投稿者「harappar」のアーカイブ

落ち葉の道

開館時には晴れ,午後になると曇り,夕方頃にはまた晴れ間が見える,忙しない天気になりました.
外に出ると肌寒い風が身体を通りすぎ,季節が少しずつ冬へと近づいているのが分かります.

エゾユズリハと,おーいの丘へと続く道の様子.
道には,落ち葉が一面に敷き詰められていました.
上を歩くと,カサカサとこの時期ならではの心地よい音が聞こえました.
                              ありみつ

出前博物館のお知らせ

明日13日に開催される出前博物館についてお知らせします.
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一日だけの出前自然史博物館in広島『いきもの語り』に高原の自然館も協力します.
ワークショップやパネル展示,標本展示で,広島の自然を学びましょう.入場は無料で
す.
第6回出前自然史博物館
一日だけの自然史博物館in広島『いきもの語り』
日時:11月13日(日)10時30分〜16時30分
場所:広島県民文化センター地下1F第一展示場
   広島市中区大手町1-5-3
TEL:082-245-2311
料金:無料
主催:「自然の博物館」をつくる会
   事務局 広島市東区光が丘11-31-302
   TEL&FAX:082-264-2448
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自然に関する色んな展示や企画が催されます.
お時間に都合がつくようでしたら,ぜひご来場ください.
                       ありみつ

八幡小学校学習発表会

11月6日は八幡小学校の学習発表会でした。
ちょこっとレポートをどうぞ〜。
1・2年生の発表は「はるなつあきふゆ」

それぞれの季節ごとに、体験したり学習したことを演技をしながら発表。
カエルの学習ではそれぞれのカエルの特徴をしっかりと伝えていました。
3・4年生は「 モリアオガエルの卵のひみつ」

タイトルの通り、 モリアオガエルはどうやって産卵するのか?どんな卵なのか?
卵のふわふわくらべ(メレンゲとモリアオガエルの泡の比較)など、おもしろおかしく演じてくれました。
最後に「八幡の自然をまもりたい」と感想を述べていたのが印象的でした。
5・6年生は「両生類の卵」

内藤順一先生と調査した内容を、パワーポイントを使って発表。
卵の数をカウントしたり、体積から卵数をわりだしたり、カエルの種類によって産卵数がなぜ・どう違うのかを考察したりと高学年ならではの見事な研究内容でした。
合間にはこども園さんのかわいい演技も

5・6年生の「狂言 附子」

じょうず!!
最後は全校児童14名によるオペレッタ「かきつばたの里 やわた」

牧野富太郎博士が カキツバタの群生に感激したところや、補助整備により湿地が減ったこと、それを復活すべくボランティアのひとがたちあがったこと。
歌を交えながら、いきいきと演技していました。
※写真は カキツバタがひっこぬかれてしまったところ。
「なんとーすてきーなー、なんとーすてきなー八幡の里のかーきーつーばたー♪」と口ずさみたくなります。
出しきろう みんなの力 伝えよう 八幡の自然
のテーマ通り、立派な発表会でした。
午後からは大人たちのこゆーい地域の発表がありましたとさ。
それはまた別の機会に。。。

学芸員,縄をなう

本日,自然館の裏手で,縄作りを教えていただきました.
まずは,近所の方に,お手本を見せてもらいます.

木製の槌でワラを叩いて柔らかくします.
硬すぎず,柔らかすぎず,程よい状態にします.

ねじりながら叩くのがコツ.
こうすることでバラけにくく,効率よく柔らかくできるとか.

白川学芸員もチャレンジ!

数本を取り出して,縄をなう.
途中でワラを継ぎ足してはなう.という作業を繰り返します.

途中まで出来たものがこちら.
この後も,どんどん縄をなって長くしていきました.
色々なことに使われていたワラですが,近年では中々見ることはできません.
昔ながらの技をすぐ近くで見られる,貴重な時間を過ごしました.
                           ありみつ

今朝の苅尾

今朝,開館前に苅尾へ行きました.
車道を使って雪霊水へ.
山頂へ近づくたびに少しずつ紅や黄色に染まった木々が見られるようになりました.

登山道入口にあるカンボクの実.真っ赤に色付いた実が青空に映えます.

赤く染まったカエデの葉.紅葉が進む苅尾でもよく目立ちます.

雪霊水付近では,ホオノキやブナが黄色く色付き始めていました.
紅葉のピークまであと少し,と言ったところでしょうか.
                       ありみつ