活動」カテゴリーアーカイブ

【お知らせ】「冬を生きる動物の生態」中止のお知らせ

1/13(土)に実施予定の観察会「冬を生きる動物の生態」を中止とします。

先日からの大雪により、観察会を行うことが難しいと判断したためです。
楽しみにされていたみなさま、申し訳ありません。
お申し込みされていた方には、個別に連絡をしております。
連絡が届いていないようでしたら、ご一報ください。

【活動報告】「支所カフェ〜モロッコでみたこと・かんじたこと〜」(2017.12.26)

芸北で研究をされていた大西舞さんが、大学院卒業後JICAの青年海外協力隊としてモロッコ王国に派遣され、環境教育のボランティアに2年間取り組まれ、帰国されましたので、お話を聞かせていただきました。
大西さんをよく知っている人から、はじめましての方まで、参加者14名で支所カフェはスタートしました。
異文化・「インシャーラーとマシムシュキル」「水の大切さ」という三つの視点でのお話となりました。
モロッコ王国について、気候や国民性、暮らしなど写真や質問を交えて教えていただきました。
衣食住と紹介がありましたが、一番わかりやすかったのは「衣」です。実際に大西さんが着て登場され、また参加者にも女性用のジェラバという民族衣装を貸していただきました。刺繍の美しさや、肌を隠すための長さある丈など、お話と合わせて聞くと興味が高まります。
また思った以上の気温(最高は50度!)にもびっくりでした。
JICAボランティアとは、「自分の持っている技術・知識や経験を開発途上国の人々のために生かしたい」という強い意欲を持つ20〜39歳の方が応募できるものだそうで、大西さんは「環境教育」という分野での挑戦でした。モロッコに行ってみると、色々な経由があり「子どもの障害者支援」の仕事からスタートしたそうです。苦労されたのは、言葉でのコミュニケーションで、研修で勉強をしていったフランス語ではなくアラビア語やベルベル語などを使われたそうです。
また、廃材をつかった教材の開発では、学校の先生にとても感謝されたそうで、「「舞が来てくれたおかげで多様な価値観を学んだ」という印象的なやりとりを聞きました。「ものや技術などやり方を持ち込んだのではなく、考え方が伝えられた」と聞き手の白川学芸員が高く評価していました。
また、大西さんより「インシャーラー」という言葉を教えていただきました。「神様の御心のままに」という意味で、特別なことばではなく日常的なもので、最初は魔法のような言葉だな、と感じましたが、最後に大西さんが話してくれた「モロッコに行って自分がどう変わったか?」の答えでわかりました。
イスラム教が優しい宗教だとわかり、モロッコ人の優しさや大らかさを体験で得て、「インシャーラー」「マシムシュキル」(問題ないよ)という言葉が響いたそうです。
「歓迎してくれるあたたかな人柄」といった芸北とモロッコの共通点もあったようです。
「芸北での研究がモロッコで役に立ちましたか?」という質問に対しては、「芸北の人たちのように地域に愛着をもってもらう、という方向性でボランティア活動にのぞむことができた」という答えをいただきました。
「水の大切さ」については、以前オーストラリアの報告会をしてくれた北広島町地域おこし協力隊の山口さんからも同じことを聞いた記憶があります。
世界的にみると日本は恵まれた環境にあるのだなぁと感じます。
異文化に触れ体験を聞くことで、視野が広がる時間となりました。
大西さんは、春からまたモロッコへ旅立たれるそうです。ご活躍を願っています。

【お知らせ】ハカセからのお返事(2017.12.21)

10月26日に実施した能源喫茶と、11月25日に実施した養生喫茶の会場にて、参加者よりいただいた質問に、それぞれのハカセがお返事をくださいましたので、お知らせします。

次回のハカセ喫茶は未定ですが、また2018年もみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
ハカセ喫茶スタッフ一同)

【参加者募集】支所カフェ⑥

ハカセ喫茶でもお話いただいた大西舞さんが、モロッコ王国から帰国されました!
ぜひこの機会にお話を聞きましょう。

タイトル:わたしこんなことやっています〜モロッコでみたこと・かんじたこと〜
話し手:大西舞
日時:2017年12月26日(火)17:30〜18:30
場所:北広島町役場芸北支所2階会議室(北広島町川小田10075)
参加費:無料
内容:大学院修了後にはJICAの青年海外協力隊としてモロッコに派遣されました。
モロッコでは、児童を対象にした環境保護に関する教材や授業作りに、2年間取り組まれました。
今年10月に帰国されましたので、モロッコでの経験などをお話いただきます。聞き手は、高原の自然館白川学芸員です。

お問い合わせ:NPO法人西中国山地自然史研究会
電話:080-6334-8601 メール:staff@shizenkan.info

【活動報告】2017.11.29 視察レポート

2017年11月29日(水)に受け入れた,芸北せどやま再生事業の視察に同行したのでレポートします.
芸北せどやま事業の取り組みの全容の見学を希望され,三菱総合研究所や県の職員の合計6名の方が来芸されました.
昔は山から肥料,燃料,建築材など,たくさんの恩恵を受けて生活していました.しかし今では山の木を切ってもお金にならない.山からもらっていたものが化学肥料や石油など,外部から手に入るようになったなどの理由で,放置林が増えてきています.その結果山林を維持するために,税金やボランティアといった人材が山に費やされるという,過去とは反対の現象が起きています.
その現状を変えるため,個人でも木を出しやすい仕組みを構成し,切り出された木を地域通貨で買い取り,加工販売し,山を保全しながら地域経済も活性化させようという取り組みが,芸北せどやま再生事業です.この取り組みの設立の経緯や,体制などを,スタッフより説明しました.
未来を担う地域の小学生たちが,真剣にせどやま授業に取り組んでいる姿をうつした動画では,教育の場面でも事業が活用されていることに驚いていました.
前日,庄原市の「東城木の駅」を視察されていたとのことで,木の駅で取り扱う針葉樹と,せどやまの広葉樹との扱いの違いや,地域経済の変化,芸北支所による「薪活」の取り組みについてなど,様々な質問も出て活発な意見交換となりました.
実際にせどやまの薪が使われている現場にも見学に行きました.
原油ではなく,主に薪を使って温泉を沸かしている,芸北オークガーデンの薪ボイラーや,同施設内の薪ストーブも,熱心に見学していました.薪が燃えた後の灰はどうしているのかなどの質問がありました.
昼食には芸北オークガーデンの「せどやま定食」をいただき,ほかの視察先や事例などの話で盛り上がりました.
細やかなヒアリングの時間もあり,視察は終了しました.
今回の視察で,各地の共通する課題や,視察の整理が協議できました.