8月も終わりに近づいてきました。
残暑が続く中でも、目に映るものに少しずつ秋の色が混ざり始めています。
朝、高原の自然館の周りを散策中、マツムシソウにとまるツマグロヒョウモンと遭遇しました。
ツマグロヒョウモンの名前の由来は、羽の模様がヒョウの体に似ていることと、端を意味する「ツマ」が黒いことです。
オスは敵から身を守るために、毒のあるチョウ“カバマダラ”に擬態するそうで、とてもゆるやかに飛翔します。
今朝も、マツムシソウの周りをゆらゆらと飛んでいました。
館内ではアブラボテとドジョウを生態展示しています。今日は冷凍赤虫を水槽の中に入れ、様子を観察しました。
水面に浮かぶ赤虫をアブラボテが素早く泳ぎ寄り、独り占めしようと次々と口に運びます。
一方ドジョウは落ち着いた様子で水面に沈んだ赤虫をじっと待ち構え、見つけると静かに吸い込むように食べます。
館内に立ち寄った際は、この小さな水槽の中で繰り広げられるいきものたちのやりとりも、ぜひ観察してみてください。
(見習いスタッフ)

緑の中に目立つオレンジ色のコオニユリ。そっくりさんのオニユリとの見分け方は、ムカゴかあるかどうかだそう。
ぐるぐると捩れながら、かわいい小さな花をつけるのはネジバナ。
白だったり薄桃色だったりと、花によって色が多少違ってくるチダケサシ。それぞれの違いを見比べてみるのも楽しいかも…?
白い大きな花をたくさんつける、ウバユリ。
枯れ枝の先には、赤とんぼの一種、ノシメトンボが止まっていた。
深い青と緑の生える霧ヶ谷湿原。
緑の中に、スッと立つ白は、植物なのに「チドリ」と名前がつく「ミズチドリ」。湿原ならではの花の一つだ。
きのこの「チダケ」を集める時に使っていたという、「チダケサシ」。少しピンクがかった、白いふわふわの花がかわいい。
トラの尾に似ている…?オカトラノオも咲いていた。
花びらが少し捻れたように咲くのはトモエソウ。
備中地方で初めて見つかったということから名付けられたという、ビッチュウフウロ。
ビッチュウフウロより、小ぶりの花のゲンノショウコ。かつてはとてもよく効く胃薬として使われたという。
淡い青紫が綺麗なコバギボウシ。こちらも湿原や湿気た場所に咲く花の一つ。
霧ヶ谷湿原の木道を覆うような植物。散策の際には、怪我防止のために長ズボンがお勧めです。
湿原に生えるハンノキの木漏れ日を感じながら歩くのも、気持ちの良いひととき。
深い緑の霧ヶ谷湿原に、黄色いアクセントのように咲いているハンカイソウ。小さなヒマワリのような、キク科の仲間。
終わりかけてきているけれど、ノハナショウブもまだ綺麗。
牧野富太郎博士の逸話で有名な、カキツバタとの見分け方は、花びらの中の筋。カキツバタは白だけれど、ノハナショウブは綺麗な黄色。
淡い黄色の、クサレダマ。「くされ だま」ではなく「くさ れだま」。レダマという低木に似た草だから、というのが由来だそう。
足元をよく見ると、可愛い薄ピンクのビッチュウフウロも咲いていました。
まだつぼみの多いヒヨドリバナには、アクセントのようにヒョウモンチョウの仲間がやってきていましたよ♪