雲月山にて

雲月山を歩きました.
地元の60代男性とご一緒させていただいたのですが,たいへん興味深いお話をいくつも聞かせていただきました.
いちばん印象的だったのは,江戸時代の書物である「芸藩通史」に,雲月山のふもとにある地域,土橋(つちはし)がこのように書かれているということです.
「悪所寒田,けぶりがたちがたきところなり」
要は“生活がしづらいところだ”ということだそうです.
高山の頂上からは,集落や山並みがきれいに見えました.
その場所で上記のようなお話を聞きました.
昔の生活が厳しかったことが.うかがえます.
今では地域のたからとして雲月山をみなさんで守っておられます.
私たちが気持ちよく登山をしたり,トレッキングができることに感謝します.
頂上では日差しが強かったけれど,心地よい風がふいていました.
また,人生の先輩からお話を聞くことができ,大変貴重で楽しい時間でした.
いついってもいい山,雲月山にて.

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