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本年もよろしくお願いいたします

明けましておめでとうございます.
昨年は,多くの方にご支援,ご協力をいただき,活動を続けることができました.
本年も,西中国山地の自然の大切さを楽しみながら学べるよう,様々な観察会やイベントを企画していきますので,高原の自然館,ならびに西中国山地自然史研究会をよろしくお願いいたします.

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本年もよろしくお願いいたします
年明け後の自然館の様子.
雪に覆われ,静かに4月の開館日を待っています.

仕事納め

高原の自然館は,本日26日が仕事納めとなります.
仕事始めは,1月5日(月)です.

今年も多くのご支援,ご指導いただき,ありがとうございました.
来年もどうぞよろしくお願いいたします.

それでは,良い年末年始をお過ごしください.

第10回全国草原サミット・シンポジウムin阿蘇

西中国山地自然史研究会の大きな事業の柱のひとつに草原保全活動があります。
草原保全の活動は、全国で行なわれており、仲間もたくさんいます。減り続ける草原の保全や活用を考え、未来に草原を残していくため、第10回全国草原サミット・シンポジウムが開催され、西中国山地自然史研究会も理事長をはじめ3名で出席しました。

1日目はエクスカーションで、草千里の見学、輪地切りの現場、草泊まりの見学に参加しました。雄大な阿蘇の自然の中でも、草原がある風景は絶景で、草千里では広さやどこまでも続く草原にため息がでました。
その草原を支える活動の紹介もあり、実際に輪切りをしてる現場を見させていただきました。ボランティアさんの中でもリーダの方が集まっていました。この現場はかなりの急傾斜で、経験が必要です。講習を重ね、経験年数もかなり多いボランティアがおられました。夜峰山から見る景色もこれまたすばらしかったです。
最後に草泊まりを紹介いただき、昔からの知恵や技を受け継ぐ大切さを肌で感じました。草泊まりは素朴な作りですが、広大な草原での草刈りには欠かせないものです。カヤを利用して宿泊テントを作れるなんて、すばらしいと思いました。小学生の学習などに使われていると聞いてうらやましく感じました。

2日目はシンポジウムで、基調講演・事例報告・分科会などがありました。西中国山地自然史研究会ではパネル展示、書籍販売をしました。
シンポジウムの中では、草原の価値や各地の活動紹介、課題などが取り上げられました。草原をとりまく大きな話題から、小さな動きまで知る事が出来ました。
芸北からは芸北小学校6年生が第5分科会内の子ども草原サミットで発表し、次世代の担い手として「環境保全の活動を続けること・自然資源の利用のしくみを見つけること」を体験を通して学び、そこからの提案を堂々と発表しました。他地域の子どもたちも、地域の活動を通して、草原の必要性や野焼きの大切さなどをそれぞれの視点で発表しました。
最後は「第2回全国子ども草原サミット宣言」が採択され、分科会は幕を閉じました。
続いての全体討論会では、パネラーとしてしらかわハカセも登壇しました。各分科会からの報告はどれも興味深く、体が5つあったら全部聞けたのになーと思いました。これからの担い手である子どもたちから、大変積極的な意見も飛び出し、会場の参加者からは大きな拍手がわき上がりました。そして最後に全国草原シンポジウム阿蘇宣言が読み上げられました。阿蘇宣言には、草原の経済的価値を明らかにしたり、「残したい日本の草原100」の選定に取り込むことなどが盛り込まれていました。

この夜の交流会では、各地からの参加者と懇親が計られ、草原の話題を中心に多いに盛り上がりました。

最終日は草原サミットの開催です。各自治体の首長が一堂に会し、各地の報告や課題などを紹介したあと議論をされました。私たちの町、北広島町も箕野博司町長がプレゼンテーションをされました。「ふるさと学習」での草原利用などの話題をお話され、会場の参加者はメモを取ったり、北広島町の取り組みに熱心に聞き入っていました。
サミットの最後は、草原サミット宣言の採択です。
第8回のシンポジウム宣言は北広島町で採択されており、宣言は「草原はいつも私たちのそばにありました」と始まります。草原がある暮らしが当たり前だった時に比べ、社会や文化の変化で環境も変化しています。残さなければならないものは何か、その為には何ができるのか、という意識を持つ重要性を認識した思い出深い宣言です。同時のサミット宣言も安全確保や継承にも触れ、持続可能な取り組みである続けるよう支援やしくみの再築を願い、後世に引き継ぐことを宣言しています。

第9回を経て、第10回の阿蘇宣言では草原の役割や価値を広め、保全や再生を具体的に取り組む5つの提言が宣言されました。
テーマである「守りつなごう草原の恵み!おとなも子どもも!」が実現し、多様な恵みある草原の価値が高まり、次世代へ引き次がれることを願ってやみません。

ボランティアさんと一緒に撮ってもらったよ。福岡から参加されているとのこと。

ボランティアさんと一緒に撮ってもらったよ。福岡から参加されているとのこと。

芸北では「火道をきる」というが、阿蘇では「輪地切り」という。

芸北では「火道をきる」というが、阿蘇では「輪地切り」という。

ボランティアさんの活動について説明中。野焼・輪地切りには延べ14000人が参加するとか。スケールの違いにびっくり!

ボランティアさんの活動について説明中。野焼・輪地切りには延べ14000人が参加するとか。スケールの違いにびっくり!

