投稿者「harappar」のアーカイブ

初雪と雪かき

週の始め,八幡では雪が降りました.
去年より少し遅れての初雪です.

休館日明けの自然館の様子.
「この時期にこれほど積もるのは珍しいよ」とのこと.
今日は雪がやんでいて,積もった雪も解け始めているので自然館前を雪かきしました.

開館前の一仕事を終える頃には,身体もすっかり温かくなっていました.
                             ありみつ

芸北学講座①生物多様性のご案内

芸北トレッキングガイドの会養成講座の一環で,冬期は芸北学講座を開催します.
その第一弾として,生物多様性について学びます.
一般の方の参加も受け付けます.
資料の準備などありますので,事前申し込みをお願いします.
日程:2013年12月6日(金)13:30〜15:30
場所:北広島町芸北支所二階会議室
講師:白川勝信学芸員(高原の自然館)
準備:筆記用具・飲み物
申し込み先:080-6334-8601
メール:staff@shizenkan.info

大霜

今朝の八幡は大霜が降りていました.
9月の中頃には初霜が降りましたが,この時間まで残っていたのはこの秋(冬?)初めてです.

霜で白くなったパークゴルフ場.

見慣れた芝も,どこか神秘的に見えました.
                ありみつ

【報告】芸北トレッキングガイド養成講座〜八幡高原〜

本日は芸北トレッキングガイドの会のガイド養成講座でした.
一気に冬の気候になったかのような寒さのため,手袋・ぼうし・防寒着とフル装備で臨みます.
今回の講師,しらかわハカセより「この時期だからこそ見れるものをガイドできるような内容で,今日は歩きましょう」とのことで,参加者6名で歩きました.
まずは駐車場で冬芽の観察です.
驚いたことに,木々は寒くなるこの時期からもう春の準備をしているのです.冬芽の中でも後に花になるものを花芽(かが),後に葉になるものを葉芽(ようが)とあり, クロモジを観察した時には違いがよくわかりました.
そして,近くのヤドリギやクマ棚なども.(←これらはエキサイティングなトピックですよ!!)
ぜひガイドさんからの案内で,解説を聞いてみてくださいねー.
霧ヶ谷湿原では,種子にスポットライトを当てて観察.
今年は実なりがいいですが,「種ってどんなもの?」「どんな役割をしている?」「どんな特長がある?」というハカセからの楽しく知見にあふれた解説を聞きながら,学びました.
カラコギカエデ,マムシグサ,ツルウメモドキ,ノイバラ,スイカズラ,ヒヨドリバナ,キンミズヒキ,アケボノソウ,ヤマノイモ,カンボク,コナラ,オオマルバノホロシ,キセルアザミなど多くの種類を確認しました.
植物が繁殖するために,多様な戦略を持っていることに驚きました.
そして最後には「バイオミミクリー」というすごく面白いお話を聞きました.これらも生物多様性の恵みであり,暮らしの中に活きていることなんですね!自然の力と,人間の能力に驚かされました.
まとめとして,ガイドの役割は「そこにあるものを伝える」ことに加え,「知っていることを整理する」ことが重要で,何もない世界から拾いだすことが腕のみせどころであることを学びました.
そのためには,いつも教えていただいているように,「知識・意識・技術」を磨き続ける大切さを再認識しました.
今年度のフィールドワークは今回が最後.
中身の濃い,とても充実した研修になりました.

昨日から引き続きの雨模様でしたが,今日は一段と冷え込んでいます

3時過ぎには雹が降りました.
雪が降る日も,もうすぐかもしれませんね.
                ありみつ