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特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加して

今夏、西中国山地自然史研究会でインターンを行なっている、会員でもある浜田悟志さんが、特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加しました。
以下、そのレポートです。


特別講義「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」に参加して
浜田悟志

 今回の特別講義では、兵庫県立大学景観園芸学校の白川特任教授を講師に、8月20、21日の2日間の行程で、芸北の自然、せどやま市場などを見学し、「森林循環による生物多様性保全と地域の魅力」について学びました。

1日目の最初は、芸北支所で芸北の自然や芸北せどやま再生事業、茅プロジェクトについて、過去の映像を見ながら説明を聞きました。その後、フィールドの見学と説明が有りました。最初に向かったのは霧ヶ谷湿原です。湿原内を歩きながら、歴史、再生の過程、生息、生育する動植物について聞きました。次に、向かったのは貴重なブナの原生林が広がる、臥龍山です。車で8合目まで登り、天候が雨ということもあって、車を降りたときには霧に包まれていました。樹木の種類、林床やブナが残った経緯などを聞き、山を降りました。最後に、芸北の自然博物館として、動物の剥製や植物の写真を展示している、高原の自然館に向かい、館内の見学を終え、1日目を終了しました。
2日目は、せどやま市場の見学から始まりました。市場では、地域内で伐り出したコナラやスギなどの木材を受け入れ、ボイラー用や薪ストーブ用などの薪に加工し、販売しています。加工時に出る、細かい木片を着火材として販売し、無駄にすることなく利用していたり、実際にどのように運搬、保存するのか説明が有りました。次に、芸北オークガーデン向かいました。ここは、薪ボイラーを導入し、せどやま市場で作られた燃料を使っています。実際に薪ボイラーが運転する様子を見学し、仕組みについて説明を聞きました。その後は雲月山へ向かい、広島県と島根県との県境まで歩きました。
道中で「山焼き」のやり方、目的、それによって得られる効果などの説明がありました。その後、廃校になった後、茅の倉庫として使われている、旧雲月小学校へ向かい、茅プロジェクトの説明を聞きました。昼食を取った後は、2日間で印象に残ったこと、人が自然に与える恩恵、自然が人に与える恩恵を班に分かれて意見を交換し、この講義のすべての行程を終えました。
芸北には、貴重なブナの原生林や雲月山の草原には北広島町のレッドデータブックに記載されている貴重な植物が数多く、生育しています。また、薪、茅といった地元でとれたものを加工し、燃料として地元の施設や一般に販売するという一見すると普通のことではありますが経済的な面から見ると、とても画期的で効率的な使い方であると思います。
今回、この特別講義に参加して、芸北の魅力は、ここでしか見ることはできないと感じました。

【イベント案内】深入山の植物観察会(2022.9.11.開催)

山焼きによって草原が維持されている深入山では、どんな植物が生育しているのでしょうか。同様に維持されている近隣の雲月山とは、どのような違いがあるのでしょうか。深入山の成り立ちや植物についての説明を行った後、ゆっくりと歩いて観察します。頂上付近で昼食となりますので、お弁当をご準備ください。

  • 開催日時:2022年9月11日(日)9:30〜15:00頃まで
  • 集合場所:深入山グリーンシャワー駐車場
  • 講師:大竹邦暁・佐久間智子・中島康弘
  • 準備:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳)、お弁当、ピクニックシート
  • 定員数:15名
  • 参加費:観察手帳をご持参の場合:無料
    一般:500円

お申し込みはこちらから

    ○初めて参加される方は,以下の項目もご記入ください.

    ○以下は,任意でご記入ください.

    【イベント案内】SDGsから見た東広島の水環境(2022.8.11.開催)

    西中国山地自然史研究会の昆虫観察会などでお世話になっている、専門員の岩見先生からイベントの紹介がありました。

    西条・山と水の環境機構
    20周年誌出版記念シンポジウム

    SDGsから見た東広島の水環境

    龍王山を源流とし、長い年月を掛けて育まれた地下水で醸される西条の日本酒。
    この酒のもとになる水を20年間にわたって守り、山づくり、水づくり美しいふるさとづくりを続けてきた機構の活動をはじめ、大学にょる最新研究成果から見えてくる地下水の現状、東広島市によるSDGsへの取り組みなどを紹介します。

    日時:令和4年8月11日(木・祝) 13:30〜16:30
    場所:東広島市総合福祉センター・3階大ホール(東広島市西条町土与丸1108)
    申し込み:下表に必要事項を記載してファックスまたはQRコードから入力
    締切:8月7日(日)ただし先着順120名まで
    主催:西条・山と水の環境機構
    共済:広島大学SATOインキュベーション研究拠点
    後援:東広島市

    お問い合わせ・申し込み
    西条・山と水の環境機構事務局
    FAX:082-422-2668
    TEL:082-421-8032(月・木10時〜15時)


    芸北中学校職場体験2日目(2022.8.3)

    高原の自然館では、芸北中学校の職場体験を受け入れています。
    2日目の今日は、高原の自然館にて様々な仕事を体験してもらいました。
    昨日に続き、片桐颯太くんに今日の体験を報告してもらいます。

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    職場体験2日目の 片桐颯太です。
    今日は高原自然館での接客をしました。ちょくちょくお客さんが来られて前田さんの接客の仕方を学びました。
    実際先生にガイドしたりしました。今の季節にはゲンノショウコやネジバナなどたくさんの花たちを見ることができます。
    館内のたくさんの面白い話など聞く事ができました。イワミサンショウオの餌やりもする事ができました。今日もとても楽しい1日でした。
    明日で最後になりましたがしっかりと学んでいきたいです。

    【イベント案内】昆虫を捕まえて観察してみよう(2022.8.7.開催)※再投稿

    人数にまだ余裕がありますので、再投稿します。
    夏休みに入りました。
    八幡高原で、昆虫観察をしてみませんか?

    気持ちの良い草原で、気軽に昆虫採集を体験してみよう。
    専門家が採集の方法、昆虫の扱い方、名前の調べ方、生態などを解説します。
    夏休みの自由研究のヒントになるかも。
    芸北地域での保全活動の取り組みやイベントの案内も行います。
    ※採集した昆虫は、観察会後に放します。

    • 開催日時:2022年8月7日(日)9:30〜12:00頃まで
    • 集合場所:山麓庵(高原の自然館横の古民家)
    • 講師:岩見潤治
    • 準備:基本セット(山を歩ける服装,雨具,飲み物,おやつ,筆記用具,メモ帳)、虫取り網、虫かご
    • 定員数:20名
    • 参加費:観察手帳をご持参の場合:無料
      一般:500円

    お申し込みはこちらから

      ○初めて参加される方は,以下の項目もご記入ください.

      ○以下は,任意でご記入ください.