強い台風として注意を促されている台風24号の影響を考慮し、安全を第一に、芸北 高原の自然館は、本日9月30日(日)は臨時休館とさせていただきます。
皆様も、気をつけて一日をお過ごし下さい。
投稿者「スタッフ」のアーカイブ

【おしらせ】キャリア朝会「教えてセンパイ」VOL.3
西中国山地自然史研究会は、生徒会活動の一端をサポートをさせていただいています。
9月25日(火)のキャリア朝会に同行しましたので、報告します。
今回のセンパイは K’z hair(芸北雄鹿原地域)の岡嵜賢二さんです。
岡嵜さんは理容店を営んでおり、独立して13年経つそうです。
在校生にも顔なじみなことから、笑みに包まれた雰囲気でスタートしました。
高校卒業後、専門学校に1年間通われ、国家試験をパスし、社会に出て30年以上理容師として働かれている岡嵜さんからは次のようなお話がありました。
・人対人の仕事は「理容の技術」や「接客術」はもちろん一番大切なのは「人を思いやる心」である
・自分も高校生の頃はわからなかったが、自分さえよければいいという気持ちではこの仕事はできない
・修業時代は自分の時間もなかったが、やりくりして夢も遊びも実現していた
・試験に落ちたり、失敗もたくさんしたが、恐れずにいろいろなことに挑戦してほしい
・モチベーションは「自分の店を持ちたい」との一心だった
・この仕事をしたい!こんな自分になりたい、という気持ちが一番
・理容や美容の世界は華やかに見えるが、実際はとても大変。華やかにみせることも仕事のひとつ
といった、実践者だからこその言葉の重みがあり、生徒たちも一生懸命聞き入っていました。
仕事に対して安定傾向がある近年ですが、岡嵜さんのお話にある「自分に技術を身につけ、独立する」といったガッツのあるお話は、生徒たちにとって刺激になったのではないでしょうか。
「理容師と美容師の違いは?」「なぜ芸北で店を持ちたかったのですか?」「どんな学生でしたか?」といった質問も多くありました。
進路や夢を追うヒントになるキャリア朝会になったと感じました。
次回のキャリア朝会は10月の予定です。

【開催間近!】身近な植物観察会について
せどやま(家の裏山)や田んぼの周りを歩きながら,身近な場所に生育する植物を観察します.室内講義で人の営みにより作られた環境とそこに生育する植物について学んだあと,民家周辺の林縁や田んぼの畦を観察します.健胃薬として用いられるセンブリや,紐や布をつくるのに使われたシナノキなど,人の暮らしに関わる植物や芸北地域に特徴的な湿地の植物が見られます
- 開催日時:2018年9月15日(土)9:30
- 集合場所:芸北文化ホール
- 講師:佐久間智子・中島康弘
- 準備:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳)
- 定員数:30名
- 参加費:
- 一般=300円
- 賛助会員=100円
- 正会員・中学生以下=無料

霧ヶ谷湿原にて(2018.9.10)
