家の山岸先生にお越しいただき、ガの標本などの話をしました。

昨日、標本教室昆虫編があり、その時のガの展翅体験を今日させていただきました。
ガに触るの自体が初めてで、すぐ粉々に砕いてしまうのではないかと案じていましたが、意外にこわれにくいものでした。
展翅は初めてだったので、見本を見せていただいたあと見本の通りにやってみると、展翅台に固定するまでは大変ですが、それ以降の羽を広げる作業は手際よく進み、予想より早く完成形をつくることができました。2匹目もサクッと終わらせました。かなり集中を要する作業ですが、自分は、折り紙の鶴は折れるので、その能力が生かされたのではないかと思います。

博物館で何気なく目にする標本は、製作者が一つ一つ発見者や採集場所や日時、状態などを記録したラベルを貼り付けて、標本としての価値を見出しているそうです。

【イベント案内】高杉山の植物観察会(2022.10.29.開催)


天狗石山の南西に隣接する高杉山に登ります。
ふかふかの落ち葉を踏みしめながら、紅葉が進むブナの森を歩きませんか?
樹上には大きなクマ棚も観察できるかもしれません。
お弁当を持ってご参加ください。

※登山の観察会となります。山歩きに自信がないと言う方はお問い合わせください。

  • 開催日時:2022年10月29日(土)9:30〜16:00頃まで
  • 集合場所:北広島町役場 芸北支所前の駐車場
  • 講師:佐久間智子・中島康弘
  • 準備:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳)、お弁当、ピクニックシート
  • 定員数:15名
  • 参加費:観察手帳をご持参の場合:無料
    一般:500円

お申し込みはこちらから

    ○初めて参加される方は,以下の項目もご記入ください.

    ○以下は,任意でご記入ください.

    朝露きらきら。(2022.10.16)

    今日もよく晴れた八幡からこんにちは(・∀・)!!
    日中は暖かいですが、朝晩はかなり冷え込むようになり、朝露がきらきら綺麗ですよ〜(・ω・)b

    自然館裏に咲いているウメバチソウもきらきらに。

    霧ヶ谷湿原に咲いていた、アザミの仲間にも朝露が。

    マツムシソウのお花はまるで王冠みたい…?

    クマはクマでもクマタカ!!(2022.10.13)

    好天の八幡からこんにちは(・∀・)!!
    昨日は「クマタカがおるで」という上野先生の一言で、クマタカ観察に行ってみました(・ω・)b

    電柱の上で、ジーッと獲物を探す。
    …よく見ればくちばしの先にヨダレ…?っぽいものが。

    バサッと一瞬で着地。
    このとき、すでに大きな鉤爪の下にはアオダイショウが…!!

    この後、バサバサッと、大きな翼を羽ばたかせながら、なんと頭上!!を飛んでくれましたー!!
    鉤爪にはしっかりとアオダイショウを掴んだまま。
    なかなか味わえない瞬間を、体験できました(・∀・)♪♪

    上野先生曰く、まだ目が金色なので、比較的若い個体とのこと。
    大人になったら、目は赤くなるそうです(・ω・)b

    近藤紘史さん記念講演『西中国山地自然史研究会の20年間の取り組み』

    2001年から2021年までの21年にわたり、西中国山地自然史研究会の会長を務められた近藤紘史さんの講演です。
    初期メンバーとの思い出、NPO法人化、芸北せどやま再生事業のはじまりや実績に加え、これからの会の体制や自身の思いについて語っていただきました。