雨が降りそうな天気の中,今回は7人の参加者が高原センターへ集合しました.子どもの参加者と,取材のため,きたひろネットの方がいましたので,少人数ながら賑やかなスタートとなりました.例年通りカンジキ作りでは,木の枝とロープを使って行います.カンジキの材料や作り方は家々によって違い,坂井先生の家はガマズミを使うそうです.木を輪っか状に曲げる作業は先生が準備され,その輪を参加者がそれぞれ自分に合うものを選びました.次に,片足で8mのロープを使うので,同じ長さのものを一人2本用意します.結構な長さがあるため,子供たちにも手伝ってもらいました.準備ができたので,用意したロープで巻いていきます.この作業がなかなか難しく,男結びなどの変わった巻き方もあるため,何度も先生の巻き方を見ながら巻いていきました.巻いては直しを繰り返しながら段々と形になっていくのは楽しく,悩みながらもそれぞれ自分のカンジキが出来上がりました.最後に,出来たカンジキをきたひろネットの方に撮っていただき,終始にぎやかなカンジキ作りとなりました.
今回の講師ははらっぱー米やはらっぱー大根を生産されていることでもおなじみの坂井先生.
先生を取り囲んで輪になり,かんじきがどのように使用されていたかなど興味深いお話を聞く.
まずはロープの準備から.長さを測って着る作業.
先生の手元をみながら,真似てみる.
輪を巻き付けていくことを「さなぐ」という.家によって色々な輪のさなぎかたがあるらしい.
一番難関の男結びにトライ.
片足を終えてもう片足だから,余裕をもって巻き付ける.
できあがりを履いてみる.履き方にもコツがある.
履き心地はどうでしょう?
きたひろネットの取材をうける参加者.
最後に記念撮影.みんな自信作です!