ブースでは西中国山地自然史研究会の理事による説明も。

ブースでは西中国山地自然史研究会の理事による説明も。

第5分科会は「第2回全国子ども草原サミット」。 ふるさとの草原は宝の山!ぼくたち草原まもるモン(草原守人)がテーマ。 芸北小学校6年生も登場。つなぎがいいね!

第5分科会は「第2回全国子ども草原サミット」。
ふるさとの草原は宝の山!ぼくたち草原まもるモン(草原守人)がテーマ。
芸北小学校6年生も登場。つなぎがいいね!

くまモンとはらっぱー。

くまモンとはらっぱー。

各地から自己紹介@北広島町

各地から自己紹介@北広島町

第2分科会コーディネーターしらかわハカセが、報告する。

第2分科会コーディネーターしらかわハカセが、報告する。

阿蘇で神楽が見れるとは!八岐大蛇。

阿蘇で神楽が見れるとは!八岐大蛇。

全国草原サミット内で北広島町の取り組みを発表された箕野町長。

全国草原サミット内で北広島町の取り組みを発表された箕野町長。

冬期休館のお知らせ

本日から高原の自然館は冬期休館となります.休館期間と連絡先は以下の通りです.

   冬期休館期間:11月25日〜4月24日
   冬期の連絡先:北広島町役場芸北支所2階
          高原の自然館研究室
   〒731−2323
   広島県山県郡北広島町川小田75
   メール:staff@shizenkan.info
   電話番号:080-6334-8601
   FAX:0826-35-0386
   ※平日(月〜金)の9:00から17:00まで

大阪自然史フェスティバルにてブース出展

11月16日(日)に行なわれた大阪自然史フェスティバルでのブース出展の模様をレポートします。
西中国山地自然史研究会の情報発信事業として、大阪市立自然史博物館にて開催される「大阪自然史フェスティバル2014」にてブースを出す事となりました。
大阪自然史フェスティバル」は、自然関連のサークル、地域の自然保護団体等が一堂に会して出展する文化祭だそうです。
関連の企業や団体が、活動紹介やワークショップ等を通じて、来場者に大阪の自然の現状や自然に関わる楽しさを知っていただくために、博物館と認定特定非営利活動法人大阪自然史センターの共催で開催するイベントと聞きました。
今回は「里山の利用と生物多様性」をテーマにしたブース展開やシンポジウム「2010年代の里山管理シンポジウムII 薪のある暮らしは何を変えるのか」が開催され、その中でしらかわハカセが発表をするとのことで、応援がてら、理事2名と事務局1名で、遠征しました。
二日間の日程で行なわれるフェスティバルなのですが、千町原の草刈りがあったため、一日のみの参加となりました。
とにかく驚いたのは、博物館の大きさと、人の多さ、そして自然に関わる団体の熱気です。
地域の自然保全、特定のいきものを守る会、企業など本当に様々な団体がブースを出展し、それぞれの活動や商品をPRしていました。
ずっとみていたかったのですが、私たちの研究会では、団体のPRに加え、フェスティバルのテーマである「里山の利用と生物多様性」に合わせ、「芸北せどやま再生事業」に関連した展示をしました。
丸太のくらべっこや、ネームプレート作り、年輪さがしを通して、地域の森林の利用や状況をお伝えすることとしました。
親子連れの方を中心に、年輪を見てもらった小さな輪切りの木材に、名入れをしてもらうのが好評でした。
せどやまの材で作った1/f(エフぶんのいち)さんの雑貨も、みなさん手にとって見てくださいました。
大阪といういつもとは違うフィールドでしたが、博物館の学芸員さんや、NPOのスタッフの方が暖かく迎えてくださり、安心しました。

そして、しらかわハカセの講演にも応援にいきました。高原の自然館のフィールドミュージアムとしての役割や、保全活動の数々、芸北せどやま再生事業や、行政が始めた薪活!の取り組みについて、テンポよく紹介がありました。
「せどやま」という地域に根付く里山を指す言葉ばあったからこそ、「どんな里山にしたいか」という共通の認識を持つ事ができ、めざす生態系の姿も共有できたことや、木材の利用の出口を作り、個々のつながりをつなげる事でいっそう木の利用が促されること、そして子ども達に「体験」させる場面を作ることが重要だというまとめがありました。
その後のディスカッションは見る事ができませんでした。
「薪のある暮らしは何を変えるのか」というテーマの結論が出たのかどうか気になるところです。

一日だけの参加でしたが、他の団体の展示を見させていただいたことは大きな糧となりました。
西中国山地の豊かな自然の中で、地域の方たちと連携しながら里山文化を継承し,持続可能な地域社会の実現できるよう、この経験をしっかり活かしたいと思います。

西中国山地自然史研究会のブースの様子 

西中国山地自然史研究会のブースの様子

せどやまの木を使った雑貨

せどやまの木を使った雑貨

人だかりのブース

人だかりのブース

親子連れが多かった

親子連れが多かった

今回のテーマ

今回のテーマ

シンポジウム「2010年代の里山管理シンポジウムII 薪のある暮らしは何を変えるのか」

シンポジウム「2010年代の里山管理シンポジウムII 薪のある暮らしは何を変えるのか」

薪活!はっぴでPR

薪活!はっぴでPR

しらかわハカセの発表

しらかわハカセの発表

ディスカッションは森林組合の方も参入

ディスカッションは森林組合の方も参入